2012年1月28日

荒木高子さんの「砂の聖書」で、時間と緊張感を味わう

 兵庫陶芸美術館で開催されている「荒木高子展 心の深淵に迫る」(2月26日まで)を見た。同館は、丹波焼の窯がならぶ地域に作られた陶芸専門の美術館だが、大阪から丹波路快速で50分、1時間に1本あるかないかのバスを乗り継いで10分余と、とてもアクセスが不便である。
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 展覧会は、2004年に82歳で亡くなられた荒木さんの、没後初の本格的な回顧展で、初期の作品から「聖書」のシリーズなど晩年までの約70点が展示され、写真家・篠山紀信さんによる記録写真まであり、魅惑的な荒木さんの世界を満喫できる充実した展示内容だ。

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2012年1月26日

読んでも良いけど、時間の無駄。それより新しいCDを聴こう!

 何かについて書くとは、それを読む人の「利益」になって欲しいからである。急いで付け加えよう。「利益」とは、儲かる、嬉しいなどといった肯定的という意味だけではない。批判や否定的意見も、広い意味での読んだ人の「利益」(違った視点を提供する、知的刺激になる、行動のきっかけになる)になるなら、広い意味で取り上げる価値がある。普通の読解能力があるのなら、その文章のニュアンスや機微も感じ取れるだろう。
 何かを人に知って欲しいから、聴いて欲しいから文章を書く。音楽研究でも、評論でも読んで、続いて音楽が聞きたくなれば最高だ。
 ところが、批判をけなすこととしか理解できない。その上に、自らの責任にまったく触れない下らない本がある。誰の「利益」にもならないから、無視するのが一番で、言及するのもばかばかしい「トンデモ本」である。中山康樹さんの『かんちがい音楽評論 JAZZ編』(河出書房新社)。文字通り、この書を捨て街に出よう、音楽に浸ろう。

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2012年1月25日

新年1月の山中千尋さんのライブは、熱気がすごい

 1月20日、金曜の夜。名古屋ブルーノートに駆けつけた。2012年初めてとなる山中千尋さんの国内ライブで、セカンド・セットに何とか間に合った。
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 新しい曲も披露してくれて、熱気と盛り上がりに満ちたブルーノートだった。

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2012年1月23日

聖夜と誕生日を祝う山中千尋さんのライブを東京TUCで

 大雪の山形・新庄から一夜明けた2011年12月24日。クリスマス・イブは東京TUCである。昨年に引き続き、年末の「締め」は、山中千尋トリオのクリスマス・ライブなのだ。
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 山中さんのホーム・グラウンドといっても過言ではない小さなクラブで、3セットを、ばっちり堪能した。そして、メリー・クリスマスで、26日の誕生日を控え、お誕生日おめでとう、でもある。

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2012年1月22日

勘違いする人

 音楽評論は、難しいと思う。かんちがいすることもある。それは、「音を文字で説明する」などという次元の話ではない。
 音楽評論は、学術研究、つまり「音楽」を「学」として研究し、その成果を発表するわけではない。作品を享受する人、演奏する人、作る人の間(あわい)に立って、人に読ませる「評論」を、それも同時代性を帯びた形で、書かなければならないからだ。

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2011年12月31日

クリスマス直前の新庄で、山中千尋さんの熱いライブを

 クリスマスの連休になって、文字通り「ホワイト・クリスマス」となった。山形・新庄のジャズ・クラブ「レキシントン新庄」では、大好きなピアニスト、山中千尋さんのライブが、12月23日、開かれた。ほぼ毎年開催され、8年目という。
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 定員80人の小さなクラブだが、満員で場内は熱気に包まれた。外は、雪と凍結した路面だった。

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2011年12月26日

10代が企画したコンサートで山中千尋さんのデュオを

 12月18日、前橋の群馬県民会館(ベイシア文化ホール)で、ジャズの魅力と題した「ティーンエイジャー・コンサート」が開かれた。群馬出身の音楽家の演奏や、山中千尋さんのジャズ講座、山中さんのピアノとベースのデュオの演奏と、盛りだくさんの催しだった。
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 1000人近い来場者が集まり、終演後のサイン会には1時間以上の行列ができる盛況。演奏はもちろん、山中さんが出演者を紹介したり、インタビューしたりと、別の一面をみることもできた。

