スピノザ『エチカ』を読む(7)第一部定義7
第1部「神について」定義7。自由と必然。
DEFINITIONS.
VII. That thing is called 'free,' which exists solely by the
necessity of its own nature, and of which the action is
determined by itself alone. On the other hand, that thing is
necessary, or rather constrained, which is determined by
something external to itself to a fixed and definite method of
existence or action.
定義
7、自己の本性の必然性によってのみ存在し・自己自身のみによって行動に決定されるものは自由であると言われる。これに反してある一定の様式において存在し・作用するように他から決定されるものは必然的である、あるいはむしろ強制されていると言われる。
自己が原因で、自己の本性の必然性から存在する自由なものは、やはり「神」しかいないのか。スーパーマンのような存在だ。
必然と強制がほぼ同義である世界。自らが自由であるかの錯覚を抱くものも多そうだ。
原因と結果の因果関係のセリーにつらなるものは、すべて必然であり、その始原こそが、自由の発端である。ここでも賽は振られるのだ。
定義1を別の方向から、照らし出す。
定義も後少しで、次からは公理(AXIOMS)が始まる。そして、やっと「定理」(PROPOSITIONS)になる。道はまだまだ。

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