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    <title>kenyama&apos;s blog</title>
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    <updated>2012-05-17T09:07:53Z</updated>
    <subtitle>お酒とジャズが大好きです</subtitle>
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    <title>山中千尋さんの中国・四国ツアーの最終日を広島で</title>
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    <published>2012-05-17T09:06:19Z</published>
    <updated>2012-05-17T09:07:53Z</updated>

    <summary>　高松、高知と続いた山中千尋さんのツアーも3日目（３月11日）となり、広島にやっ...</summary>
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        <![CDATA[<p>　高松、高知と続いた山中千尋さんのツアーも3日目（３月11日）となり、広島にやってきた。<a href="http://www.kenyama.net/2011/06/post-294.html">昨年6月</a>と同じ、ゆったりした空間の「Speak Low」が会場で、トリオの熱演を満喫した。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="HiroshimaSpeakLow.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/HiroshimaSpeakLow.jpg" width="141" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　３夜連続で山中千尋さんのトリオ漬け。いつもとベーシストの代わったトリオのツアーだったが、最終会場で３人の呼吸が合ってきて、楽しい夜となる。寒さも何も吹き飛ばすのだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　雨が降りそうな、ちょっと寒い広島に到着。高知からディーゼル特急と新幹線を乗り継いだ。17時20分ごろ、お店に着く。前回来ているのですぐに分かる。２階がラーメン「一蘭」になっていた。<br />
　予約した席に座り、ジントニックとイベリコ生ハムのサラダを頼む。パクパク。</p>

<p>　明るいイメージの空間で、座席はほぼ埋まる。後ろのカウンター席も一杯だ。開演時間の18時を少し過ぎ、会場が暗くなって18時4分、３人が登場。拍手である。「３月11日に広島で演奏できて嬉しいです」。</p>

<p>　メンバーは、ピアノの山中さんのほか、高道晴久(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、Dead Meat<br />
２、I'm Gonna Go Fishin'<br />
３、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
４、Close To You<br />
５、Rain Rain And Rain<br />
６、2:30 Rag<br />
７、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
８、So Long<br />
９、All Of Me</p>

<p>【セカンド】<br />
10、She Did It Again<br />
11、Antonio's Joke<br />
12、Giant Steps<br />
13、When You Wish Upon A Star<br />
14、Take Five<br />
15、Living Without Friday<br />
（アンコール）<br />
16、La Samba des Prophets<br />
17、2:30 Rag</p>

<p><br />
　テーマが切ない１から始まる。ベース・ソロに続いて、ピアノ・ソロとなるが、最初から跳ねる熱演で、繰り返されるテーマが耳に入り込む。そして、ピアノだけのテーマに戻り、嬉しいまま終わる。２のテーマは、何度聞いてもカッコいいのだ。ピアノ・ソロもいい。しかし、魚釣りというより「捕鯨」と言っていいほどの迫力だ。<br />
　３は、アルバムには未収録だが、ライブでは何度か演奏してくれた曲。イントロのピアノで高音が響く。情念が燃えて、熱く、激しい。一転して４は、かわいいテーマに続いてベース・ソロに。ピアノ・ソロは爆発的にギンギンで、岡田さんのラップもいいし、二人のハミングも素敵である。ドラムスも響く。</p>

<p>　ここで、メンバー紹介。３人で高松、高知、広島と回ってきました、と。高道さんは「フロアマネジャー」、岡田さんは「ヒモ」だそうである。丁度１年前の3月11日は、スタジオで収録中で、地震の後は黄色いヘルメットを被って避難したという。直後に戻った、ニューヨークでは、原子力発電所の爆発ばかりがニュースで上映されたらしい。</p>

<p>　震災の思いを込めた５では、ためたイントロがいいし、期待も高まる。ドラムスやベースもしっとりスタートする。徐々に盛り上がって、スタート、ゴー！　アマダレダ。思いの込められたピアノ・ソロがいいし、ドラムスは、音の粒を蒔いて、散らしたようだ。<br />
　６は、２分30秒にたっぷり詰め込まれた感じ。７は、日本が誇るダンス／ソングで、イントロからスピーディで飛ばす。進化（深化）する八木節だ。ゴンゴン、ギンギン、ガンガン。19時10分。</p>

<p>　アンコールの８は高い音の「So Long」。低音でピアノ・ソロもいい。お店の黒鍵が外れてしまったのだ。よって、９も高音オブ・ミー。楽しいフレーズも交じって、19時25分。アメリカとヨーロッパのツアーの紹介があって、ファースト・セットが終了した。</p>

<p>　入れ替え制だが、今回は、外に出なくていいので嬉しい。外は寒いのだ。3分の1くらいが通し組だ。19時45分、後半の人が入り始める。バーボン・ロック・ダブルをいただく。</p>

