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    <subtitle>お酒とジャズが大好きです</subtitle>
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    <title>荒木高子さんの「砂の聖書」で、時間と緊張感を味わう</title>
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    <published>2012-01-28T09:29:13Z</published>
    <updated>2012-01-28T09:34:25Z</updated>

    <summary>　兵庫陶芸美術館で開催されている「荒木高子展　心の深淵に迫る」（２月26日まで）...</summary>
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        <![CDATA[<p>　<a href="http://www.mcart.jp/">兵庫陶芸美術館</a>で開催されている「荒木高子展　心の深淵に迫る」（２月26日まで）を見た。同館は、丹波焼の窯がならぶ地域に作られた陶芸専門の美術館だが、大阪から丹波路快速で50分、1時間に1本あるかないかのバスを乗り継いで10分余と、とてもアクセスが不便である。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="HyogoArakiTakako.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/HyogoArakiTakako.jpg" width="130" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　展覧会は、2004年に82歳で亡くなられた荒木さんの、没後初の本格的な回顧展で、初期の作品から「聖書」のシリーズなど晩年までの約70点が展示され、写真家・篠山紀信さんによる記録写真まであり、魅惑的な荒木さんの世界を満喫できる充実した展示内容だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　だいぶ以前の展覧会でみた荒木さんの「砂の聖書」は、とても印象的だった。崩壊し、土に帰ろうとしているかのような「聖書」で、さらにそれは陶芸作品なのである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bible.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/bible.jpg" width="150" height="119" class="mt-image-none" style="" /></span> =「砂の聖書」（1983年、和歌山県立近代美術館蔵）</p>

<p>　人間は記録を残す、思いを伝えるために文字を発明し、記載するための媒体を開発してきた。中でも「本」は、今も記録と知識の重要な媒体である。保管されるべきもので、崩壊しては困る最たるものだ。そして、本の中の本とも言える「聖書」が崩壊しているのである。風化する砂、石、土、何とも形容しがたい質感と色は、実際に作品を見て欲しいと思う。</p>

<p>　荒木高子さんは、1921年、兵庫県西宮市に生まれた。父は、華道未生流宗家だ。15歳で父を亡くし、「家元代行」をつとめたという。40歳をすぎてから、本格的に陶芸を始めた。1979年の第5回日本陶芸展で、「前衛部門」にもかかわらず、「聖書シリーズ（砂の聖書、燃えつきた聖書、黄金の聖書）」が最優秀作品賞を受賞。以来、「聖書」をモチーフに晩年まで活躍した。</p>

<p>　図録の巻頭論文「荒木高子の芸術」で、兵庫陶芸美術館・乾由明館長は、以下のように荒木さんの作品を特徴づける。</p>

<p>「ただひとつ確かなことは、「聖書」には、見る人の目と心にうったえかけて、多種多様なイメージや想いを掻き立てるつよい力があるという事実だ。詩人のボードレールは、受け取り手にもたらすこの喚起力こそ、作品を詩的な芸術たらしめているもっとも重要な表徴（しるし）であるといったが、若しそうであるなら、荒木の「聖書」は、まさにひろい意味における詩であり、真性の芸術であるといってよいだろう」。</p>

<p>　大きさや形、色や材質の異なる多様な「砂の聖書」（同じタイトルの作品がたくさんあるのだ）を見比べて、内面で沸き起こる感情を受け止めるだけでなく、点字の聖書や楽譜までも、今この場で「崩壊」しつつあるのに驚いた。力だけでなく、時間と緊張感をも持つ作品だ。</p>

<p>　初期の円筒形、球形の作品ではほのかに感じることしか出来ない緊張感が、聖書という素材をえて、80年代以降、形をかえ、バリエーションを増やしつつただよい続けている。</p>

<p>　父親は禅宗の僧侶でもあり、兄弟はキリスト教徒だった。しかし、本人は亡くなる直前の病室で、洗礼と堅信を受けるまでキリスト教徒ではなかったという。</p>

<p>　電気が無くなっても読むことの出来る本は、これからも生き長らえていくだろう。しかし、それが崩壊しつつあるイメージは、どこか恐ろしいものを感じるのである。</p>]]>
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    <title>読んでも良いけど、時間の無駄。それより新しいCDを聴こう！</title>
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    <published>2012-01-26T11:32:16Z</published>
    <updated>2012-01-26T11:38:59Z</updated>

    <summary>　何かについて書くとは、それを読む人の「利益」になって欲しいからである。急いで付...</summary>
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        <category term="ジャズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>　何かについて書くとは、それを読む人の「利益」になって欲しいからである。急いで付け加えよう。「利益」とは、儲かる、嬉しいなどといった肯定的という意味だけではない。批判や否定的意見も、広い意味での読んだ人の「利益」（違った視点を提供する、知的刺激になる、行動のきっかけになる）になるなら、広い意味で取り上げる価値がある。普通の読解能力があるのなら、その文章のニュアンスや機微も感じ取れるだろう。<br />
　何かを人に知って欲しいから、聴いて欲しいから文章を書く。音楽研究でも、評論でも読んで、続いて音楽が聞きたくなれば最高だ。<br />
　ところが、批判をけなすこととしか理解できない。その上に、自らの責任にまったく触れない下らない本がある。誰の「利益」にもならないから、無視するのが一番で、言及するのもばかばかしい「トンデモ本」である。中山康樹さんの『かんちがい音楽評論　JAZZ編』（河出書房新社）。文字通り、この書を捨て街に出よう、音楽に浸ろう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　裏返すと、この本は、批判の対象をみずから演じている高度な「文芸作品」とも言える。そうでないと、彼が専門誌編集長を辞めて以来、生き延びてきた理由が分からない。百歩譲ろう。</p>

<p>　ジャズ・ピアニスト・山中千尋さんが本書の前半に何度も取り上げられている。同じ雑誌で連載されたからと中山さんは言い訳するが、自説を説くためのネタにするには登場回数が多すぎると思う。<br />
　アルバム『Reminiscence』のジャケットが３種類あることや、バーナード・バーディーが参加している曲数といった外形的なことを批判するが、アルバムを聴かないで、言及しているようだ。少なくともこの8年間、東京都内で開催された山中さんのライブ会場で中山さんを見たことはない。ほとんどすべてに行っている。中山さんは、ライブ派でないから、いいのかな。</p>

<p>　ところが、、唐突に、根拠や説明もなく、「ジャズ評論家らしいひと言を加えるなら、本質的にピアニストではなく、「作曲の人」であるように思う」は、ピアニストに対して失礼だろう。中山さんは、本質的にジャズ評論家ではなく、単なる「妄想家（デマゴーグ）」であるように思う、という言葉を捧げよう。</p>

<p>　かつては、かっこよくあこがれだった、ジャズの分かる大人が、ネット上の発言や小競り合いで、そうではない（ジャズを聴く大人はかっこよくない）ことが露呈したと言うけれど、確かに、中山さんのような書き手がいればかっこよくない。</p>

<p>　しかし、本書で、中山さんの矛盾的魅力と被害妄想は堪能できるのだ。</p>

<p>　「ミュージシャンが書く文章」は、「「楽器ができないくせにエラソーにしている評論家」など比べものにならないくらい信頼でき、彼らが言うことは絶対的に正しい」と読者が信じているとする部分など、極端な中山さんの被害妄想である。映画や料理、ロックについては、「批評・評論」と「実践・行為」が別物との認識があるのに、一部のジャズ・ファンには区別がないと言うのも同様であろう。</p>

<p>　入門書にいつも登場するMiles Davis『Kind Of Blue』やBill Evans『Waltz For Debby』は。ジャズの最高峰で、「ジャズに不慣れな耳に即座にできるようなものではない」とし、「初心者がそれらを聴き、理解できるほうがおかしい」。中山さんの本を読む人、愛読者はどんなカルトなのか。さらに、入門書を書いてきたが、「初心者や入門者のために書こうと考えたことはなく」となると言葉を失う。</p>

<p>　「個人的には、ミュージシャンに限らず、作り手・送り手側に立つ人間は、その作品がいかなる評価を受けようとも、基本的には無言であるべきと思う」とするなら、中山さん本人もいずれに黙るのだろう。大西順子さん本人によるアルバム評について反論が、「かんちがい」だとしても、それを更に取り上げて、反論するのは二重に言っていることと書いていることが矛盾しないだろうか。そうした矛盾を飲み込む姿勢が中山さんの魅力ではある。</p>

<p>　菊地成孔さんの本について、事実関係や中身について批判している。その正否については触れないが、チック・コリアやキース・ジャレットと自らを同列に並べる菊地さんの「芸」を楽しめない狭量さは悲しい。テリトリーに厳しい鮎のようだ。</p>

<p>　しかし、根拠もなく、一方的に断言する（マイルスの新譜を聴いて「くー、たまらん」といった伝達可能性を放棄した表現が得意な筆者だから仕方ない）だけで、元「スイング・ジャーナル」編集長として、こんな情況、ジャズ雑誌、評論業界にした責任の一端には触れない。</p>

<p>　レコード会社の人が選考するオススメ記事を掲載する「ジャズ批評」が、編集権を放棄しているとするが、中山さんのいた「スイング・ジャーナル」とどう違うのか。ビラとチラシの違いしかないと思う。その違いに「芸」を感じる感受性を持ち合わせているつもりだが、それではダメだったのではないか。</p>

<p>「なぜ「難解な映画や書物」は許され、「難解な音楽」は、「音楽ではない」というところまで押しやられてしまったのだろう。「難解だからこそ楽しいものがある」という価値観は、いつ、消されたのか」も妙である。そうした価値観は消えていない。中には、楽しいものだけが音楽だと言う人もいるだろう。しかし、難解でないと音楽でない、と脅迫するような中山さんは、まさに無責任だ。そもそも、読者を誘う責任を放棄してきたのだから。</p>

<p>　中山さんによる評論家の定義がある。</p>

<p>　「ミュージシャンにインタヴューをする。ライナーノーツを書く。コンサートやライヴに行く。新しい才能やあまり知られていないミュージシャンやアルバムを紹介する」。その通り。</p>

<p>　ところが、「「音楽を書く」という行為において最大の難関に挙げられる「誰もが知っているミュージシャンやアルバムについて書く」こと」を評論家の職務のように言うけれど、誰もが知っているスタンダードをライヴで演奏することも同じではないか。<br />
　そう、演奏者と評論家の立場の違いを強調する点も、評論家の泣き言でしかない。そう、演奏者は、演奏だけして黙っていればいい、というのであれば、評論家にずいぶん都合の良い言い草だ。書くことで立場を失うというが、音楽家（演奏家）だって、その瞬間に紡ぎ出す「音楽」で作品を損なってしまうことがある。書き直せる本とは違った緊張感があるだろう。</p>

<p>　そもそも、先輩の日本人ジャズミュージシャンを批判せず、有名な外人のみを批判するのはいけない、としつつも本文中では、亡くなった中村とうようさんと油井正一さんを批判するだけで、先輩の評論家、岩浪洋三さんや、同世代の評論家、小川隆夫さんを批判しない（きっと、彼らは素晴らしい評論家なのだ）。それで、音楽家が書く文章は、その音楽家のファンに守られている言っても、説得力はないだろう。評論家も、どっちもどっち。</p>

<p>　こんな筆者が、<a href="http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-bdb1.html">「最後のジャズ評論家」</a>などと呼ばれるなら、早く最後にして、終わって欲しい。こんな「評論家」はいらない。もちろん、ジャズ・ピアニスト・山中千尋さんが言及する「ジャズ評論家」は存在しない、と断言する中山さんにとって、「ジャズ評論家」など、すでに日本にいないのだから（要は自分だけが評論家だとヘゲモニーを握りたいだけだろう）、問題ない。</p>

<p>　140字のtwitter（短い文章と言う意味だろう。中山さんのような弛緩した文章では140字ではほとんど何も表現できない）と、読書体験を対比させたり、レコード（CD）を聴き込む人と、ライブを楽しみ人を対立させたりして、後者を低く位置づけるけれど、それは単なる分類でしかない。自分の体験しか語れない・基準にできないのは、人として仕方ないけれど、今聴いている人たちを、バカにするような評論家には、もっと謙虚になって欲しい。</p>