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2011年12月17日

山中千尋さん、秋のツアー、最終会場は大阪で

 大好きなジャズ・ピアニスト、山中千尋さんが新アルバムのメンバーであるニューヨーク・トリオで、国内をツアーした最終会場は、11月22日のビルボードライブ大阪となった。満員の会場で、たっぷりと演奏を披露してくれた。
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 お酒を飲んでも、お腹一杯になると酔わないように、寒さも宵も吹き飛ばす夜になった。

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2011年12月 9日

華やかな東京ミッドタウンで山中千尋ニューヨーク・トリオを

 年末が近づく、イルミネーションが綺麗な東京ミッドタウンに位置するビルボードライブ東京で、11月20日、山中千尋さんのニューヨーク・トリオによるライブが開かれた。
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 落ち着いた雰囲気のクラブで、新しいアルバムからだけでなく、以前のアルバム収録曲も含め、多彩で嬉しい千尋ワールドを満喫した。

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2011年12月 8日

水戸の雨を吹き飛ばす、山中千尋さんのNYトリオ

 直前まで降っていた雨も上がる。ガラス張りが美しいジャズ・クラブ、水戸のB2(ビー・セカンド)の11月19日は、熱気に満ちていた。山中千尋さんのニューヨーク・トリオによる演奏で、B2での演奏は、2010年7月以来になる。小さなクラブで、ピアノの生音が耳にくっきりと残る。
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 山中さんは、朝の群馬、午後の鹿島と、本日3本目となるトリプル・ヘッダーのタイトなスケジュール。でも、勢いあるステージを披露してくれた。

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2011年11月 9日

iMacが登場した1998年の衝撃

 米アップルの創業者の一人、スティーブ・ジョブズが、2011年10月5日、亡くなった。
 一方的に礼賛もしないし、必要以上に貶めるつもりもない。倒産寸前だったアップル・コンピュータを時価総額で世界一位を争うアップルにした業績は卓越したものだし、「公式伝記」でも散見される醜悪な部分も含めて、すべてがスティーブである。
 初代iMacが、1998年に登場したとき、「パソコン批評」に同機のレビューを書いた。懐かしい当時の記録である。

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2011年10月31日

大阪で初めて、山中千尋さんの販促ライブ

 10月1日の土曜日、山中千尋さんの新アルバム『Reminiscence』の発売を記念した販促ライブが、大阪・ロイヤルホースで開かれた。大阪で同種のライブが開かれるのは初めてだろう。アルバムを購入した上で、抽選で当たった100人余りが参加した。
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 ロイヤルホースは、生演奏の楽しめるジャズ・クラブで、JBLの大きなスピーカもあり、木目を基調とした内装で、高級感がある。

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2011年10月24日

山中千尋さんの新アルバム・リリースパーティが東京コットンクラブで

 9月23日、24日の両日、東京・丸の内のコットンクラブで、山中千尋さんの新アルバム『Reminiscence』の発売を記念したリリース・パーティが開かれた。
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 アルバム収録曲だけを演奏する今までにない構成で、山中さんの歌声も披露され、新しい魅力が一杯のライブだった。

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2011年9月23日

仙台の街に音楽が溢れ、山中千尋さんの演奏が響く

 20年以上の歴史を誇る「ジャズ・フェスティバル」、定禅寺ストリートジャズフェスティバルが、今年も開かれた。9月10、11日の両日で、11日のドコモ・タイアップステージを聴きに行った。
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 もちろん、お目当ては大好きなピアニスト、山中千尋さんのトリオ。入りきれない来場者が外からも見守るなか、明るいガラス張りの会場は、その熱演に包まれた。

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2011年9月14日

山中千尋さんのライブで鉄の街、北九州の夜が熱いのだ

 のんびり進む台風の影響で、強い風が止まない9月3日の夜。北九州市の若松市民会館大ホールで、山中千尋トリオのライブが開かれた。若松鉄人Jazz15のプレミアムステージという位置づけで、予定時間を大幅に超過する盛り上がりだった。
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 九州での山中さんのライブは久しぶりで、800人規模の大ホールが埋まる。震災復興支援をうたったイベントで、入場料の一部を義援金にあて、郡山のフロンティア大使をつとめる山中さんがその目録を預かった。

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