2007年1月 1日

おやじのジャズ・リストで聴き直す

 とあるきっかけで、小冊子「Og Jazz (オジ・ジャズ) Older Great Jazz...」を頂いた。東京・吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」に集まる有志14人が15枚ずつ選んだ名盤紹介で、1985年以前に発表されたものから選ばれている。
 パラパラとめくっているうちに、このところ聴かなくなっていた古いアルバムを聴きたくなって、聴いた。

 早速、聴いたのが以下の3枚。

1、Hank Mobley『Reach Out!』(Blue Note)
2、Donald Byrd『Byrd In Hand』(Blue Note)
3、Stan Getz『Stan Getz In Stockholm』(Verve)

 特に1と2は、この数年聴いていなかったと思う。

 久しぶりに聴いて、そして、良かったのである。以前ジャズを聴き出して、いろいろ本や雑誌を見て、買って、聴いて、ワクワクして、困って、笑って、悩んでいた頃の記憶がよみがえってくる。あまり新譜ばかり聴いていないで、ちゃんと持っているアルバムをきちんと聴き直そうと思う。

 「Og Jazz」の選択がいいのは、いわゆる「歴史的名盤」とは全く違う観点から選ばれていること。14人の趣味なのである。Bill Evansの『Waltz For Debby』もなければ、Miles Davisの『Birth Of Cool』もない。
 だからこそ、新鮮で、ついつい再聴するだけでなく、もっていないアルバムをメモしてしまうのだ。購買意欲ばかり昂進し、ある意味で困ったものではあるけれど。

 ちなみに選んだのは評論家の岩浪洋三さんは別として、純粋なジャズ・ファン。30代から70代の男性と女性1人だという。ちなみに制作グループの代表者は平井清貴さんで、ogjazz@meg-jazz.comに連絡をすると入手できると思う。

 体裁も有志の小冊子とは思えないほど充実している。それぞれジャケット写真と百数十文字の紹介がつく。特にジャケット写真はうれしい。いいことかどうかは分からないのだけれど、どうもアルバムの記憶というのはジャケットのデザインを一体化している。時には、タイトルが分からず、そのデザインだけが浮かぶこともある。持っているかどうかの記憶もタイトルより、ビジュアルの方が確実である。逆にデザインが違って、ダブって買ってしまうこともあるけれど。
 そのため、iTunes Storeで買うと印象が薄くなるし、結局CDを買い直すことも。

 大晦日の昨日、欲しくなった5枚のアルバムを買ってきた。買い納めで、これから聴き初めである。
 本年もよろしくお願いいたします。

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