<p>　それに、ファンに守られているのは、音楽家も、周りとつるむ中山さんのような評論家も同じだろう。文学や絵画などの評論に膾炙したとは思えない筆者の不勉強さにびっくりである。</p>

<p>　洋楽が聴かれなくなったというが、それでいいではないか。産業として、レコード会社、プロダクションがカラオケを成長させただけで、洋楽うんぬんとは関係がない。ギターを弾く学生が60、70年代の多かったのと、カラオケはそう違いはない。「神田川」である。分かりやすい、面白いことだけを目指した音楽を批判するけれど、この本こそ、それだけ、つまり面白いだけである。</p>

<p>　どうして、音楽を楽しむことに上下、善し悪しがあるのだろうか。邪な楽しみ方があってもいいではないか。好き嫌いは仕方ない。嫌いなものを聴かされるのは辛い。マッサージとは違うから、辛い中で見えてくる素晴らしい音楽もあるだろう。しかし、人の楽しみ方に、意見があるのなら、その人をけなすのではなく、「北風と太陽」の、いわゆる太陽戦術をとるべきではないだろうか。もっと楽しい音楽があるよ、こんな楽しみ方があるよ。</p>

<p>　クローズドなサークルで、聴く者をおどすようなやり方は、権力（カルト）のやり方ではないか。「スイング・ジャーナル」で、編集長の権力性と、ディスクのレビューアーの関係を自覚している中山さんは、あえて虚勢を張っているのだろうか。</p>

<p>　さようなら中山さん。</p>]]>
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    <title>新年１月の山中千尋さんのライブは、熱気がすごい</title>
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    <published>2012-01-25T11:10:41Z</published>
    <updated>2012-01-25T12:15:32Z</updated>

    <summary>　1月20日、金曜の夜。名古屋ブルーノートに駆けつけた。2012年初めてとなる山...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　1月20日、金曜の夜。名古屋ブルーノートに駆けつけた。2012年初めてとなる山中千尋さんの国内ライブで、セカンド・セットに何とか間に合った。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="NagoyaBN120120.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/NagoyaBN120120.jpg" width="115" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　新しい曲も披露してくれて、熱気と盛り上がりに満ちたブルーノートだった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　冷たい雨がぱらつく名古屋。クラブの入り口の階段を足早に下りる。東京は雪だったようだ。地下の「ジャズ・クラブ」とは、ジャズらしい。ニューヨークのビレッジ・ヴァンガードも地下である。</p>

<p>　20時20分ごろ、開場。ほぼ一杯のセカンド・セットで、ジントニックをぐびぐび。21時15分ごろ、会場が暗くなり、3人が舞台に上がる。山中さんは黒いドレスで、今日も素敵だ。</p>

<p>　「みなさん、今晩は。名古屋ブルーノートで演奏できて嬉しいです」と、メンバー紹介。<br />
　生まれて初めてお風呂の蓋を買ったとのが、今年最初のニュースだそうだ。第１回「NISSAN PRESENTS JAZZJAPAN AWARD 2011」のアルバム・オブ・ザ・オヤー（ジャズ部門）を受賞したことの報告もあった。おめでとうございます。大きな拍手で満たされる。</p>

<p>　メンバーは、このところ国内ライブでの定番となった、東保光(b)、岡田佳大(ds)とのトリオ。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【セカンド・セット】<br />
１、Sing Sing Sing<br />
２、Giant Steps<br />
３、Rain Rain And Rain<br />
４、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
５、Close To You<br />
６、Hong Kong<br />
７、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
８、When Light Is Low<br />
９、So Long</p>

<p>　１は、ドラムスのノリノリ・リズムでスタートする。ピアノの音も重く響く。「Saturday In The Park」から、テーマに入り、激しくゴー！　である。凝ったリズムのピアノ・ソロで、ニコニコだ。最初からとっても盛り上がる。</p>

<p>　MCは、特製カクテルの紹介だ。「テキーラ、ウォッカ、ジンなどをつかって、紅茶風味を実現した元気になるアイスティ」だそうだ。山中さんのオリジナル「Rain Rain And Rain」にちなんで「Rain」という名前である。水色が綺麗なお酒である。</p>

<p>　２は、ゆっくりスタートする。ベース・ソロをじっくり聴こうと意気込む。こてこて、ゴキゴキのドラムスもいい。ピアノが徐々にエキサイトし、華やかに、快活に、畳みかける。３は、オリジナルカクテルの素になった曲。アンニュイなイントロで、ベースも印象的だ。そして、雄大に生成し、テーマがくっきり浮かび上がる。ピアノ・ソロが小気味いいのだ。ダンダンダン、ゴーゴーゴー。<br />
　バラードということで始まる４は、これまでのアルバムにも未収録の新曲で、ピアノがテーマをくっきり示し、寂しいが優しい、それは幸せな音楽を作り上がる。3人が醸し出す音場である。</p>

<p>　「７拍子でお楽しみください」という、カーペンターズで有名な、バカラックの５のテーマは、ポップで何度聴いても嬉しい。ベース・ソロもグッドだし、ピアノ・ソロが「Close to you」にぴったりだ。ドラムスがもり立ててて、岡田さんが歌う。もちろん、東保さんや山中さんもうたう。とてつもなく盛り上がる。<br />
　６は、街の香港ではなく、板尾創路とコンビをこんでいた「ほんこん」にちなんだ曲だが、サスペンスな感じで盛り上がる。おまけというけれど、身体ウキウキである。定番の７は、和音が絡み合うでだしで、いいなあ、とひとりごちる。湧き上がるフレーズと3人のインタープレイが光る。爆発トリオだ。22時33分。</p>

<p>　アンコールになだれ込む。洋服が破れるような激しいライブで、顰蹙覚悟で「新しい曲」である８がスタート。夜の大人のアダルティなテーマがいいし、激しいリズムと、ドラムスの勢いにうたれる。ノリノリであることは間違いないし、アメリカン・ポップな感じもいい。最後の９は速いテンポで始まり、盛り上がる。22時53分。新年から身体がすっきりする、心地よいライブだった。</p>

<p>　名古屋の金曜の夜は遅い。</p>]]>
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    <title>聖夜と誕生日を祝う山中千尋さんのライブを東京TUCで</title>
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    <published>2012-01-23T07:37:34Z</published>
    <updated>2012-01-23T07:38:57Z</updated>

    <summary>　大雪の山形・新庄から一夜明けた2011年12月24日。クリスマス・イブは東京T...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　大雪の山形・新庄から一夜明けた2011年12月24日。クリスマス・イブは東京TUCである。昨年に引き続き、年末の「締め」は、山中千尋トリオのクリスマス・ライブなのだ。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="TUC20111224.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/TUC20111224.jpg" width="143" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　山中さんのホーム・グラウンドといっても過言ではない小さなクラブで、３セットを、ばっちり堪能した。そして、メリー・クリスマスで、26日の誕生日を控え、お誕生日おめでとう、でもある。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　開場は15時というのに、何時間も前から行列ができる。階段から1階通路、駐車場、道路へと列は伸びる。年末になって本格的に冷え込みだした東京は、冷たい風が頬に痛い。でも、わくわくして待つ時間はうれしい。さらに、開場しても受付が長引き、開園予定時間を過ぎても行列は途切れない。<br />
　会場に座って、白いワインとエビアンをぐびぐび。飲み過ぎないようにしないと。３セットの長丁場である。</p>

<p>　定刻を30分過ぎて、16時すぎ、会場が暗くなる。満席で熱気で一杯だ。<br />
　3人が登場する。山中さんは、オレンジ色のTシャツにジーンズだ。「年の締めくくり、クリスマス・イブに、TUCで演奏できて嬉しい」とのこと。</p>

<p>　メンバーは、ピアノの山中さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、Hong Kong(?)<br />
４、So Tender<br />
５、Rain, Rain And Rain<br />
６、I'm Gonna Go Fishin'</p>

<p>【セカンド】<br />
７、Sing Sing Sing<br />
８、Doxy<br />
９、Close To You<br />
10、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
11、Hong Kong(?)<br />
12、Living Without Friday<br />
（アンコール）<br />
13、2:30 Rag<br />
14、So Long</p>

<p>【サード】<br />
15、Giant Steps<br />
16、Antonio's Joke<br />
17、Carillon<br />
18、When You Wish Upon A Star<br />
19、Looking Up<br />
20、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
21、Christmas Dreams<br />
22、Impulsive</p>

<p>　最初の１は、左手のピアノの音が、腹に響く。ベース・ソロも早速、熱演だ。立体的に上下するピアノ・ソロがすごくいい。テンポも速くなり、爆走する。２はベース・ソロを支えるドラムスがいい。情のこもったピアノ・ソロに聞き惚れる。ドラムスの爆音ソロも快感である。<br />
　３は、香港で思いついた曲で、漫才コンビの「ホンコン」にちなんだ曲という。頬骨の出た顔のような曲だ。ガツンと元気の出る、テンポと展開の早い曲である。懐かしい響きと新しい響きが混在するのだ。ラグ風な部分もあって、嬉しい。山中さんは「お蔵入りかな」。４は、キース・ジャレットの曲。「嫌いなヤツだが、曲はいい」。やりたかった曲ということで、優しい気持ちになれるイントロから、トリオが揃って、ゴーである。<br />
　５は、大震災以降の人災への怒りを込めている。不協和音の左手がそれを示す。イントロに込められた思いを感じながら、ワインをいただく。そして、テーマがくっきりと浮かび上がって、ピアノ・ソロが大爆発だ。<br />
　メンバー紹介があって、最後の曲の６に。力強いピアノ・ソロが響き、激しすぎます。まだファーストである。17時13分。</p>

<p>　一部の人が入れ替わって、わさわさするい、トイレに長い行列ができる。</p>

<p>　18時ごろ、開場が暗くなって、5分過ぎ、3人が登場。「今年最後の演奏がTUCで、ありがとう。デビューして10年たって、やっとスタートラインです。これからの10年もよろしくお願いします」。もちろん、ずっと応援します。はい。</p>

<p>　７は、ベニー・グッドマンの有名曲で、ドラムスのソロが響くイントロで、ピアノの低音が心地よい。土曜の公園になって、ピアノ・ソロを楽しむ。８は、ベースをフィーチャーする。ベースがテーマをきめて、ピアノが支え、はじける３人である。ベース・ソロがいい。力作である。９は、心地よいポピュラーなテーマにベース・ソロ。ピアノも軽やかに嬉しく、複雑な音の列が飛ぶ。岡田さんがラップして、山中、東保の両氏もうたう。<br />
　以前、1〜2回弾いたことがあるという10は、しっとりとピアノがメロディーを易しく刻み、哀愁も漂う感じ。ところが、後半、激しく、大きく変化する。「レ」の音が耳に気持ちよい。ファーストと同じく、オリジナルの11は、うきうきだ。ファーストとの違いが楽しい。いじって改良しているのだろうか。</p>

<p>　12は。ベース・ソロに耳を奪われる。心のこもったピアノ・ソロもいい。すごい3人の応酬があって、飛んで跳ねる山中さんは、鍵盤に腕を叩きつけるようだ。ドラムス・ソロもすごい。これまで聴いた中で、最高の「Living Without Friday」であった。</p>

<p>　アンコールの13は、可愛く転がるピアノがいいし、14では、自然に会場から手拍子が出る。19時35分。</p>

<p>　サードとの間では、すこし多めに人が入れ替わる。</p>

<p>　20時32分ごろ、会場が暗くなり、35分過ぎ、3人が登場する。山中さんは、Tシャツから着替えて、タンクトップに。綺麗である。山中さんは、最近、友人から「初音ミク」のDVDを40分、見させられたそうである。前日の新庄の公演では、ベースの東保さんの夜の乱行（ナースクラブや芋煮会の合コン）もあったようで、大変だ。</p>

<p>　15は、丁寧なピアノのテーマで始まる。早速のベース・ソロに、聞き耳。ピアノ・ソロは、複雑にフレーズを折り込み、速いテンポで転がる。つづく16は、「料理をするけど、片づけない。蘊蓄をたれるけど、行動しない。はやくイタリアに帰ったほうがいいい友達」であるアントニオの曲である。ベースが、激しくガツンときめるし、ピアノの左手もいい。</p>

