2007年1月27日

19歳のジャズ・ピアニスト、松本茜さんを聴いてきた

 山中千尋さんのライブで何度も足を運んだ東京TUCの26日21時半過ぎ。
 「気をつけてお帰りください」。
 ピアニスト、松本茜さんの、照れているのだろうか、甘えたような声でステージが終わる。鳥取県米子市出身の19歳、日大芸術学部に在学中。スタンダードを中心に、上品で優しい演奏を聴かせてくれた。オリジナルも聴きやすく、これからが楽しみ。

 松本さんは、CDも未発売でどんな演奏かもまったく分からなかったけれど、TUCが「数年後には山中千尋、上原ひろみを追う新星ジャズアーチストに成長する事は間違いない」とチラシにうたうほどなので、聴きに来た。メンバーは上村信(b)、正清泉(ds)。
 店内で20人強が入って客席もゆったり。演奏を聴きながら、いつものバーボンをごくり。うまい。節酒しており、久しぶりにFour Rosesを飲んだ。
 
 2時間弱のツー・ステージは、おっとりして、ゆったりして、柔らかくて、やさしいピアノ。一歩間違えると、ホテルのラウンジのようになってしまいそう。
 スタンダード中心の選曲のせいもある。ただ、セカンドステージで披露してくれたオリジナル「Playing」や「Story」はメロディーも聴きやすく、グー!である。

 ポップで軽快な「In A Sentimental Mood」や「Mr. PC」なども嬉しい。尊敬するピアニストの一人が、Phineas Newborn Jr.とのことで、あとはもう少し力強く鍵盤を鳴らして欲しいところ。

 しかし、彼女は本当にまっすぐ奇麗に育ったようで、アンコール前に「アンコールをさせて頂きます」である。こちらが恐縮してしまいそうだ。

 ちなみに彼女のblogは結構楽しい。19歳の女性が何を考えているかは完全に想像の範囲外である。

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