2009年12月19日

スピノザ『エチカ』を読む(4)第一部定義4

 第1部「神について」定義4。今度は属性について。

DEFINITIONS.
IV. By 'attribute' I mean that which the intellect perceives as
constituting the essence of substance.

定義
4、属性とは、知性が実体についてその本質を構成していると知覚するもの、と解する。


 実体の本質を構成するもの、構成しているように知覚されるものが「属性」だ。知性が知覚するのだから、知性のないもの、けものには知覚できない。

 知性とは何か。有限の知性があるとすれば、知性は知性によって制限できるわけだ。ところで、無限の知性とは誰か。
 人間はあくまで有限の知性を持つに過ぎない。

 属性(複数の?)によって構成されている実体の本質は、他のものの概念がなくても形成される実体の本質なのに、属性で構成されていることになるのか。

 ある「人物の属性」と言う時、それは肩書きだったり、性格だったり、その人の特徴を示している。そういった属性の塊(集合体)がその人物の本質になるわけだ。ありとあらゆる形容詞を重ねるとその人の本質が見えてくるのだろう。こわい。

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