<p>　17は、イントロから期待が高まる。大好きなメロディーで、嬉しくなる。耳をそばだててピアノ・ソロを楽しむ。ご機嫌サウンドだ。山中さんの肩と背中に汗が光る。18は、ゆったりしたバラードということで、クリスマスにぴったりの「星に願いを」。しっとりとテーマを弾いて、じっくりベース・ソロに。ピアノもいい。<br />
　19は、新曲。メロディーが綺麗だ。少し引っかかって、引かれるような新興が素敵である。ベースに続いて、ピアノ・ソロは、激しく打ち進む。20は、最初から前衛的八木節となる。ご機嫌、ダンス・ソングで渾身の大熱演。汗びっしょりの山中さんである。21時53分。</p>

<p>　ニューヨークや香港でのライブや、東京フィルとの公演、夏の新しいアルバムなどの告知があって、アンコールの21がスタートする。可愛いメロディで、クリスマスである。最後の22は、左手の低音が良く、ソロで鍵盤をたたく、たたく。22時20分、終了。</p>

<p>　東京の聖夜は、まだ続くのだ。</p>]]>
    </content>
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    <title>勘違いする人</title>
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    <published>2012-01-22T11:58:10Z</published>
    <updated>2012-01-22T13:48:36Z</updated>

    <summary>　音楽評論は、難しいと思う。かんちがいすることもある。それは、「音を文字で説明す...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　音楽評論は、難しいと思う。かんちがいすることもある。それは、「音を文字で説明する」などという次元の話ではない。<br />
　音楽評論は、学術研究、つまり「音楽」を「学」として研究し、その成果を発表するわけではない。作品を享受する人、演奏する人、作る人の間（あわい）に立って、人に読ませる「評論」を、それも同時代性を帯びた形で、書かなければならないからだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　もちろん、「音楽評論」とは、人に読ませる必要はなく、学術論文のように、研究者が必要に応じて、或いはやむにやまれず読むものであり、自発的に読みたくなるような「わざ」や「芸」は不要だとする立場もあるだろう。</p>

<p>　例えば「文学」では、発表される媒体によって、棲み分けがなされている。文芸誌とよばれる「文學界」、「新潮」などに掲載される文芸評論は、文芸評論家が執筆し、新作や作家について、意義付けや評価を下し、広い意味での情報を読者に提供している。<br />
　「日本近代文学再検討」といった歴史的な評論もあるが、そこにも今、小説（文学）を読んでいる人へ伝えたいことが詰めこまれている。極端なことを言えば、文学史に残る古い新事実よりも、読者の記憶と印象に残る分析と評論が求められている。</p>

<p>　一方、大学の文学部などの教員が、自らの研究生を発表するのは、大学の紀要や専門書であったり、単行本として発行される文学研究書である。それは、文芸誌より少ない限定された読者が、研究のため、或いは参考・興味のために読む論文だ。同時代性より歴史性。つまらなくても、必要であれば研究者は読むのである。もちろん、評論家の多くは、文芸評論の原稿料だけでは、食っていけないので大学（学校）に勤務しているが、そこは書き分け、棲み分けがあるといえよう。</p>

<p>　美術でも音楽の世界でも、基本的な構図は同じである。「評論家」と「研究者」の二つの役割があると言うことだ。まったく分離しているのではなく、相互乗り入れ、参照関係、交流はあるだろう。もともとは、そのジャンルが好きで、興味があって、評論家や研究者になったのだから。</p>

<p>　ただ、音楽の場合は、ちょっと面倒な要素が入っている。「レコード会社」である（文芸誌を発行している文芸出版社は似ているかも）。<br />
　今でこそ、レコード（CD）が売れなくなり、毎月国内販売されるレコードは減り、余禄の総額は減っているだろうが、少ないパイを奪い合うと言う意味では、評論家にとって、レコード会社の存在感は増しているかもしれない。評論家の収入源であるレコードに付属するライーナー・ノーツ執筆、雑誌のアルバム・レビュー執筆である。雑誌は、レコード会社の広告費で成り立っている。</p>

<p>　商品にケチをつけられることを、メーカーは極度に嫌う。年間数パーセント、デフレで不景気な昨今、前年並みを維持することに汲々とするメーカーは、少しでも売れ行きに響くネガティブ情報に敏感だ。</p>

<p>　であるがゆえに、自らが原稿料を払っているライーナーノーツの筆者（評論家）が、商品にネガティブな原稿を書くことを許さない。評論家もレコード会社の顔色を見て仕事をする。<br />
　しかし、そもそも資本主義社会の資本主義企業からお金を貰っているわけで、そのことに、必要以上に驚く必要はない。当たり前だ。芸の無い評論家は、幇間（太鼓持ち）となる。</p>

<p>　「芸」を凝らして、読者にメッセージを伝えたり、敢えて書かないことで、その書かないこと（人や作品）を批判する「技」が生まれる。「買ってはいけない」と言われると買いたくなるし、「聴け」と言われると聞きたく無くなる。文字通りの意味と、書いてあることの意味が捩れている文芸作品は「クレタ人」のパラドックスのように読者を魅了する。</p>

<p>　こんなことを思いついたのは、その160ページくらいの中身自体が、本のタイトルそのものを文字通り体現している「文芸作品」、小説（？）を読んだからだ。中山康樹『かんちがい音楽評論　JAZZ編』（河出書房新社）である。「はじめに」で、「誰がいちばんかんちがいなのか」を「筆者自身であることを願いながら」と書き、本については、最初から種明かしされている。<br />
　そう、勘違いしているのは中山さんである。</p>]]>
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    <title>クリスマス直前の新庄で、山中千尋さんの熱いライブを</title>
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    <published>2011-12-31T14:45:11Z</published>
    <updated>2011-12-31T15:10:57Z</updated>

    <summary>　クリスマスの連休になって、文字通り「ホワイト・クリスマス」となった。山形・新庄...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　クリスマスの連休になって、文字通り「ホワイト・クリスマス」となった。山形・新庄のジャズ・クラブ「レキシントン新庄」では、大好きなピアニスト、山中千尋さんのライブが、12月23日、開かれた。ほぼ毎年開催され、8年目という。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="LexingtonSnow.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/LexingtonSnow.jpg" width="166" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　定員80人の小さなクラブだが、満員で場内は熱気に包まれた。外は、雪と凍結した路面だった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　大雪である。横なぐりの雪である。日本海側を経由して、新庄に向かおうとしたが、天候のため、急行「きたぐに」は運休。早起きして、東海道新幹線、東北・山形新幹線を乗り継いで駆けつけた。美味しい蕎麦と熱燗はいただけた。</p>

<p>　信用金庫本店裏にあるレキシントンで、開演前の寒さの中、行列がのびる。定刻の16時30分に開場する。ワインと酎ハイを頂く。ごくごく。</p>

<p>　メンバーは、ピアノの山中さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、Rain, Rain And Rain<br />
４、When You Wish Upon A Star<br />
５、Close To You<br />
６、I'm Gonna Go Fishin'<br />
（アンコール）<br />
７、So Long<br />
８、2:30 Rag</p>

<p>【セカンド】<br />
９、Sing Sing Sing<br />
10、Doxy<br />
11、So Tender<br />
12、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
13、Liebesleid<br />
（アンコール）<br />
14、Chiristmas Dreams<br />
15、Yagibushi</p>

<p>　開演時間定刻の17時、開場が暗くなり、17時3分、3人が登場。山中さんは金色のワンピースである。「東北のヴィレッジ・ヴァンガードにようこそ。寒い中、ありがとうございます」。</p>

<p>　１が、ぐっと始まって、ベース・ソロになる。嬉しいピアノ・ソロも聴けて幸先が良い。低音が効いている。２は、クールダウンと言うことだが、ベースに続く、凝った低いピアノ・ソロがいい。３は、しっとりしたイントロから始まって、３人が声を合わす。いつものテーマになって、盛り上がり続けて、更にすごく盛り上がる。<br />
　４は一転、しっとりバラード。クリスマスに山中さんは、どんな願いをかけるのだろうか？　ベース・ソロが、ばしっと決め、くっきりする。ニューヨークの警察は。駐車禁止の罰金が収入源なので、警察を呼びたいときは駐車禁止するに限る、という秘訣を教えてくれる。新年１月のニューヨークでのライブを告知。５は、お馴染のメロディーで、ベース・ソロがぐきぐき。賑やかな3人組になるのだ。岡田さんがラップでうたい、山中さんが可愛い声でうたう。ふふ。</p>

<p>　６では、ドラムスが小気味よく、ベースもうねる。脇のマイクスタンドが倒れるくらいの熱演である。魚は確実に逃げるくらいの力の入りようで、18時9分。</p>

<p>　アンコールの冒頭では、「初めてCDがでて、デビューして10周年。ありがとうございます」。７は、子どものころ、母親から、練習しないなら帰ってこなくていい、と言われて、「さようなら」という意味を込めて作った曲。歌いながら、ピアノ・ソロを滔々と。更に、もう1曲ということで、８である。ワクワク、ゴーゴーで18時23分。</p>

<p>　入れ替え制なので、一旦外に出る。</p>

<p>　セカンドは、19時8分に3人が登場する。「雪景色が綺麗なので、テンションが上がって、ファーストに熱が入りました。新庄の寒さはものすごくて、かみつくような寒さです。クリスマスの曲もやります」。</p>

<p>　９は厚みのあるイントロで、ドラムスが印象的だ。ご機嫌である。10は、ソニー・ロリンズの曲である。酒乱の東保さんが、メロディーを熱演する。転がるような豊かなピアノ・ソロで、初めて聞いたけれどニコニコである。でも山中さんは、「もう２度とやりません」。うーん。続く、11も初めて聞く。キース・ジャレットの曲で、「ずっとやりたかった、新しい曲」。12は、速いテンポで盛り上がる。13は、テーマの後のベース・ソロが素晴らしく、訴えかけてくるピアノ・ソロも大きく、激しい。そしてドラムスがガンガンで、唸って叩くソロを披露。最後はピアノがソロできめて、グー。20時11分。</p>

<p>　アンコールは、約束のクリスマス・ソング。「私の好きな、クリスマスの曲」で、ペトルチアーニの曲である。調律師の映画である『ピアノマニア』が近日公開されるらしい。明るい、心地よいメロディーがいいし、ベース・ソロにも力が入る。軽快なピアノ・ソロもよい。15には、すぐ突入し、速く攻撃的な八木節である。20時39分。</p>

<p>　レキシントン新庄の前の道路は凍結し、冷たい風が頬にあたる。キャビア、フォアグラ、トリフ。世界三大珍味で、夜は終わらないのである。</p>]]>
    </content>
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    <title>10代が企画したコンサートで山中千尋さんのデュオを</title>
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    <published>2011-12-26T11:46:19Z</published>
    <updated>2011-12-26T11:51:45Z</updated>

    <summary>　12月18日、前橋の群馬県民会館（ベイシア文化ホール）で、ジャズの魅力と題した...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　12月18日、前橋の群馬県民会館（ベイシア文化ホール）で、ジャズの魅力と題した「ティーンエイジャー・コンサート」が開かれた。群馬出身の音楽家の演奏や、山中千尋さんのジャズ講座、山中さんのピアノとベースのデュオの演奏と、盛りだくさんの催しだった。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="MaebashiTeenAger.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/MaebashiTeenAger.jpg" width="112" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　1000人近い来場者が集まり、終演後のサイン会には1時間以上の行列ができる盛況。演奏はもちろん、山中さんが出演者を紹介したり、インタビューしたりと、別の一面をみることもできた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　開場前は自由席のため、大行列ができた。<br />
　ホールの展示室のシャッターを開けて、行列を整理する。このホールには、2009年2月に山中さんと群馬交響楽団が共演したときに訪れた。あの時も寒かったが、今日も寒い。<br />
　14時30分に開場する。舞台には、ピアノとベースの他に、マリンバが置かれていて、ちょっと違った雰囲気が嬉しい。</p>