<p>　20時31分に暗くなり、34分、3人が登場。</p>

<p>　ご機嫌な出だしで、10が始まる。力のこもったベース・ソロに、楽しいピアノ・ソロでニコニコで、激しく、ご機嫌である。テーマに戻っても、大興奮だ。大好きな曲の一つである11は、聞き慣れたテーマからベース・ソロに、感情と念の入ったピアノ・ソロだ。アントニオの話を聞き、12に突入する。<br />
　ホーンで吹くと止まらないので大変だけれど、ピアノで弾く「Giant Steps」である。ピアノ・ソロが展開し、回る。ドラムスが弾けて、シャーン、シャーンと。複雑に入り乱れるピアノ・ソロで、特に左手が印象的だ。</p>

<p>　続いて、しっとりとした13で、いいなあ、とひとりごちる。14は有名スタンダード。テーマからベース・ソロがかわゆい。ピアノ・ソロも美しくはねる。ドラムスも炸裂。<br />
　ちなみに「Take The Fifth」になると、黙秘する意味で警察に捕まった時に便利なフレーズだそうだ。<br />
 15が、切迫感とドライブ感のあるスタートを切る。ベース・ソロがまくり返す。ピアノがソロを雄大に切り返し、低音が効いている。ベース・ソロに対して、ドラムスの岡田さんが唸る。大熱延々だ。21時40分。</p>

<p>　アンコールの16は、サンバで高音がきつく響く。17はすごい速いテンポ。23秒のラグのようだ。最終の「のぞみ」を目指して、会場をあとにする山中さん。お疲れさまでした。</p>

<p>　広島の夜はまだ長いのだ。</p>]]>
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    <title>龍馬でにぎわう高知で、山中千尋トリオを楽しむ</title>
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    <published>2012-05-02T02:35:47Z</published>
    <updated>2012-05-02T02:38:10Z</updated>

    <summary>　3月10日、土佐の高知で、山中千尋さんのトリオが演奏した。前日の高松に続く2日...</summary>
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        <category term="ジャズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　3月10日、土佐の高知で、山中千尋さんのトリオが演奏した。前日の高松に続く2日目で、南国高知の暖かい空気の中、熱演を楽しんだ。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="KochiAltec.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/KochiAltec.jpg" width="110" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　老舗のジャズ・クラブ「Altec」は、歴史を感じさせるゆったりとした空間。客席も朗らかな雰囲気を漂わせている。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　高松からディーゼル特急で、高知に到着する。以前、といっても四半世紀前ときとは打って変わった近代的な駅舎にびっくり。<br />
　駅前広場には、日本放送協会が放映していた大河ドラマ「龍馬伝」にちなんだパビリオンと巨大な龍馬らのハリボテが３体置いてある。大きな音でBGMも流され、うるさい。以前は、バスに乗って桂浜まで太平洋を見に行ったが、今回はパス。</p>

<p>　「Altec」は、高知駅に近いヤングプラザというビルの２階にある。いつもジャズ喫茶として営業し、店内にはジャズ・レジェンドたちの写真が並ぶ。ここでライブを披露した面々だ。ライブの前に、1階の中華料理店で五目そばをいただく。典型的な「中華屋」で嬉しくなる。</p>

<p>　18時30分の開場前には、行列ができた。ワンドリンクがつくので、水割りを注文する。すぐに満員になり、熱気がこもる。ピアノのあるステージのバックは、レンガでシックである。</p>

<p>　19時8分、3人が登場。「2004年から8年ぶりの単独公演です。楽しみでした」と山中さんが話して、メンバーを紹介する。</p>

<p>メンバーは、高道晴久(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、I'm Gonna Go Fishin'<br />
４、Close To You</p>

<p>【セカンド】<br />
５、Rain, Rain And Rain<br />
６、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
７、Giant Steps<br />
８、Liebesleid</p>

<p>【アンコール】<br />
９、2:30 Rag<br />
10、Yagibushi<br />
11、All Of Me<br />
12、So Long</p>

<p>　高知でも最初から飛ばすのが山中千尋トリオである。１は早速、テーマで弾けて、ベース・ソロに入る。続く、ピアノ・ソロは飛ばすのだ。２はドラムスがテーマの際、その響きを聞かせる。ベース・ソロを支える滑らかなピアノがいい。高音を叩いて、錯綜するピアノ・ソロから、テーマに戻って、目が覚めるよう。<br />
　３の冒頭では、ピアノとドラムスの応酬が嬉しい。テーマをベースが弾く。ピアノ・ソロには、他の曲のテーマが絶妙に交じり、楽しい。爆音のジャングルを進む。「どうした！」と叫びたくなるほどの爆発トリオ。拍手に叫び声が、会場を満たす。</p>

