2009年2月22日

初めてのBillboard Live Tokyoで山中千尋トリオを楽しむ

 1月14日夜、全日空のANAカード会員限定で、スペシャルなライブが開かれた。山中千尋さんのニューヨーク・トリオだ。
BillBoardTokyo.jpg
 会場は東京・六本木の防衛庁跡地にに2007年に開業したミッドタウンの4階、Billboard Live Tokyo。ステージ正面やステージを見下ろす2階席などお酒と食事を楽しめる高級店で、あまりジャズのライブをやっていないのが残念。

 大好きなFourRosesのシングルバレルがあったので、ごくり。うまい。薄暗い会場で開演を待つ時間は何よりも嬉しい。
 定刻の19時、桐生の織物をつかった背中の大きく空いたドレスで山中さんが登場。メンバーを紹介する。
 ベースは、脇義典さん。ドラムスはGene Jacksonさん。

 演奏したのは以下の通り

ファースト・セット
1、Bravogue
2、Living Without Friday
3、When You Wish Upon A Star
4、Girl From Ipanema
5、Beverly
6、Impulsive
(アンコール)
7、Yagibushi

 ファーストセットは、重々しくスタート。ANA会員ということで、スーツ姿が目立つ会場に、山中さんの低音とリズムが舞う。2で、ベースとドラムスのソロを楽しむ。
 4は、米DownBeat誌で賞を取ったときの演目で脇さんはその時の「オリジナルメンバー」だとのこと。そのベースをバックに、披露されるピアノ・ソロが印象的だ。5では、山中さんの右手から繰り広げられる細かくも印象的なプレイがいい。
 6でも、激しくピアノがぐいぐい引っ張っていけば、ドラムスがうなり声を上げながらソロを披露する。20時、一旦終了。
 アンコールの時は、舞台後ろのカーテンが開いて、外が見える。ガラスに映る山中さんは、宙に浮いているようで浮遊感があって、素敵である。
ぐるんグルンと進化する八木節でファースト・セットは終了。一旦入れ替えだ。

 お酒も回って心地よく、セカンドを待つ。
 定刻、21時30分、3人が登場。早速、MCで全日空をほめる。飛行機が好きで、機内をパトロールする話し。ボーイングの747-400が特にお好きだとのこと。そうそう簡単にプレゼントできないから安心だ。

 演奏したのは以下の通り。

セカンド・セット
8、Liebesleid
9、In A Mellow Tone
10、What A Diff'rence A Day Made
11、Take Five
12、Carillon
13、Yagibushi
(アンコール)
14、Taxi

 情感のこもった8がいい。情と思いがピアノに込められる。激しい熱演でびっくりするくらい。すごかった。
 そのためか次の曲は予定を変更したという。「エリントンの曲を勝手にアレンジしています」とのこと。10は、いつものようにエフェクトをガンガンにかけてグビグビ。
 一転して、11は、すごくスタンダードに始まる。ベース・ソロがシンプルに音を刻んで、盛り上げる。12は、焦燥感が感じられるくらい。電話ボックスに閉じこめられて、作曲したという。そのまま13になだれ込む。激しい、激しい。山中さんの右手パワーとスピードは抜群である。
 お酒も回って、演奏を堪能して21時38分、終了。
 アンコールでは、カーテンも開いて、「何をやろうかしら」とのつぶやきに、「Taxi」との声が上がり、「Taxi」になる。ベース・ソロでしんみり。22時49分、終了。

 やっぱり、飲みながら楽しめるライブはご機嫌だ。Blue Note Tokyo、Cotton Club、そしてここ、ついでに横浜のMotion Blueも、制覇して欲しいものだ。

 六本木交差点近くのへぎそばは美味しい。

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