<p>　定刻15時になって、山中さんが登場。「群馬のティーンが企画してくれました。最後までお楽しみください」。</p>

<p>　まずはマリンバの山崎慶子さんが登場。大学には行ってからマリンバを学んだという。ソロの演奏を２曲、披露してくれる。山中さんいわく、身近なマリンバの音といえば、「渋谷Loftの前で鳴っている音」と「NHKの今日の料理の音楽」とのこと。</p>

<p>　続いて、クラリネットの木幡亮仁さんが登場。10時間くらい練習したときは、唇を切ってしまい血だらけになったそうだ。練習熱心だが、バイクで風を切って走り去るらしい。同じく2曲を披露してくれる。クラリネットを選んだのは、「エレガントで気持ちの良い、柔らかい音だから」とのこと。</p>

<p>　幕間で、実行委員長の女性が「ジャズ・クイズ」。ジャズの発祥地や意味、アメリカで殿堂入りした日本人の性別など、解説つきで会場から拍手で回答を求める。正答率は高いと思う。</p>

<p>　引き続いて、山中さんのジャズ講座である。<br />
　最初は、クラシックとジャズの境界ということで、リズムの違いを「C Jam Blues」で実演する。楽譜通りに弾き、ジャズ風に弾いて比較する。サン＝サーンスの曲でも原曲とジャズ風を弾き比べる。なるほどである。<br />
　次は、自分のメロディーを足す実演で、アドリブを浮き彫りにする。最後は、コードの秘密ということで、和音、倍音の深みを説明した。</p>

<p>　４人で「サンタが町にやってきた」をジャズ・セッションし、前半終了。15時50分。</p>

<p>　相変わらず、お酒の無い、県の施設らしいロビーで休憩だ。</p>

<p>　16時10分に再開である。山中さんは衣裳を替えて、金色のワンピース。やはり素敵である。演奏は東保光さんのベースとのデュオである。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>１、She Did It Again<br />
２、Beverly<br />
３、Take Five<br />
４、When You Wish Upon A Star<br />
５、Rain, Rain And Rain<br />
（アンコール）<br />
６、Yagibushi<br />
７、So Long</p>

<p>　１はピアノのテーマに続いて、力の入ったベースに。ソロが良い。続くピアノも良い。うたっている。ドラムスが無いので、トリオと違った緊張感というか、音の交錯が楽しい。２は、原題、川下り、河から流れ落ちてくる曲で、懐かしいテーマである。ベース・ソロもくっきり。ピアノも新鮮で、はっきりと、強く、訴えかけてくる。<br />
　３は渾身のベース・ソロを聴く。ピアノ・ソロも盛り上がる。一転して、しっとりとした４のバラードだ。「早く日本が元通りに」とチャリティに参加したことも明かす。デュオだけに、ゆっくりスタート。テーマに流れ込んで、いつになく、激しいピアノ・ソロになる。ベースも叩く、叩く。16時55分。</p>

<p>　アンコールの６は、初のデュオ・バージョンである。地元でもあり、気合いの入ったピアノ・ソロだ。最後の７では会場から手拍子が自然に沸き起こる。訴えかけてくるようだ。17時18分、終了。<br />
　サイン会も大行列で、お疲れさまである。寒い夜には熱燗だ。</p>]]>
    </content>
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    <title>山中千尋さん、秋のツアー、最終会場は大阪で</title>
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    <id>tag:www.kenyama.net,2011://1.535</id>

    <published>2011-12-17T10:21:42Z</published>
    <updated>2011-12-17T16:48:22Z</updated>

    <summary>　大好きなジャズ・ピアニスト、山中千尋さんが新アルバムのメンバーであるニューヨー...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　大好きなジャズ・ピアニスト、山中千尋さんが新アルバムのメンバーであるニューヨーク・トリオで、国内をツアーした最終会場は、11月22日のビルボードライブ大阪となった。満員の会場で、たっぷりと演奏を披露してくれた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="BBLOsaka1122.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/BBLOsaka1122.jpg" width="126" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　お酒を飲んでも、お腹一杯になると酔わないように、寒さも宵も吹き飛ばす夜になった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　17時30分の開場と同時に入店する。まずは赤ワインを飲む。ぐびぐび。客席は見る間に埋まり、開演直前には、ほぼ満員だ。ワクワクする瞬間を楽しむ。</p>

<p>　18時30分、トリオが登場する。金色のワンピースとハイヒールで、今日も素敵な山中さんである。<br />
　甘党で、いちごポッキーをたくさん食べ、差し入れのショート・ケーキを独り占めしようとするドラマーや、東大卒でグラミー賞受賞メンバーでもあるベーシストを紹介する。山中さんのIQは、84だという（きっと冗談だ）。ちなみにDVD『Live In New York』でのJohnの笑顔に注目ということだ。</p>

<p>　メンバーは、Yoshi Waki(b)、John Davis(ds) 。演奏したのは以下の通り</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Dit It Again<br />
２、Rain, Rain And Rain<br />
３、Living Without Friday<br />
４、Close To you<br />
５、I'm Gonnna Go Fishin'<br />
（アンコール）<br />
６、So Long<br />
７、2:30 Rag</p>

<p>【セカンド】<br />
８、Sing Sing Sing<br />
９、Take Five<br />
10、Rain, Rain And Rain<br />
11、Giant Steps<br />
12、Ele e Ela<br />
13、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
14、So Long<br />
15、2:30 Rag</p>

<p>　早速始まる１では、テーマを楽しみ、ベース・ソロに。ピアノもソロをしっとり刻んで、多彩なフレーズを織り交ぜる。２も、しっとりしたイントロから、テーマを壊しつつ、テーマを転がすといった感じ。デビューして10周年で、最初のCDを発売したのは澤野工房であった。「録音するのが嫌だった」そうだ。でも、それだからこそ、今、こうして山中さんの演奏が聴けるのだから、良かったのである。<br />
　３は、テーマからベース・ソロ。ピアノとベースが目線を交わして、更に激しいピアノ・ソロになり、「どうしたことか」といった按配、ご機嫌なドラムスのソロとなる。４のポップなメロディーが楽しいし、ベース・ソロも聴きもので、歌声で終わる。</p>

<p>　５では、ピアノとドラムスの応酬に聴き入り、織り交ぜられたフレーズの宝庫が気持ちよい。響きに身を任す、快楽なのである。19時43分。</p>

<p>　アンコールの６は、お母様に怒られて「さようなら」という意味で作った曲だそうだが、「頭のいい人はいっぱいいるんだから、勉強してどうするの。ピアノの練習をしなさい」とのこと。その結果、「こうして皆さんに会えるようになりました」。。ステージでは、Johnがポッキーの差し入れを貰う。そのため、もう１曲アンコールとなる（冗談）。7は、いつもの軽やかで、スピーディな曲。20時で終了。</p>

<p>　完全入れ替え制なので一旦外に出る。少々寒い。</p>

<p>　20時40分、再度入場する。今度は、ジントニックをいただく。</p>

<p>　今回のニューヨーク・トリオによるツアーで、最後のセットである。山中さん以外の２人は翌日の飛行機で離日するという。これから、３人の息のあった素晴らしい演奏を披露してくれるだろう。<br />
　そして、明日には消えるトリオのサウンド。そのはかなさが、この演奏を更に際立たせるだろう。</p>

<p>　８は、イントロから「Saturday In The Park」になだれ込む快感がたまらない。９は、Dave Brubeckの結う名曲だが、ピアノ・ソロがしっとりと心地よく、胸に響く。ドラムスもソロも聞き物で、いいのである。ベース・ソロで始まる10。文字通り、歌う、情感のこもったベースだ。ピアノも切ない感じで、メロディのアレンジが更によろしくなって、ご機嫌だ。<br />
　11は、オリジナルというかColtraneの重い感じを忠実に演奏している感じ。12はウキウキだが、山中さん曰く、「ピアノを弾くのは、プロレスと似ている」とのこと。でも、この曲のメロディは明るく良い。最後は３人が歌う。山中さんの声は可愛いのである。12では、じっくりイントロを堪能し、軽やかにリズムを叩いて、弾ける感じでゴー！である。複雑に折り重なるピアノ・ソロとリズムの饗宴だ。メンバー紹介があって、23時5分。</p>

<p>　アンコールの前には、山中さんに花束と、Johnにいちごポッキーのプレゼントがある。<br />
　14は、最初、アルバムを作った澤野工房の澤野さんに感謝を込めて、とのこと。大阪・通天閣の履物屋さんを兼務するレーベルだ。素敵なテーマを聴いているうちに、目に涙が浮かんできた。「嬉しいぞ、10周年」である。これからもよろしくなのである。アンコールのアンコールが、15で速いテンポでスタートし、「いえーっ！」。23時25分。</p>

<p>　次は、山形・新庄でライブである。ふふ。</p>]]>
    </content>
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    <title>華やかな東京ミッドタウンで山中千尋ニューヨーク・トリオを</title>
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    <published>2011-12-09T04:48:40Z</published>
    <updated>2011-12-09T05:01:39Z</updated>

    <summary>　年末が近づく、イルミネーションが綺麗な東京ミッドタウンに位置するビルボードライ...</summary>
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        <name>kenyama</name>
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        <category term="ジャズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　年末が近づく、イルミネーションが綺麗な東京ミッドタウンに位置するビルボードライブ東京で、11月20日、山中千尋さんのニューヨーク・トリオによるライブが開かれた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="BBLTokyo1120.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/BBLTokyo1120.jpg" width="180" height="168" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　落ち着いた雰囲気のクラブで、新しいアルバムからだけでなく、以前のアルバム収録曲も含め、多彩で嬉しい千尋ワールドを満喫した。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　やっと寒くなった晩秋の六本木、ミッドタウンに隣接する港区立檜町公園は、LEDによる華やかな電飾で覆われ、夜になると光流れる星空のようだ。4階のビルボードライブ東京入り口には、会場を待つ行列ができる。心の盛り上がる瞬間だ。15時30分、定刻に開場。席を確保する。まずは、飲み過ぎないようにジントニックをいただく。</p>

<p>　食事のお皿と、飲み物のグラス、食器が、金属的な音を響かせながら、開演を待つ。わくわく。<br />
　16時30分、３人が登場だ。山中さんはグレーのワンピースで、とても美しい。「みなさん、こんにちは」。ドラマーのJohnが甘党で、ケーキをいっぱい食べる話を交えて、メンバー紹介。ベーシストの脇さんは東大卒で、トリオの平均IQを引き上げているという。ちなみに山中さんは84だそうだ（うそだと思う）。</p>

<p>　メンバーは、新アルバム『<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/924.html">Reminiscence</a>』と同じで、Yoshi Waki(b)、John Davis(ds) 。演奏したのは以下の通り</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Rain, Rain And Rain<br />
３、Living Without Friday<br />
４、Close To You<br />
５、Giant Steps<br />
６、La Samba des Prophets<br />
７、I'm Gonnna Go Fishin'<br />
（アンコール）<br />
８、So Long</p>

<p>【セカンド】<br />
９、Sing Sing Sing<br />
10、Take Five<br />
11、Rain, Rain And Rain<br />
12、Close To You<br />
13、Antonio's Joke<br />
14、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
15、2:30 Rag<br />
16、So Long</p>

<p>　１は、ベース・ソロが心地よい。ピアノ・ソロも聞き慣れたフレーズが折り込まれ、激しく音を積み重ねていく。２のイントロが素晴らしかった。しっとりしつつ、一転、テーマが発進する。ピアノ・ソロがご機嫌である。腹に響くドラムスもいい。<br />
　年末に近い時期だからだろうか、ディズニー風のイントロ、オズの魔法使いである。虹を越えるのだ。ベース・ソロもいいし、ピアノがベースが音を空間に投げる。ドラムスのリズムに酔ってしまう。</p>

<p>　４は、お馴染の耳になじんだポップスで、激しいJohnが嬉しいね。歌って締めた。５は、最初のテーマから歌うベース・ソロ。嬉しそうに叩くドラマーに見入ってしまう。コルトレーンのファンなのだろうか。６はサンバで、ピアノ・ソロがいいなあ、と嬉しくなる。うっとりである。響いて、叩いて、そのまま７に突入だ。こったピアノのプレイが素敵で、ガンガンくるのである。17時50分、一旦終了。</p>