<p>　アブストラクトなピアノ・ソロが聞き物だった４は、もちろん、ポップに展開する。岡田さんのラップに続いて、二人が歌う。いぇーっ！　19時50分</p>

<p>　15分の休憩だ。もう一杯水割りを頂戴する。20時6分、3人が登場し、セカンド・セットがスタートする。</p>

<p>　しっとりとスタートする５では、テーマがくっきり浮かび上がり、ピアノ・ソロが熱演だ。速いテンポに身体がウキウキしてくる。「どのアルバムにも入っていない」６は、開かれて解決しないテーマが、空に投げかけられる感じ。ドラムスのブラシ・ワークが心に滲みる。訴えかけるピアノ・ソロも心に残る。７はイントロからドラムスのブラシ・ワークが美しく、音が光るようだ。</p>

<p>　小さい頃の妹さんとの思い出を披露しつつ８になる。テーマに続く、ベース・ソロは必死に弦を弾く。複雑化したピアノ・ソロはうって、跳ねて、飛んで、弾ける。ガンガンと耳に残るドラムスと低いピアノ・ソロがドシンと響く。一斉にテーマに戻って終了。</p>

<p>　そのままアンコールに突入し、９では、濃縮された演奏に「いぇーっ」。定番の10は、チャカツク、チャカツク。立って弾いて力いっぱいの演奏だ。21時9分。</p>

<p>　高知の夜は終わらない。再アンコールのような形で、11は、皆で手拍子。久しぶりに聞くので嬉しいね。12では、大好きなメロディーに続いて、ピンクパンサーからチョコレートの明治までフレーズが交じるピアノ・ソロで、盛りだくさん。21時21分。</p>

<p>　カツオのたたきは美味だし、ボリュームは一杯だ。<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>四国・高松の山中千尋トリオは熱気ムンムン</title>
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    <published>2012-05-01T06:50:09Z</published>
    <updated>2012-05-01T06:51:51Z</updated>

    <summary>　3月9日、高松で山中千尋トリオを楽しんだ。2011年7月に引き続く二度目の高松...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　3月9日、高松で山中千尋トリオを楽しんだ。<a href="http://www.kenyama.net/2011/07/10-2.html">2011年7月</a>に引き続く二度目の高松。このあと高知、広島へと回る春のツアーの皮切りだ。ベースがいつもと違う、一味違うトリオの熱気溢れる演奏を満喫した。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="TakamatsuSpeakLow.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/TakamatsuSpeakLow.jpg" width="200" height="172" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　雨上がりの高松の町をジャズ・クラブ「Speak Low」に向かう。住宅地を抜けると、開場前だが会場前に30人以上の行列ができている。リハーサルが長引いているのだろう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　19時過ぎに開場。１ドリンクがついて、5,500円。寒いので、芋焼酎のお湯割りを頼む。グラスが熱い。小さなクラブで、ぎっしりと詰め込まれた椅子は、あっという間に一杯になる。雨も何のそのの熱気である。</p>

<p>　開演の直前、マスターが挨拶。「昨年初めてで、素晴らしかた。次は寒くなったら、と話していて、今日、実現しました。JazzJapanの受賞記念のツアーで、おめでとうございます。バラードの演奏が楽しみです」。引き続き、３人が登場。</p>

<p>　メンバーは、山中さんのほか、高道晴久(b)、岡田佳大(ds)の両氏。ベースがいつもの東保光さんでないが、楽しみ。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、Rain, Rain And Rain<br />
４、Cry Me A River<br />
５、Close To You</p>

<p>【セカンド】<br />
６、Liebesleid<br />
７、（ホンコン）<br />
８、Antonio's Joke<br />
９、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
10、Sing Sing Sing</p>

<p>【アンコール】<br />
11、2:30 Rag<br />
12、Yagibushi</p>

<p><br />
　最初の１から、山中さんは飛ばす。ベースの高道さんは、ダークスーツを着て、緊張気味にソロを披露する。バックのピアノが楽しい。ソロもご機嫌で、嬉しいフレーズが交じる。しかし、飛ばしすぎだろう。全身で声援を送る。２のテーマを、きりりと響かせて、ドラムスと盛り上げていく。ベース・ソロもいい。脱臼したリズムのようなピアノ・ソロにウキウキ、弾けるサウンドである。音圧、音風、いいぞー、と吠えたくなる。</p>

<p>　山中さんが、メンバーを紹介する。今回のツアーが終わると、ニューアークに帰って、レコーディングやカーネギーホールのコンサートがあり、忙しそう。「ボクササイズ」を始めるそうで、無理しないで欲しいもの。『Reminiscence』が、Decca、EmArcyレーベルで、４月に発売になるという。ボーナス・トラックもあるとのことで、楽しみだ。</p>

