2005年10月 1日

2回目の横浜トリエンナーレはまずます?

 9月28日から始まった「横浜トリエンナーレ2005」(12月18日まで)に行ってきた。会場は横浜・山下公園先の倉庫である。倉庫だけに空調はなく寒い時は防寒具が必需品だろう。前回は国際展示場「パシフィコ横浜」と赤レンガ倉庫だった。
yokohama2005.jpg
 みなとみらい線の元町・中華街駅がもよりで、会場入口には巨大なコンテナを組み上げたルック・デルーによるゲートが立っている。しかし、入口から会場までが遠い。赤と白の旗の下を延々と10分近く歩く。バスもあるけれど、運転間隔が長いので歩いた方が早い。

 3年に一度のトリエンナーレといいつつ、前回の2001年から1年遅れの今回は、前回のような巨大な目を引く作品や有名人の作品はないけれど、「壮大な学園祭」のようで楽しい。1日あれば会場内は回れるだろう。ただし、会場外の展示もあるので、あまり欲張ると疲れてしまいそうだ。

 今回のテーマは「アートサーカス(日常からの跳躍)」。ふとした日常を少しずらす作品が並ぶ。ゆえに、あまり巨大な非日常的な作品はない。カーペットを削って動物の形をつくったり、ファストフードの紙袋を切り取って木を表現したり。ちいさな材木が並んだり。阪神大震災から10年経った現在の写真もある。
 埠頭の突端にはなぜかビニールシートに水が注がれて、海に流れていっている。近くにある作品の一部なのかもしれないけれど、その説明は無く誰の作品か分からないけれど、そこから見える港とベイブリッジが気持ち良い。
 ビールなどの飲物や軽食も、屋台村(?)で楽しめる。ビールを瓶から直接ぐびぐび。港らしい気分が出る。

 会期初頭のためか、未完成の作品もあった。「運動態としての展覧会(ワーク・イン・プログレス)」だそうである。また退屈きわまりないことが多い映像作品は、少なくなっているような印象だ。

 前回は会期後半にならないとでき上がらなかった図録も2000円で完成しており、会場を見て回るのに大変便利。

 ちなみにテーマ通りだが、最初の4日間しか行われない「ビュラン・サーカス」をみた。「芸術性の高い」サーカスというよりは、うらびれた場末に巡業している「サーカス団」のようで、大失敗であろう。入口から会場にぶら下がっている赤と白の三角旗は同じくビュランの作品だが、こちらは風にたなびく姿は奇麗。

 疲れてしまって中華街に行く元気はなかったので、もう一度行って今度こそ中華を食べて帰ろうと思う。

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