<p>　アンコールで、舞台背後のカーテンが開く。演奏する3人も思わず、外をみてしまう。赤坂方面の夜景で、綺麗である。エミラーツ航空が協賛だ。冬の夜空は美しい。８は手拍子も入って、盛り上がる。18時終了。</p>

<p>　一旦、入れ替えなので、外に出る。涼しい廊下で頭と身体を冷やして、クール・ダウンである。</p>

<p>　18時40分、再度入場。ガラス越しにの公園の光のイルミネーションは、綺麗すぎである。ジントニックを、また、いただく。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="BBLTokyoParkView.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/BBLTokyoParkView.jpg" width="200" height="165" class="mt-image-none" style="" /></span></p>

<p>　19時38分、カーテンが閉まって、３人が登場。Joshua Redmanに似ている（？）John Davisと、首を寝違えて難しい顔をしているIQ158が自慢の脇さんである。</p>

<p>　9は、「ジャングル」スタートだ。力強いドラムスが響き、まずはびっくり。テーマは、一転弱く、しっかりピアノが刻んで、土曜の公園もばっちりきまる。嬉しいスタンダードでセカンド・セットは始まった。10はテーマに続く、ベース・ソロがよく、響く和音が心地よい。ドラムスも吠える、叩く。盛り上がってきた。<br />
　ためて、じらして、のぼりつめて、走り出す11のイントロに聞き惚れる。今日は、各自のソロが長く、もう20時45分である。<br />
　<br />
　12は、優しく鍵盤を叩いて、ピアノの音色をじっくりと聞かせる。今回のツアーでは、ピアノの生音がとても印象的に美しい。ベース・ソロがよく、ピアノ・ソロは更によいし、くきっりリズムを刻むドラムスもご機嫌だ。３人がハミングで歌う。山中さんの声を本当に可愛いのである。大好きな13を今日も演奏してくれて嬉しくなる。照明が赤くなり、静かにスタートする。３人揃ってのテーマで、いいものだ。ベースは、泣きのソロで鳴きのソロ。ピアノも迫力満点になる。</p>

<p>　ここでクリスマス・プレゼントの発表がある。今年も12月24日のクリスマス・イヴに東京TUCでライブがあるという。「ここ（ビルボード）がお家なら、TUCはこたつのような場所です」とのこと。楽しみである。</p>

<p>　14は、おどろおどろしいイントロから、八木節のフレーズが聴こえ上がってくると耳がそばだつ。汗で光る肩、背中。本当に美しい女神である。21時、一旦終了。</p>

<p>　アンコールでは、舞台背後のカーテンが開く演出は、ファーストと同じ。節電はどこにいったのかと、不安になるイルミネーションである。最後は手拍子で、16を締め、21時13分。</p>

<p>　熱気に満ちたライブの後の、もりそばはうまいのだ。</p>

<p>（つけたし）</p>

<p>　人生は楽しく、生きるべきだし、好きなこと、ものを満喫して暮らしたい。<br />
　仕事なぞ、あくまで、絶対に人生の手段に過ぎない。<br />
　仕事が生き甲斐、などという「プロテスタンティズム」（禁欲）を気取るばか、お目出度い人にはなりたくない。<br />
　大人、経営者、資本家が、そういうのは自分が楽をしたいからで、それを真に受けたり、ビジネス書を読んで、考えたつもりでいるのはあまりにナイーブである。人に使われるのが不幸（反倫理的）であることは、人を使うのも反倫理的（不幸）ということだ。</p>]]>
    </content>
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    <title>水戸の雨を吹き飛ばす、山中千尋さんのNYトリオ</title>
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    <published>2011-12-08T06:23:59Z</published>
    <updated>2011-12-08T06:28:19Z</updated>

    <summary>　直前まで降っていた雨も上がる。ガラス張りが美しいジャズ・クラブ、水戸のB2（ビ...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　直前まで降っていた雨も上がる。ガラス張りが美しいジャズ・クラブ、水戸のB2（ビー・セカンド）の11月19日は、熱気に満ちていた。山中千尋さんのニューヨーク・トリオによる演奏で、B2での演奏は、<a href="http://www.kenyama.net/2010/08/post-271.html">2010年7月以来</a>になる。小さなクラブで、ピアノの生音が耳にくっきりと残る。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Mito1119.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/Mito1119.jpg" width="121" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　山中さんは、朝の群馬、午後の鹿島と、本日３本目となるトリプル・ヘッダーのタイトなスケジュール。でも、勢いあるステージを披露してくれた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　この秋のツアーは、アルバム『<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/924.html">Reminiscence</a>』の収録メンバーによるライブで、楽しみにしていた。定刻18時過ぎに開場し、アヴァンギャルドのスピーカーが鎮座する舞台に、カワイのピアノが開演を待つ。バックはガラス張りで、来場者だけでなく、通行人ものぞき込んでくる。<br />
　飲み過ぎは行けないので、ジントニックをいただく。600円で、うまい。</p>

<p>　19時すぎ、注意事項がアナウンスされ、会場が暗くなる。小さなクラブだが、満席である。３人が登場。山中さんは黒いワンピースで、とても美しい。<br />
　16日間、イタリアをツアーしたことを報告し、今日は三つ目のステージであることも明かす。そして、メンバー紹介だ。</p>

<p>　Yoshi Waki(b)、John Davis(ds) である。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Rain, Rain And Rain<br />
３、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
４、Living Without Friday<br />
５、Antonio's Joke<br />
６、Sing Sing Sing<br />
（アンコール）<br />
７、So Long</p>

<p>【セカンド】<br />
８、I'm Gonnna Go Fishin'<br />
９、Take Five<br />
10、La Samba des Prophets<br />
11、Take Me In Your Arms<br />
12、Liebesleid<br />
（アンコール）<br />
13、So Long<br />
14、2:30 Rag<br />
15、Yagibushi</p>

<p>　最初の１は、重いイントロで始まる。ベース・ソロもくっきりもいい。続くピアノ・ソロも低音が効いている。力強く始まるライブで、グーなのだ。お天気が雨だったことにちなんで、野鳥の会の折り畳める長靴を紹介する山中さん。雨繋がりで２に。しっとり、優しいスタートで、アレンジが進化している。今日は歌わない。３は、ポップの王道である。アルバムに収録された演奏より、丁寧でゆっくりしたアレンジで、抜群だ。</p>

<p>　ニューヨークのジャズ・クラブ「Iridium」でのライブを収録したDVD『Live In New York』にもある４はイントロも聞かせる。ピアノ・ソロが凝っていて、カッコいい。激しいし、飛んで跳ねる。最後に追加されたドラムス・ソロを身体で浴びる。「まったりした曲」の５は、ドラムスが印象的で、ブラシの音が耳にのこる。ピアノ・ソロも熱演だ。「いいなあ、音が踊って、歌って、響く」と心の中で頷く。<br />
　６は、ジャングルのように音が乱舞するドラムスで始まり、「Saturday In The Park」。ニコリだね。20時23分、一旦終了。しかし、そのままアンコールに突入。満員の会場で舞台を出入りするだけで大変なのだ。</p>

<p>　７は、お母様から「ピアノの練習しないのなら、帰ってこなくていい」と言われて、「じゃあ、バイバイ」ということで作った、「さようなら」の曲。歌うベース・ソロで、響くピアノ・ソロだ。20時35分、終了。</p>

<p>　雨模様ということで、入れ替え制だけれど、外に出ないですむ。瓶のブルックリン・ラガーをぐびぐび。山中さんお勧めのビールである。</p>

<p>　人が入れ替わって、更に人数が増える。</p>

<p>　21時30分に暗くなり、35分、3人が登場。</p>

<p>　８は出だしの、ピアノとドラムスのやり取りがおかしい。そして、おも重いテーマからスタートする。軽やかなピアノ・ソロが気持ちよい。９は、演奏するたびに崩壊するらしいけれど、どうしてどうして、ドラムスのリズムの刻みが新鮮で、ベース・ソロも素敵だ。さらにドラムス・ソロが素晴らしいのだ。<br />
　10はサンバで、高音がピアノから響く。ベースも歌いながら、ピアノを支える。11ではドラムスとピアノの応酬がよろしい。12はテーマに続いて、泣きのベース・ソロだ。ドラムス・ソロもよく、ピアノは勇ましい。22時40分。</p>

<p>　アンコールが始まる。「11年目の来年は違う企画でアルバムを作ろう」と決意を表明する。13は、そこはかないピアノがいいし、14は速いテンポでピアノが鳴る。最後の八木節で、大盛り上がりである。23時5分。</p>

<p>　しかし、でき上がった酔っ払いはみっともないものだ。自省も込めて思う。本人はいいけれど、周りは醒めるばかり。</p>

<p>　夜の湿った風が駅前の坂道を下るのだ。<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>iMacが登場した1998年の衝撃</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kenyama.net/2011/11/imac1998.html" />
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    <published>2011-11-09T13:18:47Z</published>
    <updated>2011-11-09T13:25:16Z</updated>

    <summary>　米アップルの創業者の一人、スティーブ・ジョブズが、2011年10月5日、亡くな...</summary>
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        <category term="その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　米アップルの創業者の一人、スティーブ・ジョブズが、2011年10月5日、亡くなった。<br />
　一方的に礼賛もしないし、必要以上に貶めるつもりもない。倒産寸前だったアップル・コンピュータを時価総額で世界一位を争うアップルにした業績は卓越したものだし、「公式伝記」でも散見される醜悪な部分も含めて、すべてがスティーブである。<br />
　初代iMacが、1998年に登場したとき、「パソコン批評」に同機のレビューを書いた。懐かしい当時の記録である。</p>]]>
        <![CDATA[<p>iMacが登場した</p>

<p>　アップル・コンピュータの創業者の一人、スティーブ・ジョブズが「hello(again)」と画面に表示させ大々的に発表したiMac（あいまっく）が、日本でも8月29日に発売された。アメリカでの発売が8月15日だったことを考えると、2週間という驚異的なスピードで日本で発売された。前後の大々的な宣伝と重なって、当日秋葉原などのパソコンショップには行列ができ、ほとんどのメディアで好意的に報道された。<br />
　アップルがコンシューマ市場に再挑戦する戦略的な新機種だが、その使い心地を検証してみた。<br />
　ところで、「コンシューマ」とは誰のことだろうか？　家庭向けの初心者に優しいコンピュータということなら、かつての「Performa」シリーズとの違いは何なのだろうか？　<br />
　基本的なスペックは表を見てほしい。デスクトップタイプのG3マシンに匹敵する性能である。これは、かつての「Performa」が一昔前の性能の機械にソフトをたっぷりとつけ、安く売るスタイルからは変化している。付属する市販ソフトもClaris Worksなど数種類だ。一方で価格はかなり安い。この点は、評価できるポイントだ。<br />
　今までのほとんどのマッキントッシュについていたシリアルポートとSCSIポートは無くなった。またフロッピーディスクドライブも内蔵しない。代わりにUSBポートが二つついていて、アップルはモダンI/Oとが呼んでいる。マックにとって新しい技術が、コンシューマ向けにまず投入されたことは特筆に値しよう。<br />
　ただ、新規のユーザーのことを考えれば、今後の普及が見込まれるポートを導入するのは結構な話だが、今までの資産が生かせないとするとどうだろうか。<br />
　デザインは、白と青の半透明のプラスチックを使った丸みを帯びたデザインで、確かに「かわいい」。キーボードやマウスも新設計で、遊び心に満ちている。一方で、曲線を使った植物的なデザインは、好き嫌いが分かれるところだ。<br />
　ターゲットのひとつであるコンピュータに興味のない人たちへ強い印象を与えることをねらったのだろう。外箱の派手なオレンジ色も印象的で、マニュアル類を入れた内箱もオレンジ色だ。<br />
　リンゴマークも6色でなく一色になり、おまけで付いてくるロゴのシールも白一色になっている。</p>