<p>　生まれは郡山で育ちは桐生。早く復興して欲しいという思いをこめて作った３が始まる。高音のイントロで、雨垂れのしずくが地面に落ちる音を象徴する。テーマがスタートし、一気にゴー。手の込んだピアノ・ソロで、びっくりしつつ嬉しい。素敵である。またドラムスがいいのだなあ。ゴキゴキ、がしがし。大盛り上がりで終了。</p>

<p>　「バラードを」とのことで、４である。アレンジされたテーマにはっとする。ライブでは久しぶりに聴く。ベース・ソロは、とてもオーソドックス。ピアノが、テーマを受け、カードをテーブルに広げるように、ソロを料理する。しっとりと音を刻む。だが、どんどん盛り上がり、そして、しっとりに戻る。５は、『Reminiscence』の収録曲。出だしから、煽るピアノで、テーマが軽快だ。ピアノ・ソロがカッコいい。ドラムスも響く、響く。岡田さんのラップに続き、山中さんと高道さんがハミングで歌う。山中さんの可愛い声は大好きである。20時28分、休憩だ。</p>

<p>　休憩中は CDを手売りし、サイン会もあって、お疲れさま。</p>

<p>　20時52分、3人が登場してセカンド・セットがスタート。4月のイタリア・ツアーの告知があり、今後のスケジュールは、twitterで、とのこと。4月の東京TUC、5月10日には、ワシントンのケネディー・センターでフェスティバルに出演し、6月にはコンコード・ジャズフェスティバルに出演するとのこと。特筆すべきは、5月23日に小さいアルバム『Still Working』が発売されるとのこと。「買ってください」。デビュー10年のお礼があって、６が始まる。</p>

<p>　テーマに続いて、ベース・ソロが、しっとり、少し良い。ピアノのソロは。複雑に音列が絡み合う。続いて、ガンガンとピアノが激しくなる。ドラムスが腹に響いて、熱演だ。叩く、叩く。最後のピアノ・ソロを楽しむが、最後はテーマに戻ってゴー。<br />
　７の「折角なので、ジャズっぽい曲」ということ８の前に、新曲の「（ホンコン）」である。この曲は、その後「Insight Foresight」という名前になった。速い勢いのある出だし、かっこよく、かっくり、かっくり、ゴー。グルン、グルン、ギッタン、バッコン。続く８は、大好きな曲だ。</p>

<p>　「Antonio's Joke」を聞くと、『Madrigal』が発売になった日のことを思い出す。外出先の新宿でCDをゲットし、そのまま喫茶店に入った。仕事の合間だが、待ちに待った新譜で、CDの梱包をはがすのももどかしく、CDをPowerBookに突っ込んだ。その1曲目が「Antonio's Joke」で、ワクワクして聞いていた。</p>

<p>　テーマに続いて、ベース・ソロが熱く、ベースも頑張っている。このツアーでもっと素敵になって欲しいものだ。ピアノ・ソロのファンキー感もよく、力強い熱演が嬉しい。</p>

<p>　「バラードを１曲」と、９になる。「Rain, Rain And Rain」と対になる曲だそうだ。サティを彷彿とさせるような出だしから、思いと情が伝わる。テーマも切なく、ジーンと胸に刺さり、迫り来る。<br />
　10は、「Saturday In The Park」なイントロが素敵。激しいし。ドラムスが響き、ベースが支える。21時48分。</p>

<p>　通路が狭いので、戻らず、アンコールに突入だ。</p>

<p>　11は、バークーリー音楽院でのピアノのテストで作った曲。ちなみに、同校では、ピアニストは余るほどいて、ベーシストは足りないそうだ。続く、12では、ピアノで八木節を弾いた回数でギネスに挑戦されるとのこと。進化したピアノで、より別物になる。ダンス・ソングの八木節だ。終了は、22時3分。</p>

<p>　うどん県の夜は早いのか。</p>]]>
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    <title>葉山マリーナで山中千尋さんのトリオを満喫</title>
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    <published>2012-03-13T09:44:42Z</published>
    <updated>2012-03-13T09:48:50Z</updated>

    <summary>　神奈川県の葉山マリーナは、太陽の似合う場所だ。潮の香りと波の音が心地よい。マリ...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　神奈川県の葉山マリーナは、太陽の似合う場所だ。潮の香りと波の音が心地よい。マリーナの奥にある「キャプテンズルーム」は、ガラス越しにヨットが見え、船のオーナーが集まる社交の場所。いつものクラブやホールとは違った会場で、山中千尋さんのトリオを堪能した。アコースティックなトリオは久しぶりで、嬉しくなる。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Hayama.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/Hayama.jpg" width="179" height="200" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　3月3日の「Shonan Jazz By The Sea」。湘南ビーチFMが主催で、演奏はラジオ中継された。顔なじみが集まった客席に、山中さんファンがとり囲む。キャスターの木村太郎さんがいらっしゃる。湘南ビーチFMの代表だったとは知らなかった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　逗子の駅から車に乗って、マリーナに到着。闇夜にぽっかりと浮かぶマリーナの建物。今度は、昼間の明るい時間帯に来たいものだ。</p>

