2004年3月15日

安売りで買ったイタリアレーベルでGiorgio Azzoliniを楽しむ

 イタリアのレーベル「Rearward Records」のCDがHMVで安売り箱に入っていた。以前、同じレーベルのAmedeo Tommasi「ZOMBONI 22」を聴いて(これも安売りで買ったうちのひとつ)、結構楽しめた記憶がある。紙のカバーに包まれて、普通は結構な値段がするけれど、半額以下になっていた。
Azzolini.jpg
 2枚買ったうちの一つが、Giorgio Azzolini(b)の「WHAT'S HAPPENING?」である。ピアノトリオで、聴きやすいだろうと回してみると。あれあれ。ちゃんと耳を澄まして聴きたくなる作品だ。

 レーベルは、調べてみると1960年代のイタリアジャズを復刻し発売しているようで、カタログには見たことも聴いたことも無いアーチストの作品が並ぶ。ヨーロッパのレーベルについては全く不勉強で、どれがどれだかさっぱり分からない。
 1曲目は、Bill Evansの「Interplay」。Evansの演奏によるちょっと寂しい雰囲気のピアノとトランペット(Freddie Hubbard!)、ギター(Jim Hall!)の「相互作用」をふまえたシンプルだが聴きやすい演奏。ベースの力強い音で、立ち直って涙目で空を見上げているような雰囲気だ。2曲目は、Azzoliniによるオリジナル「What's Happening?」。急に前衛ジャズのようになってよく分からない。うーん、といったところ。前衛ジャズはほとんど聴かない。中上健次の本にだまされたAlbert AylerのCDを買って、中上を恨んだこともある。もちろん、歴史的には意義があるのだろうけれど、趣味で聴く音楽ではないと思っている。
 と思っていると、3曲目はHeyman/Yougの作品。これも普通に聴けるピアノトリオ。で4曲目は前衛曲。交互に出てくる。恋に落ちたことと、この演奏のつながりがさっぱり分からない。
 5曲目のAzzoliniによる「We Mean The Blues」は普通に聴くことにできるぎりぎりの線。ベースとピアノの合っているような食い違うようなメロディーから始まる。最後が笑える。6曲目も前衛曲。4より聴きやすいダイナミックな作品。最後は、ほっとするようなPakerの作品。人を食ったようなピアノで始まって楽しい。
 安売りの棚は楽しい。

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