<p>セットアップする</p>

<p>　テレビで放映されたCMほどではないが、立ち上げるまでの手順は簡単だ。半透明の素材でシールドされた電源ケーブルを差し込み、右手横のケーブルドアを開け、付属するUSBキーボードとマウスを接続すればいい。あとは、モデムかイーサーネットのネットワークにつないで起動する。普通の起動音がする。<br />
　本体に付属するマニュアルは、日本語入力とトラブル克服ハンドブックなどだけで、一般的な使用方法は、デスクトップにある「MacOSインフォセンター」をダブルクリックして、ブラウザを使って調べることになる。iMac固有の情報も網羅している。マックの基本動作だけでなく、カバーを外してメモリを増設する方法も図解されている。ユーザー登録もデスクトップにある「ユーザ登録」を使って、インターネット経由で行える。<br />
　ただ、こうした仕組みはある程度コンピュータの使い方になれた人にとっては、便利で特に困らないのだろうが、はじめて家にコンピュータを買った人にとって便利かどうかは疑問だ。分厚く、呼んでも意味不明なマニュアルは不要だが、基本操作は、はじめにゆっくりと紙で読みたいものだ。<br />
　システムフォルダには、今までのマッキントッシュになかったファイルがある。1.8MBの「MacOS ROM」だ。これまでは、マザーボード上にあるMacOS専用のROMを使って起動し、基本的なツールボックスルーチンもこのROMに納められていた。ところが、iMacでは、起動するためだけの新しいROMがマザーボード上にある。起動時に最小限の起動プロセスをそのROMから行った後、ハードディスク上の「MacOS ROM」ファイルを読み込んで、最終的にMacOSを立ち上げている。「ROM in RAM」という方式だ。<br />
　これは以前IBMなどと共同で開発していたものの商品化されなかった、PowerPCを使ったパソコンのための規格、CHRP（チャープ）の開発で生まれた技術を利用している。そのためか「MacOS ROM」のファイルタイプは「chrp」だ。<br />
　しかし、「ROM in RAM」のため、システムを3MB消費している。初期値は仮想メモリを33MBに設定されているが、そのうち14.2MB程度をシステムが消費している。残りは、20MB以下だ。最近の巨大化するアプリケーションを考えると、快適な環境を作るには、メモリの増設は必須であろう。<br />
　立ち上がってしまえば、見慣れたMacOSのデスクトップだ。見た目で分かる違いは、デスクトップパターンに、iMacの青にちなんだ「ボンダイ」などが追加されている程度だ。<br />
　OSは、販売されているMacOS8.1よりも、いくつかの点がバージョン・アップしている。インターネットのプロバイダーに接続するために必要なPPP用のコントロールパネルが、リモートアクセスに統合されたり、システムの状態を記録するシステム・プロフィールのインターフェイスが変わり、USB機器などの細かい点も記録できるようになった。ハードディスク修復ユーティリティのDisk First Aidは、起動ディスクも修復できるようになった。</p>

<p>付属のソフトを使ってみれば</p>

<p>　ブラウザには、Netscape Navigator 4.04とマイクロソフトのInternet Explorerローラ4.01がインストールされ、メーラーは同じくマイクロソフトのOutlook Express4.01とPostPet1.1がインストールされている。CyberDogやClarisMailLiteは付いていない。ちなみにHyperCard Playerは、インストールCD-ROMには入っているが、最初はインストールされていない。<br />
　統合ソフトとしては、Claris Works4.0v3がインストールされている。その他にもファックスソフトのFAX stf5.0や宛名職人5、Kai's PowerSoapSE版などが付いてくる。<br />
　ただ、クラリス・ワークスのバージョンが古く、MacOS8.1で使用するとメニュー項目の右端が白く抜けてしまう。アップル社のホームページから4.0v4へのアップデートをインストールすればいいのだが、なぜ最初からインストールしておかないのか疑問だ。インストールCD-ROMにもアップデートは入っていない。<br />
　しばらく使っていても、処理速度に、まったくストレスを感じない。マイクロソフトのワード98でさえも、許せる範囲の遅さだ。</p>

<p>アップデートとリストア</p>

<p>　また、アップル社からは、すでにいくつかのアップデートが公開されている。モデムとUSB、CD-ROMドライブに関するものだ。<br />
　iMacモデムアップデートは、通信速度が極端に低下するトラブルに対処するもので、内蔵モデム用のの13KBのスクリプトファイルだ。USBでのトラブルを解消するiMacアップデート1.0は、1.8MBの大きなファイルで、なんとMacOS ROMそのものを入れ替えてしまう。<br />
　iMacのCD-ROMドライブは、PowerBookG3シリーズに使われているものと同じタイプだがかなりうるさい。ところが、時折、静かになるので不思議に思っていた。日本のアップル社のサイトには二つのアップデートしか無いが（10月3日現在）、アメリカのアップル社サポートページにiMac CD Firmware Update1.0を発見した。早速インストールすると確かに静かになる。CD-ROMの表面の印刷のアンバランスによって、バイブレーションを起こしているとのこと。ただ、アップデートをかけても、CD-ROMドライブの音は気になる。すぐ両脇にSRSサラウンドのスピーカーがあり、その音質も自慢だったはずで残念だ。<br />
　さて、iMacにはインストールCD-ROMとは別に、リストア用のCD-ROMがついてくる。これは、いざというとき、ハードディスクを購入時と全く同じ状態に戻すためのものだ。今までのインストールCD-ROMでも同様のことは可能だが、初心者にはこちらの方がわかりやすいだろう。<br />
　このように肝心なところで、こういくつものアップデートが必要となると、初心者は困るのではないだろうか。発売されて間もない初期不良的なアップデートとは言え、リストアした上に、さらにアップデートが必要になる。外部のバックアップ用のドライブがまだ整っていない現状では、改めてダウンロードするしか無いわけで困りものだ。<br />
　ちなみに、フロッピードライブがないことにあわせてか、起動時に起動ディスクが見つからない時に表示されるアイコンが変わった。今までは、フロッピーディスク・アイコンに？印だったが、iMacでは、立体的なフォルダアイコンに？印とMacOSロゴが点滅する。<br />
　フリーズしたときの強制再起動も、キーボードから操作できないことが多くなり、ケーブルドアの中にある小さなボタンをクリップなどで押す必要がある。その下の小さなボタンを押すとインタラプト・ウィンドウが表示される。ソフトウェア開発時にデバッガなどで使用するのだが、最近は通常全く使うことはない。</p>

<p>USBでプリンタを使ってみる</p>

<p>　アップル社が今までのシリアルポートとの互換性を捨てて導入したUSBポートだが、まだ対応した機器が少ない。いくつものメーカーが、iMac対応の機器を発表しているので、今後は選択肢も増えるだろう。注目の松下寿電子が発売するフロッピーディスク互換のSuperDiskの発売は延期され、10月中旬とアナウンスされている。この号が発売になる頃には店頭に並んでいるかもしれない。<br />
　今回は、iMac対応を明記してあるエプソンのUSB変換ケーブル、PRCB8を使って、対応プリンターのPM-750Cを使用した。早速、本体のUSBとプリンターを繋いでみる。すると、名称不明なデバイスが接続されました、ドライバをインストールしてください、との旨、ダイアログが表示された。きちんと新しく接続された機器を認識しているわけで、さすがである。<br />
　ドライバーを付属のCD-ROMからインストールする。同封されている注意書きによれば、iMacアップデート1.0をインストールした方がよいと書いてある。<br />
　セレクタからプリンタを選択すると、右側のボックスに「USBポート」が表示される。後は、通常の印刷と同じで問題なし。また、USBハブとしての機能も持つキーボードのUSBポートにプリンタを繋いでも全く問題なかった。<br />
　今度は、DOS/V、98対応をうたっているArvel社の4ポートUSBハブを本体に差し、その先にプリンターを繋いでみる。これもUSB経由で電源も供給され、印刷も問題なし。さらに、キーボードに4ポートハブを繋ぎ、その先にプリンターをつないでも印刷できた。いずれも電源を入れたまま、ケーブルの抜き差しをしているが何のトラブルもない。</p>

<p>販売店の絞り込み</p>

<p>　iMacはすべてのマック販売店で売られているわけではない。アップル社は、iMacをコンシューマ市場で展開するにあたって、「提案型の販売（ソリューションセールス）」ができる店と提携していく方針を打ち出し、楽器専門店や大学生協と提携した。もちろん、大型パソコン店もそのリストに含まれているが、秋葉原などの安売り店や通販専門店などは含まれていない。<br />
　以前、値下げ競争に巻き込まれたことへの反省と、在庫管理の徹底のために直販の体制が取れるところだけに絞ったようだが、通信販売でしかマックを買うことのできないユーザーも多いはずだ。<br />
　とは言っても、アメリカでは1299ドルのiMacが、円安の中、178000円で売られている。単純にわり算すると、1ドルが137円で、ほとんど現在の円相場と変わらない。</p>

<p>細かい問題点</p>

<p>　キーボード裏のスタンドのヒンジが固く、高さを調節しようとして、壊してしまいそうで不安になる。何度か動かしてみても変化はない。製品によってばらつきがあるようだ。また、マウスも今までの純正マウスより薄くて小さいためか、完全に握りしめてしまい、慣れないと使いにくい。手の大きなアメリカ人は大変だろう。<br />
　また、ビスフェノールAという環境ホルモンの一種が製造段階で使われている「ポリカーボネート」をiMacに使っていることから、未来を見据えた機械としては失格だと、批判する声もある。<br />
　また、なぜかハードディスクの最上位の階層にインストールのログが残っている。日本語用のシステムをインストールしたときのログだが、今までの製品では見たことはなかった。将来、UNIXをベースにしたOSを導入するにあたっての事前措置なのかと勘ぐってしまう。ただ、こういったユーザーが基本的に気にすることのないものは、見えないように隠してしまうのが、マックの良いところだったはずで、なぜ残っているのかが疑問だ。<br />
　また、iMacにはモデムポートやプリンタポートといったシリアルポートはない。ところが、セレクタでアップル純正のプリンタドライバのうち、ImageWriter（使っている人は少ないだろうが）だと、どちらかのポートが選べてしまう。もちろん、印刷しようとしてもエラーがでるだけだが。ColorStyleWriter2500などを選ぶと、（なし）と表示されるのだが。もう少し気を配って欲しかった。</p>

<p>iMacは欲しくなる？</p>

<p>　発売当初は、各ショップで品切れが多かったが、最近ではかなり見かけるようになった。販売店の絞り込みもあって、欲しいときに買えないことの多かったアップル社にしては、まずは順調な出足であろうか。<br />
　一方、早速iMacの後継機の噂が出回っている。しかし、長く売っていこうというコンセプトの商品のはずだ。まだ、登場して数ヶ月であり、かつてのように、次々と変わり映えのしない新製品を投入し、在庫の管理と生産の調整が混乱するといったアップル社の悪い癖が出ないことを祈っている。これで失敗すると本当に取り返しがつかないのかもしれないのだから。</p>

<p>伊藤初雄（いとう・はつお）<br />
1968年生まれ、東京都在住。最近、NewtonMessagePad130からPalmIIIに買い換えた。小さくて速くて便利だが、何か物足りない気がする。</p>]]>
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    <title>大阪で初めて、山中千尋さんの販促ライブ</title>
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    <published>2011-10-31T08:45:43Z</published>
    <updated>2011-10-31T08:48:10Z</updated>

    <summary>　10月1日の土曜日、山中千尋さんの新アルバム『Reminiscence』の発売...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　10月1日の土曜日、山中千尋さんの新アルバム『<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/924.html">Reminiscence</a>』の発売を記念した販促ライブが、大阪・ロイヤルホースで開かれた。大阪で同種のライブが開かれるのは初めてだろう。アルバムを購入した上で、抽選で当たった100人余りが参加した。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="OsakaRoyalHorse.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/OsakaRoyalHorse.jpg" width="155" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　ロイヤルホースは、生演奏の楽しめるジャズ・クラブで、JBLの大きなスピーカもあり、木目を基調とした内装で、高級感がある。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　涼しくてさわやかな日差しが嬉しい。12時30分の開場前から、お店の前に行列ができる。店内は机を最小限にして、少しでも多くの座席を確保している。もちろん、満員だ。</p>