<p>　会場の正面には、トリオの楽器がセットされ、後ろのバーカウンターでは、ワインやバーボン、軽食がサーブされる。客席は椅子が一杯で、料金に含まれているワンドリンクで、ハイボールを頂く。ごくん。</p>

<p>　いつもの山中さんのライブより、年齢層が高く、ご夫婦が多い。ヨットのオーナーなのであろう。開演10分前の19時50分、司会のキャロル山崎さんが登場し、録音、撮影禁止などの注意事項を伝え、飲食の協賛会社を紹介する。</p>

<p>　メンバーは、山中さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、When You Wish Upon A Star<br />
４、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
５、So Long</p>

<p>【セカンド】<br />
６、Sing Sing Sing<br />
７、Antonio's Joke<br />
８、Close To You<br />
９、Liebesleid<br />
10、2:30 Rag<br />
11、So Long</p>

<p>【アンコール】<br />
12、Rain, Rain And Rain<br />
13、Yagibushi</p>

<p>　19時58分、3人が舞台に登場。久しぶりのアコースティック・トリオのきちんとしたライブである。山中さんはドレスの上に、旧東ドイツの信号サインである「アンペルマン」の上着を羽織る。カウントダウンがあって、1分前に山中さんは上着を取って、臨戦態勢だ。</p>

<p>　番組開始の20時、番組のイントロが流れ、１が始まる。テーマからベース・ソロが、素敵である。最初から熱演のピアノ・ソロ。背後のガラス越しにヨットが見えて、素晴らしい。<br />
　１曲目が終わると、キャロル山崎さんが登場し、メンバーを紹介する。<br />
　続く２のご機嫌テーマがいいし、続くベース・ソロをしっとり聞く。ピアノ・ソロもくっきり浮かび上がる。折り込まれた個々のフレーズが嬉しい。やっぱり、山中千尋さんである。音とリズムが大盛りで、どこまでが、どこまでもTake Fiveだ。ドラムスもすごし。プロレス中継のようなライブである。</p>

<p>　一転して、静かな３がスタート。今日は３月３日のひな祭りで、しっとりテーマがぴったり。情念のベース・ソロがいい。ちなみに、姪っ子さんがディズニーが大好きで、絵を描いてくれるそうだ。「葉山で演奏できて、うれしい。去年のライブは暑かったけれど、楽しかった。海のない群馬で育ったけれど、泳ぐのは得意」とのこと。</p>

<p>　４は、ポップなテーマでうきうきだね。「のこり10分」のフリップが掲げられる。ピアノ・ソロに聞き慣れたフレーズが交じって、嬉しくなって、ニヤニヤしていると、演奏終了。「のこり５分」のフリップ。５は、テーマからソロと、山中さんが上手く音楽を運ぶ。ジャスト21時45分に演奏終了。流石、山中さん、プロである。</p>

<p>　休憩時間も、山中さんは、キャロルさんのインタビューとサインと大忙し。ソーダ割りもうまい。</p>

<p>　セカンド・セットは21時15分にスタート。「Saturday In The Park」の６は、ドラムスで始まる。ピアノも重々しく、低音が効いている。テーマの立体的な展開が素晴らしく、ピアノ・ソロは抜群だ。興奮してしまう。大好きな７が聴けるライブは、良いライブ、とうことで、「ストレート・アヘッド」な曲だが、ダメなイタリア人にちなんだオリジナルで、テーマを聴くだけで、いとうれし。ベース・ソロに耳を傾け、ピアノ・ソロににやり。</p>

<p>　お馴染のテーマからだんだん盛り上がる８も満喫する。バカラックの名曲だ。岡田さんがラップし、山中さんと東保さんがさえずる。山中さんの声はいつ聞いても可愛いのである。９は、テーマからベース・ソロに入り、ベースの弦を弾く音が響く。ガンガンとピアノ・ソロも盛り上がる。「あと５分」のフリップが掲げられる。<br />
　10は、軽快な3人が嬉しい。22時丁度。11は、「放送は終了しました」が、「さようなら」の意味だろうか。拍手が入って盛り上がる。22時5分。</p>

<p>　群馬の話で盛り上がり、「上毛かるた」と温泉についてひとしきり。アンコールは、12をイントロに、13とのこと。震災への思いのこもった12にひたりつつ、ピアノとドラムスの応酬が素晴らしい。八木節に入ると、横浜の日産本社のリベンジである、会場の照明が明るくなるが、演奏を進める。会場は暗くなる。いえーっ！　激しく情熱的なテーマから、ピアノ・ソロが響く。両手、肘で県版を叩く、叩く。ダンスソングだ、Go!　22時22分、終了。<br />
　葉山の夜は更けていく。</p>]]>
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    <title>「Jazz Japan」誌アルバム・オブ・ザ・イヤーの横浜ライブで山中千尋さん</title>
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    <published>2012-02-25T14:49:38Z</published>
    <updated>2012-02-25T14:53:08Z</updated>

