2009年9月 4日

Billboard Live Tokyoでの山中千尋さん。初日から大満足

 2周年を迎えるBillboard Live Tokyoは、ガラス越しに背後に公園の見える素敵な舞台や、内装や接客などにも高級感のあるライブ・ハウスだ。ジャズだけでなく、幅広いポピュラー音楽を紹介するブッキングで、山中千尋さんが2日間通しで登場だ。
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 初日の3日から充実の内容で、おいしいお酒と一緒に楽しめた。選曲は、新しいアルバムからもあってバラエティがある。2日目も楽しみである。

 ファーストセットは、5階のカジュアル席で楽しむ。ワンドリンクがつくのでJim Beamをロックでいただく。うまい。高い位置から公園の夜景をバックに見下ろしながら開演をまつ時間は、ワクワクしてきてうれしいものだ。ビールフェアをやっているようだ。全裸で騒いでいるタレントはいない。
 定時の19時を少し過ぎて、立派なエンジ色のカーテンが閉まって、山中さんが登場だ。片方の肩の出た黒いドレスで美しい。
 メンバーは、脇 義典(b)、Tommy Campbell(ds)で、スペシャル・ゲストが、有田純弘(g、banjo)。有田さんは、3月にあった江戸川区総合文化センター小ホールでの山中さんのライブにも出演され、すばらしい演奏を披露してくれた。
 演奏したのは以下の通り。

【ファースト】
1、Quand Biron Voulut Danser
2、Carillon
3、Antonio's Joke
4、2:30 Rag
5、These Foolish Things
6、Air Mail Special
(アンコール)
7、All Of Me

【セカンド】
8、Salve Salgueiro
9、Sabot
10、BG
11、Cleopatra's Dream 〜 School Days
12、Bad Water
13、All The Things You Are
14、Liebesleid(愛の悲しみ)
(アンコール)
15、So Long 〜 Confirmation
16、Aquarian Melody


 1は大好きな曲で、最初からこれが聴けるとは何より。ギター・ソロがきゅきゅっとよく、ベース・ソロもいい。ピアノは力強く、フレーズもノリノリだ。今日は、「MC禁止。曲紹介のみ」だそうで、メンバー初回の後、早速2に突入。イントロがよい。ドラムスも芸が細かいし、ギターも聴きもの。山中さんは会場や周りを見回す。振り向くときの笑顔が可愛すぎるくらいだ。もちろん、ピアノ・ソロはクッキリとして心地よい。My Favotite Thingsが混じったりして、さらに楽しい。脇さんは楽譜が見つからないようで、山中さんが楽譜を渡す。曲の途中である。「譜面ないなら、探してください」。
 山中さんは角膜を痛めて、コンタクトレンズをつけていないという。そのため、いつも楽譜を見ていたけれど、見なくても覚えていることが分かったものの、何を弾いているか分からなくなることがあるらしい。

 「なごむようなもの」ということで、3が始まる。これも大好きな曲で、ほんわかして、一緒に頑張ろうという気持ちになる。きれいなメロディで、手拍子まで登場だ。赤と黒のディスク・ユニオンのタオルで汗をぬぐう。ベースとギターのソロや、くっきりと音を刻む山中さんのピアノにうっとりである。
 バンジョーをフィーチャーした4。有田さんはバンジョーの全米チャンピオンで、全米を泣かしたそうだ。そう、のりのりバンジョーなのだ。ピアノ・ソロもよく、CD収録バージョンの4よりさらに、豊かで楽しい感じ。バンジョーの不思議な音色が似合う。グオングワンとカルテットが盛り上がっていく。

 一転して、バラードの5。新しいアルバム『Running Wild』に収録されているという。しんみりと音にしたる瞬間だ。
 ちなみに、新しいアルバムで「私は影」だそうだ。あまり演奏していないということ。
 リハーサルではけんかや小競り合いがあったほうが、緊張感が高まっていい演奏になるという。最後の曲として、6。これも新しいアルバムに収録されている。うねるギター・ソロと力強いピアノがガンガンと進む。Paino Barのエフェクトも心地よく、20時終了。
 が、もちろん鳴り止まない拍手とともにアンコールは7である。ギター・ソロがよかった。そして、20時10分、終了。

 大満足のファーストセットで、目に涙があふれる。何といってもBillboard Live Tokyoの舞台で山中さんの演奏を楽しめるのである。幸せである。

 いったん外に出て、深呼吸。セカンドは、3階の自由席で、ピザ・マルゲリータとカラフェで赤ワインを頼む。ぐびぐび。舞台脇で楽しむ演奏もすばらしい。

 定刻の21時半すぎ、4人が登場。8はギターがノリノリでベース・ソロもいい。9でもギターもよく、ドラムスも聴かせる。セカンドはギターが大活躍だ。新アルバム収録の10で耳をダンボにする。11でもギターでのメロディーがいい。ガンガンと進む。最後はSchool Daysにつないで終わる。12もバンジョーをフィーチャーする。ご機嫌で、聖者も何もかも街にやってきそうだ。スタンダードの13で盛り上がり、最後の14で炸裂。ドラムスとピアノがすごいのである。

 アンコールも盛り上がったまま。バンジョーを楽しむ15で、お馴染みのゲゲゲの鬼太郎からConfirmationにつなぐ。力強い16で締め。23時である。

 新潟のそばと焼酎がうまい。さて、2日目はどんなライブになるのだろうか。うきうき。

 そして、新作は「すごく楽しいアルバムのような気がします」とのこと。発売日の10月7日が楽しみである。

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