<p>　定刻の13時になって、3人が登場する。山中さんは、黒とグレーのワンピースで、素敵。メンバーは、ピアノの山中さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>１、She Did It Again<br />
２、You've Got A Friend / Central Park West<br />
３、Close To You<br />
（アンコール）<br />
４、Sing Sing Sing</p>

<p>　１は、賑やかなテーマで始まる。ベース・ソロに、ピアノ・ソロが続き、重厚に響くし、Caravanのフレーズも交じって嬉しくなる。最初から熱演である。２は、一転して、しっとりとスタートする。ピアノがうたい、ベース・ソロもしっかり決める。山中さんは実際に声を出して歌う。熱い演奏が展開されるが、最後はクールなテーマに戻ってくる。２は、ニューヨークで開かれた東日本大震災のためのチャリティで、皆が知っている曲ということで演奏したという。スタバで何でもタダにしてくれるエピソードも披露。</p>

<p>　３は、軽快なテーマが心地よい。誰も知っているという意味では、この曲もすぐに口ずさめる名曲だ。ベース・ソロもいいが、歌って、吠えて、叫ぶ岡田さんがいい。どんどん激しくなる。そして、何度聞いても山中さんの歌声は可愛いのである。13時29分、一旦終了。</p>

<p>　止まらない拍手を受けて、アンコールが始まる。10月19日に発売になる新しいDVD『Live In New York』の告知があり、その中からということで、４となる。土曜にふさわしい嬉しいメロディで始まり、ガンガンとドラムスが吠える。激しいピアノで、うねりが押し寄せ、低音がくっきりと浮かび上がる。心に響くとはこのことである。13時39分、終了。</p>

<p>　順番にサインをする山中さん。お疲れさまです。</p>]]>
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    <title>山中千尋さんの新アルバム・リリースパーティが東京コットンクラブで</title>
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    <published>2011-10-24T08:02:52Z</published>
    <updated>2011-10-24T08:07:15Z</updated>

    <summary>　9月23日、24日の両日、東京・丸の内のコットンクラブで、山中千尋さんの新アル...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　9月23日、24日の両日、東京・丸の内のコットンクラブで、山中千尋さんの新アルバム『<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/924.html">Reminiscence</a>』の発売を記念したリリース・パーティが開かれた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ReleaseParty.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/ReleaseParty.jpg" width="120" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　アルバム収録曲だけを演奏する今までにない構成で、山中さんの歌声も披露され、新しい魅力が一杯のライブだった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　急に涼しくなった初秋の東京駅。赤レンガの駅舎の復元が進む。特徴的な屋根の一部が外からも見える。<br />
　コットンクラブは、８月の<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/post-297.html">稲垣潤一さんとのコラボレーション・ライブ</a>以来となる。山中さんのトリオでの演奏は、３月の東日本大震災直後のライブがキャンセルされていただけに、復活ライブである。</p>

<p>　開場の１時間近く前から行列ができ、ワクワクする「待望感」がつのる。受付を済ませ、会場に入ると、ゆったりと高級感溢れる空間が広がる。赤ワインをいただく。ソムリエのムッシュがいて、好みのワインを勧めてくれる。</p>

<p>　両日ともメンバーは、ピアノの山中千尋さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)。演奏したのは以下の通り。いずれも新アルバム『Reminiscence』の収録曲だ。</p>

<p>【23日　ファースト】<br />
１、La Samba des Prophets<br />
２、She Did It Again<br />
３、You've Got A Friend / Central Park West<br />
４、Dead Meat<br />
５、Ele E Ela<br />
６、This Masquerade<br />
７、Close To You<br />
８、Soul Seachin'<br />
９、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
（アンコール）<br />
10、Rain, Rain And Rain</p>

<p>【23日　セカンド】<br />
11、La Samba des Prophets<br />
12、You've Got A Friend / Central Park West<br />
13、She Did It Again<br />
14、Dead Meat<br />
15、Ele E Ela<br />
16、This Masquerade<br />
17、Close To You<br />
18、Soul Seachin'<br />
19、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
（アンコール）<br />
20、Rain, Rain And Rain</p>

<p>【24日　ファースト】<br />
21、La Samba des Prophets<br />
22、You've Got A Friend / Central Park West<br />
23、She Did It Again<br />
24、Dead Meat<br />
25、Ele E Ela<br />
26、This Masquerade<br />
27、Close To You<br />
28、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
（アンコール）<br />
29、Rain, Rain And Rain</p>

<p>【24日　セカンド】<br />
30、Soul Seachin'<br />
31、La Samba des Prophets<br />
32、You've Got A Friend / Central Park West<br />
33、She Did It Again<br />
34、Ele E Ela<br />
35、Dead Meat<br />
36、This Masquerade<br />
37、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
（アンコール）<br />
38、Rain, Rain And Rain</p>

<p><br />
（23日ファースト）</p>

<p>　定刻の17時、会場が暗くなり、3人が登場。山中さんはきらめくドレス、今日も素敵である。<br />
　１のメロディが楽しく、ベース・ソロがくっきり迫ってくる。ピアノ・ソロも軽快でラテンでGO！　である。つづく２はペトルチアーニの曲で、ピアノとベースのプレイが心地良い。響いて、空間を刻むのだ。ベースも良い味を出し、ピアノ・ソロはノリノリ。すごい山中思い（重い）節といわんばかりに激しく燃える。</p>

<p>　今日の演奏について、「新しいアルバムの収録曲を全曲弾きたいのですが、時間が押してしまいそうです」。『Reminiscence』の意味について、今年あったことを「記憶にとどめておきたい」からだと。</p>

<p>　３は、２曲のメドレーである。アルバムに収録されているパーディとは違って、岡田さんはブラシで、リズムを浮かび上がらせる。ベース・ソロとピアノ・ソロも力が入る。４は、すでに進化している。テーマが浮き上がり、ベース・ソロが音色を刻む。力強いピアノはご機嫌である。「東京ラブストーリー」のテーマ（？）もいいね。</p>

<p>　５は、とてもかわいらしい曲。ピアノからドラムスに引き継がれて、のりのりである。６のテーマは、ドラムスが支える。ベース・ソロはコンパクトにインパクトを与える。低音が心地よいピアノ・ソロにうっとり。アルバムに収録されている演奏は「ひらひら、蝶のようなテイク」とのこと。</p>

<p>　７では３人の「歌声」が楽しめた。山中さんが歌うのは、初めてだと思う。ヴォーカル用のマイクもセットされているのであった。<br />
　気持ちよりピアノ・ソロで、賑やかで、激しくなる。バカラックの「Close To You」とは違って、嬉しい。岡田さんがラップし、山中さんがハミングする。東保さんも歌う。</p>

<p>　８も盛り上がって、好きな曲である。９はノリノリ、アレンジ自在。刻んで、はやし立て、嬉しいメロディーがご機嫌である。グイグイと引っ張られそうだ。ピアノ・ソロが可愛いのも素敵。</p>

<p>　18時15分、一旦終了。アンコールは、オリジナル曲。カジュアルにスタートし、カッコいい、賑やかな3人。何が何だか、といった感じで18時23分、終了。</p>

<p>　満席のクラブの見て、皆が山中さんの演奏に見入って、聴き入っている。デビュー10周年ということだけれど、20年、30年と支え続けたいと思いながら、赤ワインのボトルは空になるのであった。</p>

<p>　10月19日には、ニューヨークのジャズ・クラブ「Iridium」で収録した『Live In New York』が発売されるという。楽しみである。</p>

<p>　入れ替え制なので、一旦外に出る。と言っても、会計の後、受付に直行するだけ。</p>

<p>（23日のセカンド）</p>

<p>　ファースト・セットは、もともと「追加公演」で、今日のメインはセカンド・セット。新アルバムのリリースパーティという位置づけ。特に、このセカンドは、ユニバーサルのサイトからライブのチケット付きCDなどを購入した人だけが参加している。</p>

<p>　開演時間の20時ちょうどに3人が登場。今日も可愛い山中さんである。</p>

<p>　11は、サンバ、サンバ、サンバである。ピアノ・ソロは転がり、出だしからウキウキだ。12はベースとピアノのソロが切なく響く。情念とフレーズが嬉しい。13はとても速い。ピアノとドラムスにベースが必死についていく。そして、力のこもったベース・ソロを披露してくれる。激しく巻き返して、テーマを押し進め、ぐるぐるしそうだ。</p>

<p>　実物がジャケットの写真と違って、演奏もCDと違ってごめんなさい、ということだけれど、実物はもっと綺麗だし、CDの上品な演奏も、ライブの情熱的な演奏もどちらも大好きである。</p>

<p>　「（澤野工房で）CDを発売して以来、10周年で、しぶとく出してきました。皆様のおかげです」とのこと。間違っていようが、何だろうが、11枚のアルバムはどれも素敵である。これからも、楽しみにしています。</p>

<p>　14は、しっとりと、しかし、せかすようにピアノが展開する。ベースがソロで訴えかけ、ピアノが締める。明るい楽しいテーマの15は、私のお気に入り。16のメロディーに対して、ベースが受けて立つ。この曲は、Larry Grenadier(b)が、「やろうぜ！」というので、「やってしまった曲」で、収録されたという。「色っぽいテイク」。</p>

<p>　17は、ポップなメロディーが嬉しく、ノリノリで身体が動き出す。酔って身体が動いているわけではない。３人はマイクに向かって、歌い始める。岡田さんの囀りが素敵。Horace Silverの18は、3人が取っ組みあう感じだ。深いサウンドが生まれる。楽しい19が終わって、21時18分。</p>

<p>　10月19日にDVD『Live In New York』が発売されることが告知されて、前半終了。アンコールの20は、アルバムとも違ったアレンジで、ピアノとベースのやり取りが都会的である。激しいテーマになって、終了。21時半。サイン会があって、夜は終わらないのだ。</p>

<p>（24日のファースト）</p>

<p>　昨日に引き続き、開場前に並ぶ。</p>

<p>　ステージを前に、まずは赤ワインをいただく。ここは、ソムリエのムッシュがいるので、ワインを堪能できるのでご機嫌である。</p>

<p>　定刻17時、3人が登場。山中さんのワンピースは輝いている。</p>

<p>　今日も、サンバからスタート。21は、ピアノの右手が印象的で、力強いベース・ソロが続く。二人を見つめる山中さんの笑顔が素敵である。だのに、ソロは激しく、熱演を披露してくれる。22は、一転してしっとりと始まり、ベース・ソロもどっしり。ニューヨークでは、日本人だというだけで震災の心配してくれることと、セントラル・パークの風景を重ねた作品だという。</p>

<p>　23は、楽しいテーマに心もウキウキ。渾身のベース・ソロがいい。低音のピアノが素晴らしく、激しくエキサイトするのだ。原曲のテンポは遅いとのこと。技巧的な曲で、ベース・ラインが聞きものだ。24はイントロから、せいので３人がスタートする。テーマについて、ベース・ソロがあり、転がり跳ねるピアノを堪能する。</p>

<p>　25は、フレンチ・ポップな感じのボサノヴァで、「可愛らしいメロディ」とのこと。山中さんと東保さんが歌い、ピアノ・ソロが熱い。26では、くっきりとしたメロディがいいし、ベースが、ソロで更に歌い上げる。ピアノがいいのは、もちろんだ。27も、ノリノリで激しくピアノが突き進む。ドラムスが響いて、気持ち良いのだ。英語で岡田さんも歌うのである。ワインも進むというものだ。二人のハミングもあって、あれっと終了。28は、君の瞳どころが、山中さんの瞳に歌いたくなりそうだ。踊りたくもなる。ピアノのくり出す音の肌触りが心地よい。18時12分、一旦終了。</p>

<p>　アンコールは、オリジナル曲で、岡田さんが、Excuse meやら、Ladies and gentlemanなど、英語をささやく。山中さんは、スピード、激しく、ガンガン、ゴーである。すごい進化する「Rain, Rain And Rain」であった。18時21分、終了。ジャズ評論家の小川隆夫さんがいらしていた。</p>