    <summary>　大好きなピアニスト、山中千尋さんがジャズ専門誌「Jazz Japan」のNis...</summary>
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        <![CDATA[<p>　大好きなピアニスト、山中千尋さんがジャズ専門誌「Jazz Japan」のNissan Presents The 1st Jazz Japan Award 2011で、アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。作品はもちろん『Reminiscence』である。<br />
 同アルバムの１曲目「Rain, Rain And Rain」は、「ジャズ批評」誌の「ジャズオーディオ・ディスク大賞」のメロディ部門の銀賞も受賞した。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="JazzJapanAward.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/JazzJapanAward.jpg" width="180" height="143" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　Awardを記念して、受賞者が出演するライブが、2月25日、横浜の日産グローバル本社１階ギャラリーで開かれた。協賛している日産の横浜駅裏にそびえる本社ビルは、スポーツカーや名車も並び、車好きが集まる。わざわざ「グローバル」と名付けるのは田舎臭い、そしてある意味横浜らしいと思うは偏見だろう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　「Swing Journal」を引き継いだが始めた表彰事業で、広告費と直結していただけの「金盤（ゴールド・ディスク）」とは違った発展を遂げて欲しいものだ。</p>

<p>　開演は15時からだが、舞台正面に置かれた座席40席は13時半ごろ開放され、あっという間に埋まってしまう。日ごろは車が乗っているのであろう、赤い毛氈を彷彿とさせる舞台にはピアノやドラムセットなどが置かれている。<br />
　お目当てのアーチストがいる人も、休日の午後、日産ギャラリーに車を見に来た家族づれも舞台を取り囲む。2階の通路からガラス越しにみる人たちもいっぱいである。</p>

<p>　開演の15時過ぎ、最初に登場したのは、SOIL & "PIMP" SESSIONSの6人組。ちょっとワルイ感じの元気サウンドで、おっかけの女性ファンが、飛んではねて、声を上げて、手を振る。続く、井上銘カルテットは、全員が25歳以下とという「失われた20年」世代のバンドだ。音にパンチがなく、弱くて細い感じは正に草食系である。<br />
　3人目は、話題の小学生ピアニストの奥田弦くん。10歳で小学校4年生だという。A列車やキャラバンなどスタンダードを中心に5曲を披露してくれた。背が小さいのと、挙動がスムーズでないため、ピアノの発表会のようだ。挨拶は「宇宙一のピアニストになりたい」など大人びており、今年はコンサート活動に力を入れたいそうだ。うーん。</p>

<p>　トリは、山中千尋トリオ。メンバーは、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。<br />
　16時36分、3人が舞台に登場。セッティングや音の調節に入る。山中さんは、青の華やかな柄のワンピース、とても綺麗である。「おまけの演奏」とのことで、最初の曲は「Living Without Friday」。どろどろとスタートし、テーマに続いて、ベースがソロを引き受ける。ドラムスのソロも素晴らしく、盛り上がる。2曲目は、「少しおとなしい曲」ということで「Take Five」となる。ピアノ・ソロが心地よく、低音が響いていい。17時演奏終了。山中さんは、アナウンサーから今年の抱負（？）を問われ、「ししゅう」と。詩集かと思えば、「刺繍」だった。３センチくらい作りたいそうだ。３月から４月にかけてのアメリカ、イタリアのコンサートを告知して終了。</p>

<p>　最後は、「Jazz Japan」の三森編集長が挨拶して、コンサートを締めくくった。</p>]]>
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    <title>デジタルピアノは、ジャズの夢を見ない</title>
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    <published>2012-02-24T09:23:53Z</published>
    <updated>2012-02-27T09:26:59Z</updated>

    <summary>　大阪城の近くにあるクラシックの中規模ホール、いずみホールで、2月20日、ちょっ...</summary>
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        <![CDATA[<p>　大阪城の近くにあるクラシックの中規模ホール、いずみホールで、2月20日、ちょっと変わったコンサートが開かれた。ローランド芸術文化振興財団が主催するデジタルピアノ「New Style Concert2012」である。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="RolandOSK.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/RolandOSK.jpg" width="138" height="190" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　山中千尋さんが、オリジナルやスタンダードを、デジタル楽器メーカー、ローランドが誇るフラッグシップ・デジタルピアノ、V-Piano Grandを使って演奏した。ナビゲータは作曲家の千住明さんで、金子三勇士さんは、バルトークやリストのピアノ曲を披露した。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　18時30分の開場で、ロビーに入る。赤ワイン500円。ロビーには、ローランドのデジタルピアノが各種置かれている。コンサートで使用するV-Piano Grandもある。形は小振りなグランドピアノだが、弦はなく開口部のスピーカーから音が出る。<br />
　<br />
　ホールの正面にはパイプオルガンが鎮座し、木が基調の内装は落ち着いた感じ。しかし、舞台の上にスクリーンがあるのは余計である。演奏中も引き上げられることはなく、演奏場面が中継される。パイプ・オルガンの容姿が見えないのが残念。</p>

