2009年12月15日

山中千尋さんから、ひと足早いクリスマス・プレゼント

 やっと冬らしくなってきた東京の12月は9日。東京・渋谷のJZBratでピアニスト、山中千尋さんから素晴らしいクリスマス・プレゼントをもらった。
ChristmasJZBrat.jpg
 ファースト、セカンドともに時間をオーバーする熱演で、山中節を堪能。初めて聴く曲もあって大満足。次は来年1月30日の東京TUC。ちょっと遅いお年玉になりそうだ。

 ちょっと早めに会場に到着。コートを預けて、椅子に座る。節酒中である。高級なセルリアンタワーのライブ・ハウスで、男女のカップルも目立つ。サラダをつまむ。健康的だ。

 開演の19時をちょっとまわった頃、両肩の出た紫のドレスで山中千尋さんが登場。光るハイヒールも素敵である。
 早速、今日のカクテルの紹介。ゴディバのチョコレートが入って、シナモン・スティックでかき回す甘いカクテルで、よく分からない色合いと味から「あいまい」と命名された。

 メンバーは、Mark Tourian(b)、岡田圭太(ds)の両氏。石丸電気アウディと続く今秋のトリオ。前回はハロウィンだったが、今日は特段変装の様子は見られない。
 ちなみにマークは、映画『のだめカンタービレ』にシンバル奏者の役で出演し、セリフもあるという。

 演奏したのは以下の通り。

(ファースト)
1、Living Without Friday
2、Carillon
3、Christmas Deams
4、Take Five
5、Cleopatra's Dream
6、Sing, Sing, Sing
7、Tennessee Waltz
8、2:30 Rag
9、Yagibushi

(セカンド)
10、Abuse?
11、All Of Me
12、These Foolish Things
13、Invisible Friends
14、Airmail Special
15、Antonio's Joke
16、Liebesleid
17、RTG
18、Aquarian Melody
19、Taxi
20、Yagibushi


 会場が静かだとつぶやいてから、カクテルの紹介。美味しそうだ。レントゲンをとったところ、左頚椎の動脈がみつからなかったそうだ。大丈夫なのだろうか。

 最初の1から全開だ。ベース・ソロかと思えば、ピアノとドラムスが、音の応酬を始める。鍵盤の肘打ちも登場。ドラムス・ソロも楽しい。2はさわやかなオリジナル。アルバム『Bravogue』では、特典DVD「ニューヨーク観光案内」(?)のバックに流れた佳曲で、うたいながら演奏する山中さんは素敵である。当然、CD収録バージョンより力強い。

 3は「今日、思いついた曲」ということ。心地よいクリスマス気分を楽しむ。ペトルチアーニのアルバムに収録されている。4は、スタンダード。くっきりとしたピアノ・ソロとちょっと変わったドラムス・ソロが楽しい。

 すごいスピードで展開するめくるめく夢、クレオパトラの夢である。「School Days」のフレーズも絡まってご機嫌である。6も最後まで力の入った演奏。公園で大騒ぎだ。

 7からは、アンコール(?)のサービス曲で、まずは山中さんがベースを披露。マークはピアノを弾くけれど、ミスが多く、山中さんから注意される(笑)。8は軽やかに楽しい。猫踏んじゃったも入ってきた。最後は会場からリクエストのあった9でしめる。8から繋がり、一気にスタート。激しく終了。20時27分。時間オーバー。

 通しの人も多いが、入れ替わりの行列も続く。

 21時45分、黒い片肩の見えるワンピースに着替えて、山中さんが登場する。綺麗である。

 10は新作『Runnin' Wild』で没になった曲だという。各パートがどんどんソロをとり、とても長くなってしまい編集できなかったのが理由らしい。どこかしっとりした雰囲気で、スタートを切るけれど、ガンガンになる。グー! 11は、歌いながら転がるようなピアノに耳を傾ける。ベース・ソロもいいし、ドラムス・ソロの芸も楽しめる。
 12もスタンダード。しっとりとしつつも、歯切れの良いはっきりしたピアノがいい。13は久しぶりに聴く曲。デビュー・アルバム『Living Without Friday』の収録曲。CDより早いテンポで、嬉しくなる。

 14は一人で何役もの演奏をする大活躍のピアノ。グルーヴが効いて、めくるめくリズムのシャワーを浴びる。15は、山中さんいわく「昭和歌謡のよう」だそうだが、大好きな曲。ベース・ソロがかっこいい。16はドラムスが音楽を追い立てていく感じが印象に残る。

 ここで終わるはずが、「ちゃんとやりますよ」とアンコールがスタート。ガツンと17、素敵なメロディーが大好きな18、セカンド・アルバムの冒頭曲の19ときて、最後はファーストと一緒で八木節だ。23時半。

 たくさんの曲を、堪能できたクリスマス・イブ^16だった。

 焼き鳥とホッピーはこれからなのである。

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コメント

山中さんが澤野デビューして間もないころに、CDをジャズ好きの友人に貸したら、返してくれる時に「この人はペトルチアーニが好きなんじゃない」と言われたことがありました。今回、そのことを思い出しました。

24時間営業の焼き鳥屋、バンザイ!

その筋では有名な焼き鳥屋さんです。1階はさらに煙くて雰囲気があります。
JZBratのあとの定番ですね。
では。

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