<p><br />
（24日のセカンド）</p>

<p>　入れ替え制なので、一旦外に出る。受付はすでに大賑わいだ。昨日、今日とずっと満員で、大盛況である。山中さんの音楽を聴きたいという人がこんなにたくさん集まる。ずっと応援してきて、嬉しくなる。15年、20年と、これからもずっと応援します。</p>

<p>　さて、赤ワインを更にいただきながら、開演を待つ。</p>

<p>　開演の20時、3人が登場。看視（レコード会社？）がいなくなったので、ゆるく行きますとのこと。事前に、ユニバーサルのサイトで募集した、リクエストの第1位は、「Can't Take My Eyes Off Of You」だったとのこと。連日、演奏していくれている。少ない票だが、「戦場のメリークリスマス」、「枯葉」、「ピンクパンサーのテーマ」、「きらきら星」などのリクエストもあったらしい。</p>

<p>　最初の30から飛ばす、飛ばす。最終日の最後のセットとは言え、大丈夫だろうか。31でも、ご機嫌で3人が一体となって、飛び出ていく。32では、しっとりテーマを聞かせ、ベース・ソロにはいる。情念のピアノソロもいい。33も、転がり踊るピアノ・ソロが聴きもの。34を聴いているうちに「多幸感」に包まれるようになる。またまた、歌も登場し、嬉しくてたまらない。山中さんと岡田さんの二声に支えられ、東保さんがベース・ソロを披露。35も、ノリノリで、ドラムスもご機嫌なサウンドをガンガンとたたき出す。大人のメロディーに聴こえる36では、ピアノ・ソロをじんみり、楽しく聴く。37では、ペダルを聞かせたテーマに続いて、グルングルンとピアノ・ソロが舞い上がって、終了。21時10分。</p>

<p>　アンコールは38である。今回のライブについて、「（アルバム曲を全部やる）例外的なイベント」と話す山中さん。10月19日発売のDVDの告知と、10月20日からのイタリア・ツアーの告知が。イタリアには行きたいけれどね。</p>

<p>　岡田さんが歌って、イントロが始まって、うっとり、陶酔。ベースも楽しく本日終了。21時23分。</p>

<p>　山中さん、2日間、お疲れさまでした。</p>]]>
    </content>
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    <title>仙台の街に音楽が溢れ、山中千尋さんの演奏が響く</title>
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    <id>tag:www.kenyama.net,2011://1.529</id>

    <published>2011-09-23T00:00:52Z</published>
    <updated>2011-09-23T00:03:46Z</updated>

    <summary>　20年以上の歴史を誇る「ジャズ・フェスティバル」、定禅寺ストリートジャズフェス...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>　20年以上の歴史を誇る「ジャズ・フェスティバル」、定禅寺ストリートジャズフェスティバルが、今年も開かれた。9月10、11日の両日で、11日のドコモ・タイアップステージを聴きに行った。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ChihiroSENDAI.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/ChihiroSENDAI.jpg" width="118" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　もちろん、お目当ては大好きなピアニスト、山中千尋さんのトリオ。入りきれない来場者が外からも見守るなか、明るいガラス張りの会場は、その熱演に包まれた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　9月11日は、東日本大震災の3月11日から半年、2001年9月11日のテロから10年の節目。雨模様の仙台は、ジャズ・フェスで大賑わい。</p>

<p>　木立の美しい定禅寺通りを中心に、公演に舞台をしつらえ、ジャズだけでなく。思い思いの演奏が繰り広がられる。出演を希望するバンド数は例年になく多かったという。<br />
　隣の演奏が聞こえるくらいの至近距離で、ハードバップのコンボから、ビッグバンド、中年おじさんロックンロールなどなど、少し歩くだけで多様な音楽を聴くことができた。</p>

<p>　特に、メインステージで、米軍のキャンプ座間からきた軍楽隊の演奏は圧巻だった。音圧、エッジ、アンサンブルとそのサウンドに、思わず涙が出るくらい。いわゆる「トモダチ作戦」で支援活動にあたった在日米軍で、エンターテナーな軍曹が団長だ。在日米軍の問題を思うと複雑な気分だが。</p>

<p>　ドコモ・タイアップステージは、同社の1階に舞台が作られていた室内ステージで、定員は250人で、入りきれない来場者がガラス越しに演奏を見つめる。</p>

<p>　山中千尋トリオは、市原ひかり、Fried Prideと続くステージで「トリ」をつとめるトリオとなる。</p>

<p>　定刻の15時になって、司会の板橋恵子さん（FM仙台）が登場し、山中さんとメンバーを紹介し、山中さんが登場する。肩の出た黒いワンピースで、一段と美しいのだ。</p>

<p>　フェスティバルに参加できたことについて「感謝の気持ちでいっぱい」と。仙台での演奏は初めてという。</p>

<p>　メンバーは、岡田佳大(ds)　江野口美穂(b)で、演奏したのは以下の通り。</p>

<p>１、Sing, Sing, Sing<br />
２、Antonio's Joke<br />
３、When You Wish Upon A Star<br />
４、Rain, Rain And Rain<br />
５、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
６、So Long</p>

<p>　１曲目から、かっ飛ばすのだ。テーマのあと、ベースがシンプルなソロを披露する。江野口さんは、山中さんとアメリカの女性ビッグバンドDIVAで一緒だったことがある。もちろんピアノも激しい低音ソロを披露してくれる。飛ばすのである。２は、「つまらないジョーク」ばかり言っていたルームメイト、アントニオのジョークで、ベースもピアノもソロがご機嫌である。３は復興への思いをこめているのだろうか。アメリカの古い人工衛星が地上に落下するらしいので、それに思いを込めてはいけない。</p>

<p>　４は、<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/924.html">新アルバム</a>のオリジナルで、素敵なメロディーが大好きな曲である。いいなあ。雨上がりの仙台の昼にぴったりである。右手の高音が印象的で、すでに激しく深化しているソロだ。５も更に進化し、深みと重みを増した八木節だ。速いし、賑やかだし、素敵なのだ。15時45分。</p>

<p>　司会の板橋さんが登場し、山中さんとおしゃべり、新アルバムのアレンジについてきかれ、「せっぱ詰まって、ギリギリ」でアレンジしているという秘訣を披露。震災後アメリカで、見知らぬ人からも心配されて、「人とのつながり」を意識したという。</p>

<p>　そして、やっぱりアンコール。６が始まる。雑誌「ジャズ批評」でメロディーが評価された曲だ。シンプルだが心に残るメロディーを聴いて、ベースは身体を振ってソロを演奏、ピアノも力強く鍵盤をたたき、訴えかけてくる。16時終了。</p>

<p>　終了後、前庭で行われたサイン会には長蛇の列ができた。雨上がりの仙台の夜は終わらないのだ。</p>]]>
    </content>
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    <title>山中千尋さんのライブで鉄の街、北九州の夜が熱いのだ</title>
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    <id>tag:www.kenyama.net,2011://1.528</id>

    <published>2011-09-14T08:35:30Z</published>
    <updated>2011-09-14T08:37:38Z</updated>

    <summary>　のんびり進む台風の影響で、強い風が止まない9月3日の夜。北九州市の若松市民会館...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　のんびり進む台風の影響で、強い風が止まない9月3日の夜。北九州市の若松市民会館大ホールで、山中千尋トリオのライブが開かれた。若松鉄人Jazz15のプレミアムステージという位置づけで、予定時間を大幅に超過する盛り上がりだった。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="wakamatsu.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/wakamatsu.jpg" width="150" height="132" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　九州での山中さんのライブは久しぶりで、800人規模の大ホールが埋まる。震災復興支援をうたったイベントで、入場料の一部を義援金にあて、郡山のフロンティア大使をつとめる山中さんがその目録を預かった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　会場の外は風雨が激しく、行列もできたため、開場は早まり、ロビーに行列ができる。18時20分、ホールへの開場も早まって、座席を確保する。</p>

<p>　公立のホールでロビーで、ビールはない。18時50分、開演予告のアナウンスが流れ、55分、暗くなって、本イベントの主催者の和田さんらが登場。イベントの説明とお礼がある。台風の影響で、山中さんたちが来られないかもしれないと不安だったという。続いて、北九州市若松区長のあいさつがある。山中さんの名前を間違える失礼な人であった。</p>

<p>　開演定刻の19時、トリオが登場。山中さんは黒の胸元の開いたワンピースで、今日も、とても綺麗である。</p>

<p>　メンバーは、ピアノの山中千尋さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>１、Outside By The Swing<br />
２、Take Five<br />
３、When You Wish Upon A Star<br />
４、Rain, Rain And Rain<br />
（休憩）<br />
５、Take Me In Your Arms<br />
６、Giant Steps<br />
７、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
８、Yagibushi</p>

<p>９、So Long</p>

<p>　１のイントロは瞑想的で、演奏への期待が高まっていく。聴き慣れたテーマに入って、ピアノ・ソロも変幻自在。２も楽しく進行。ベース・ソロで東保さんが歌うのだ。見かけによらず悪人だという噂だ。見た目はまじめそうなのだが。ピアノ・ソロも素晴らしく、ドラムスも元気である。</p>

<p>　MCでは、デッカから全米デビューを果たした報告と、イタリアで演奏しているとき、急に雨のためから巨大なPA用のスピーカが落ちてきて、バンと大きな音がして驚いた話し、3.11の東日本大震災にもかかわらず演奏できるのはありがたい、「早く復興して欲しい」という思いを込めて３が始まる。思いがしんみりと伝わってくる。ベース・ソロもいい。</p>

<p>　４は、新アルバム『<a href="http://www.kenyama.net/2011/08/924.html">Reminiscence</a>』の冒頭曲のオリジナルで、聴くものを一気にアルバムの「千尋世界」に引き込んでいくメロディは素敵である。この曲は「いつも雨だったロンドンで思いついた曲名」だそうだ。<br />
　この曲を作ってから、晴れ女だったのが「雨女」になったという。確かにこの春以降だと、6月から７月にかけての太田、東京、広島、高松は雨模様だったし、8月の札幌も雨だった。うーん。<br />
　しかし、音楽はお天気とは別。いいなあ、うれしくなるメロディに聴き入る。左手がパワフルなピアノ・ソロで、すでに激しく進化している。掛け声と拍手が沸き起こる。ドラムスも燃えて、19時43分。約10分間の休憩だ。</p>

<p>　休憩といってもロビーにはお酒はなく、清涼飲料水の自動販売機があるだけ。ぼーっと過ごす。</p>

<p>　19時57分、舞台のバックが赤い照明で照されてから、３人が登場する。</p>

<p>　５は、ユタ・ヒップの演奏で知られるスタンダードで、山中さんのアルバム『<a href="http://www.kenyama.net/2007/08/abyss.html">Abyss</a>』に収録されている。アレンジとソロがいつも楽しみな曲だ。やっぱりご機嫌なピアノ・ソロで、テンポも速い速い。ドラムスとの応酬も満喫できた。６は、「どこにも着地しない感じを聴いてください」とのこと。弾き抜けるピアノ・ソロで、もはや原形をとどめないし、到達もしない。が、高みあることは確かだろう。全員がのせられて、激しくなる。</p>

<p>　７は、新アルバムの最後の曲「君の瞳に恋してる」。ドラムスがいかにもなリズムを叩いてスタートし、ノリノリなテーマで、ピアノ・ソロがうたう。いろいろなフレーズがちりばめられている。だんだん激しくなって、ガンガンに終了。８では、秋の童謡（赤とんぼ）のイントロで始まる。<br />
　進化し続けるので、Web2.0ならぬ、Yagibushi3.0であろう。じっくりソロを聴かせて、組み立てて、表現力を増している。20時41分に終了。3人に花束が渡され、福島・郡山のフロンティア大使を務める山中さんに義援金の目録が渡される。</p>

<p>　拍手はなりやまず、アンコールの９では、「待ってました」の掛け声も。ベース・ソロにも力が入る。ピアノ・ソロでは、「チョコレートは明治」だし、情熱的なピアノが響く。20時57分、終了。</p>

<p>　会場の音響は、PAの調整なのか、とてもおとなしい澄んだ色だった。その意味では、いつもと色合いの違う千尋節を楽しんだ。</p>

<p>　ロビーではサイン会の長い列ができる。夜は終わらないのだ。</p>]]>
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