2006年11月10日

六本木・サテンドールで、市原ひかりを聴く

 11月6日、会社帰り。発作的にライブに行く。
 トランペットの市原ひかり。CDショップの店頭で2作目『Sara Smile』(ポニーキャニオン)を見かけたけれど、レジには運ばなかった。ジャケットの表情と「ヤンキー(?)」のような風情が今一つに思えたのだ。
 で、六本木・サテンドールで聴いた(見た)市原さんは、やはり23歳の「ヤンキー」であるが、素敵なトランペットである。

 吉野ミユキ(as)のセクステットの一員で、サックス、トランペット、トロンボーンの3管で、3人とも女性。ちなみにドラムスも。メンバーは、市原ひかり(tp) 、三好亜貴子(tb)、 野口久和(p)、 矢野伸行(b)、 鈴木麻緒(ds)。

 久しぶりのサテンドールで、飲み過ぎはいけないので、ウイスキーではなく赤ワインをボトルで頼む。前回来た時は煙草を吸っていたので、何となく手持ち無沙汰。

 定時の19時10分を少し回ってから、演奏がスタート。自己紹介のように全員にソロがまわる。
 メンバーは全員初めて聴く人ばかり。あだなが「ぎゅうちゃん」ことリーダーの吉野さんは「私にとって(サテンドールでは)初めての3管バンド」 。
 ところで、鈴木さんは、なんとも落ち着いた風貌で、「ドラマー」ではなく、マネージャーのよう。

 座った場所が悪かったのかもしれないけれど、6人が一斉に音を発しても、今一つお腹に響いてこない。それにトランペットにもマイクがついているけれど、狭いジャズクラブだし、マイク無しで、ガツンと鳴らしても欲しいものだ。

 とは言え、Horace Silverの曲が2曲続くなど、ファンキーでよろしい。ベース・ソロも心地よい。セカンドセットでは、市原さんがロングトーンをきめるが、余裕の表情。何となく冷めた雰囲気だけれど、まだまだ奥が深いのやもしれぬ。

 今風の23歳でこれからが楽しみである。そう考えると、矢野沙織さんはあまり今風でないような気がしてくる。

 さて、セカンドセットが終わって、ワインボトルも空になったので帰宅。夜風が涼しく気持ちよい。

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