2010年6月 4日

大阪で山中千尋さんを聴く。楽しいなあ。

 だいぶ時間が経ってしまったが、3月5日、久しぶりの大阪で山中千尋さんを聴いた。大阪でその前に聴いたのは、2002年に公開収録された『Leaning Forward』のフェニックス・ホールだ。今夜は、ビルボードライブ大阪。18時過ぎ、ホールに着き、カウンターでワンドリンクつきのチケットを買う。
OsakaBillBoard.jpg
 舞台をのぞき込むように配置された席に座って、ハイボールを飲む。うまい。ライブの雰囲気も東と違い、楽しい夜を過ごした。

 18時30分過ぎ、暗くなった舞台に、黒いドレスとハイヒールで山中さんが登場。髪を短くしていて素敵である。
 メンバーは、岡田圭太(ds)さんと鳥越啓介(b)。

 演奏したのは以下の通り。
(ファーストセット)
1、Sing Sing Sing - Give Me A Break
2、Beautiful Love
3、Antonio's Joke
4、Living Without Friday
5、Madrigal
6、Impulsive
(アンコール)
7、Taxi
8、Yagibushi

(セカンドセット)
1、Carillon
2、Take Five
3、アバンセ?(Avancer?)
4、What A Diff'rence A Day Made
5、?(オリジナル曲)
6、Liebesleid
7、Girl From Ipanema
(アンコール)
8、Aquarian Melody
9、S.L.S.
10、2:30 Rag


 ファーストの最初から元気である。1は激しいピアノにドラムスが心地よくリズムを打つ。両者のインタープレイも楽しく、ピアノを叩く、叩く。高音がくるくるして心地よい。激しいぐいぐいとエンディング。
 2はス丹ダート。しっとりと始まる。ベース・ソロをドラムスが押す押す。ピアノ・ソロもくっきりと音を刻んで力強し。メロディーが大好きな3でも、耳慣れたピアノのフレーズが嬉しい。ピンク・パンサーも登場だ! どんどん大きく力強いアントニオになって終了。
 ここでMC。スペースマウンテンが止まってしまい、はしごで降りた怖い思い出やお笑いライブ、時代劇など話はつきない。音楽と言葉の関係にも言及して、4がスタート。ピアノとドラムスが遊んで、ピアノがぐいぐいと力強く進む。ドラムスが腹に響く。拍手。ご機嫌に終了。今後のライブの告知があるけれど、ほとんどが海外で何とも。ロシアに行った時、Wi-Fiがあるのがラーメン屋だけだった話に笑う。
 5がしっとりとスタート。いいなあ。嬉しくなる瞬間だ。ベースがチャチャ入れ、情感のこもったピアノ・ソロ。和音が響く。「鳥越さんは上から目線でカンに障る」(?)とのことで、早い早い、うねるうねるピアノがムーブする。ドラムスも心地よく、メンバー紹介をして、19時40分。

 アンコールの7の前に、花束が渡される。ベース・ソロで始まり、ピアノも熱演で心がこもる。8はぐりぐりなイントロでぐいぐいなフレーズをピアノが奏でる。全力で走り抜ける八木節で20時。ファーストセットが終了だ。

 ビルボードは通しでも一旦、外に出るスタイル。地下のコンコースは勤務先から帰宅するひとで賑やかだ。

 20時半、再入場する。またハイボールを頼む。飲み過ぎはいけないのだ。

 21時半、会場が暗くなって、セカンドセットが始まる。
 しっとりと1のイントロが始まり、ぐっと来てスタート。テンポは速い。ベース・ソロもいい。ピアノは軽やかなソロを披露して、ルンルンである。いつの間にかグルングルンと音の洪水に酔う。2はネヨネヨ始まる。激しく耳の保養になる。
 ちなみにロシアでTake Fiveを四拍子で演奏したところ、水戸黄門のテーマ曲のようになったそうだ。聞いてみたいものだ。3はピアノのフレーズが印象的だが、オリジナルではないそうだ。高音で舞うかと思えば、低音を打ち鳴らす。
 4はエフェクトの掛かったピアノが脳に心地よい。うなるのだ。5は、母親に叱られた時に作った曲だそうだ。でも、心休まる懐かしい上治の曲で、ベース・ソロもしっとり。訴えかけるようなピアノ・ソロも良い。
 6は聞き慣れた笑いを誘うようなフレーズから引用され、エフェクトもはまっている。ドラムスも吠えながら熱演。最後の「キメ」も良い。7は、速い速い。すぐにイパネマから来てもすぐにどこかへ行ってしまいそう。ボサボサ・ヌボヌボ・ノヴォノヴォだ。と思いきや、可愛いピアノの音色も楽しめて、セカンド終了。22:48だ。
 アンコールの8はくっきりとした高音が胸にすっと入る感じ。9も手探りのベース・ソロが聴きモノ。10はにっこり笑顔でスタート、素敵である。すべてが終わって、23:10。
 大阪の夜はこれからなのだ。

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