暖かいテナーで寒い冬の夜を、Houston Person『All Soul』★★★★
音楽を聴く快楽。小難しいことや、新しさを求めて「頑張っている」姿ではなく、メロディーとハーモニーを素直に聴いて、この季節の夜なら、それで暖まること。

Houston Person『All Soul』(Highnote Record)は、テナーサックスの音色を、ただただ単純に楽しむためのアルバムである。難しいことはなし。力強い暖かい音楽で、寒い夜にぴったりである。
Houston Person(ヒューストン・パーソン)は、1934年、サウスカロライナ州フローレンス生まれ。最初はピアノを弾いていたけれど、テナー・サックスに転向した。芸術的創造力ではなく、パワーから生まれる太い(=暖かい?)音だけが魅力である(本人に怒られそうだが)。
ちなみに本作のレコーディング技師は、Rudy Van Gelderである。
メンバーは、Eddie Allen(tp)、Stan Hope(p)、Randy Johnston(g)、Per-Ola Gadd(b)、Chip White(ds)で、収録されてるのは以下の通り。
1、Why Not
2、All Soul
3、Bossa For Baby
4、Wonderland
5、Let It Be Me
6、So What
7、Time Stood Still
8、Two RB's
9、Please Send Me Someone To Love
10、Put It Right There
1は明快なメロディで、クラブで食事をしながら聴くのにぴったりなオリジナル。2はサックスの音色が本当に暖かい。3は大好きなHank Mobleyの作品。Stan Hopeのピアノが良い。
何とも楽しげな4から、5は一転してゆっくりと流れるバラード。
6はMilesの有名曲。ベースの弾ける音でスタートし、繰り返されるフレーズから、サックスが入ってくるのは確かにカッコよく、「だから何!」である。あまり好きでないギターが軽やかな7。8は気取った大人のようで素敵。9は何だか場末の酒場でくだを巻いているようだ。目出度く終わる10。
今日は成人の日。「なんちゃらマンデー法」で、15日だったのに毎年変わるようになった。
体育の日も動くし、休日の趣旨が変わって単に連休を作るのが目的なら、2月11日も、12月23日も動かしていいのでは?
その日固有の理由があって休日にするのなら分かるけれど、連休のために理由も何もなく、動かしてしまうのならいつでもいい、
固有の理由がある日(誕生日など)は平日でも、祝うなりすればいいわけで、休日である必要はない。こんなことを思ったのは、今年の1月2日は、何とも無駄な振替休日で、この際、6月12日あたりに、再振替して欲しいものだと思ったからである。
明日からまた会社である。やれやれ。

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