2009年12月20日

スピノザ『エチカ』を読む(5)第一部定義5

 第1部「神について」定義5。今度は様態について。

DEFINITIONS.
V. By 'mode' I mean the modifications ("affectiones") of
substance, or that which exists in, and is conceived through,
something other than itself.

定義
5、様態とは、実体の変状、すなわち他のもののうちに在りかつ他のものによって考えられるもの、と解する。


 様態とは、モードのことである。流行のモードと同じモード。変化して、流行もある。だんだん、身近な感じになってきた(?)。
 実体が変化して、様態。
 しかし、他のもののうちにあったり、他のものによって考えられるものとは何だろうか。
 実体はそれ自身で在り、それ自身で考えられるわけだから、実体は変状すると他の助けがないと考えられない様態になってしまう。
 他によるから、他己原因で、身の回りのほとんどもモノは様態だろう。実体を実際に見たことはないし、属性も見たと言い切る自信はない。
 ところで、「他」とは何に対して他なのか。ほかでもない、ろくでもない。
 自他、というけれど、ほとんど全てが他だろう。自はどこ?

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