<p>　さて、金子三勇士さんは、「かねこ・みうじ」と読み、まるでミュージック、音楽家になるための名前のようだが、そのような意図は両親にはなく、ハンガリー人とのハーフとのこと。ハーフとハンガリーと言えば、神戸在住の芸術、榎忠さんだが、ここでは関係ない。しかし、「爆弾三勇士」のような名前はで、ちょっと怖い。1989年生まれだから二十歳そこそこで、とても落ち着いている。</p>

<p>　19時すぎに会場が暗くなる。最初にナビゲータの千住さんが登場し、2006年に始まった「New Style Concert」が、今年で7回目になり、普遍的なピアノの美しい形をデジタルピアノで実現したことを説明。金子さんと山中さんを紹介する。</p>

<p>　まずは第１部の金子さんピアノ・ソロだ。<br />
　<br />
　１曲目はバルトークの小品で、音の分離が悪いように聴こえるのは気のせいか。曲間には千住さんが登場する。申し訳ないが、しゃべりは退屈だし、これではコンサートではない。商品のデモンストレーションである。入場料を取るのは詐欺とも言う。2曲目のベートーヴェンのピアノソナタ「第8番　ハ短調　作品13　悲愴」も、どこか無機質な感じで、音が響かない。<br />
　<br />
　3曲目はバッハで、実際のピアノでは加工できな３本とも銀で作られた弦の音を再現しているという。バロックの響きということだが、チェンバロ風に聴こえるが、綺麗すぎる感じだ。最後は、リストの「ハンガリー狂詩曲　第２番　嬰ハ短調」で、ゼロックスのCMで知られるらしい。しかし、流石は半ハンガリー人の金子さんである。楽しく聴けた。19時58分。<br />
　<br />
　15分の休憩。赤ワインは美味しい。</p>

<p>　ステージはトリオのセッティングに変わって、20時13分、暗くなって濃緑のワンピースで山中千尋さんが登場。メンバーは、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏で、岡田さんのドラムス・セットも、デジタルのV-Drumsである。</p>

<p>　演奏したのは以下の通り。<br />
１、Living Without Friday<br />
２、When You Wish Upon A Star<br />
３、Liebesleid<br />
４、Summer Time<br />
５、Yagibushi</p>

<p>　１で、岡田さんは器材が小さいせいか、ちょっと辛そうに見える。ベース・ソロはいつも通りだ。弦ではなく、スピーカーから聴こえるピアノの音は、少しこもって聞こえる。ピアノ・ソロに続く、ドラムス・ソロもどこか、隔靴掻痒な感じである。やはりヴァーチャルなドラムス・セットには無理がないか？　２は、ピアノのチューニングを響くようにして演奏を開始する。しっとりとした雰囲気が伝わってくる。３では、ベース、ピアノに続く、ドラムス・ソロが面白い。岡田さんも徐々に慣れてきたのだろうか、音を作る（コンソールをいじる）。そして、新世界にゴーである。ちなみに、千住さんは以前、ドラマーだったそうで、岡田さんのV-Drumsを褒める。<br />
　４は、ドラムスがメロディーを奏でる不思議な組み立て。ヴァーチャルならではだ。ピアノと重なり、不思議な感じ。最後は、５は、当然盛り上がって終了する。21時13分。</p>

<p>　山中さんの熱演が光っただけに、デジタルであることの必要性が疑問に思えた。</p>

<p>　そもそも、ピアノは高度な技術で組み上げられた機械である。だからこそ、普遍的な美しさと、千住さんも表現したのだろう。<br />
　シンセサイザーなどの電子楽器メーカーのローランドが、技術的、経営戦略的に電子ピアノを極めようとするのは分かる。しかし、それは、キッチュで反時代的な、退廃の産物にもみえる。製造工程ではともかく、でき上がったピアノは、電気がなくても音は出る。電気が無いと鳴らない代替品をわざわざ作る必要があるのだろうか。<br />
　　電子化することで軽くて小さくなったとか、新しい斬新な音（音色）が生まれるのならともかく、V-Piano Grandでは、小さなアコースティック・ピアノでいい。実家にあったローランドのSH-1000やSystem-100では、びっくりするような「音体験」を与えてくれたが、それはピアノの代替品ではなかったはずだ。</p>

<p>　やっぱり、アコースティックなピアノはいいなあ、と実感する大阪の夜だった。</p>]]>
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    <title>きゅりあんコンサートで、東フィルと山中千尋さんが共演</title>
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    <published>2012-02-23T04:38:08Z</published>
    <updated>2012-02-27T09:28:17Z</updated>

    <summary>　JR大井町駅前にある「きゅりあん（品川区総合区民会館）」（大ホール）で、2月5...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　JR大井町駅前にある「きゅりあん（品川区総合区民会館）」（大ホール）で、2月5日、東京フィルハーモニー管弦楽団と山中千尋さんの「第22回きゅりあんスプリングコンサート」が開かれた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="kyurian.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/kyurian.jpg" width="98" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　壮観な大編成のオーケストラをバックに、山中さんが「Rhapsody In Blue」を力強く披露してくれた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　品川駅の目の前がホールだが、ビルのメイン・テナントは、LABI（ヤマダ電機）でびっくり。<br />
　エレベータで8階大ホールに向かう。1000人以上のホールだが、ほぼ満席。ロビーの売店では、山中さんのCDを各種販売している。終演後のサイン会も告知されている。しかし、公共施設。お茶とお水、コーヒーで、アルコールは売っていない。</p>

<p>　開演予定の14時を少し回ってから、オーケストラが登場。第一バイオリンが音を出し、調音するメンバーを見ていると、盛り上がってくる。指揮の大井剛史さんが登場して、早速１が始まる。大井さんは、とっても普通な感じの風貌で、指揮者は個性とアクの強いという先入観を覆された。<br />
　そもそも、1974年生まれである。小説、文化、美術、音楽は年上のものを思っていたけれど、どんどん年下が増えてくる。おじさんであることを実感する。うーん。</p>

<p>　１曲目は、バーンスタイン「キャンディード序曲」で、いきなりポップな出だし。小さく跳ねる動きがプリティーな指揮者だ。短い曲で5分で終了。ピアノを舞台中央に移動させる。ワクワクしてきた。14時16分ごろ、指揮者と山中さんが登場。「Jazz Japan」の表紙と同じ緑色のワンピースで、やはり素敵である。</p>

<p>　２曲目のガーシュウィン作曲「Rhapsody In Blue」が始まる。テーマに続いて、ピアノ・ソロが力強く展開する。「エリーゼのために」などのフレーズを織り交ぜ、ニヤリとしながら楽しむ。2番目のソロでは高音を弱く弾き、かわいい雰囲気を醸しだす。音数も多く、広がる「ちひろ世界」である。クラシックコンサートなので、ソロが終わった時に拍手できないのが辛い。<br />
　もちろん、オーケストラのバックを支えるピアノも素晴らしく、14時53分終了。山中さんの「Rhapsody In Blue」を聴くのは、３回目だが、どんどん楽しく、盛り上がった仕上がりになっている。</p>

<p>　聞き慣れた最初の音で、３曲目のムソルグスキー・ラヴェルによる組曲「展覧会の絵」を楽しむ。オケの音に浸りながら、感覚を研ぎ澄ます。最後のパーカッションが楽しい曲であった。アンコールは、エルガーの「夜の歌」。15時36分。</p>

<p>　ロビーには、山中さんのサインを求める列が長く続く。お疲れさまである。</p>]]>
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    <title>荒木高子さんの「砂の聖書」で、時間と緊張感を味わう</title>
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    <published>2012-01-28T09:29:13Z</published>
    <updated>2012-01-28T09:34:25Z</updated>

    <summary>　兵庫陶芸美術館で開催されている「荒木高子展　心の深淵に迫る」（２月26日まで）...</summary>
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        <category term="その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　<a href="http://www.mcart.jp/">兵庫陶芸美術館</a>で開催されている「荒木高子展　心の深淵に迫る」（２月26日まで）を見た。同館は、丹波焼の窯がならぶ地域に作られた陶芸専門の美術館だが、大阪から丹波路快速で50分、1時間に1本あるかないかのバスを乗り継いで10分余と、とてもアクセスが不便である。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="HyogoArakiTakako.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/HyogoArakiTakako.jpg" width="130" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　展覧会は、2004年に82歳で亡くなられた荒木さんの、没後初の本格的な回顧展で、初期の作品から「聖書」のシリーズなど晩年までの約70点が展示され、写真家・篠山紀信さんによる記録写真まであり、魅惑的な荒木さんの世界を満喫できる充実した展示内容だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　だいぶ以前の展覧会でみた荒木さんの「砂の聖書」は、とても印象的だった。崩壊し、土に帰ろうとしているかのような「聖書」で、さらにそれは陶芸作品なのである。</p>

<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bible.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/bible.jpg" width="150" height="119" class="mt-image-none" style="" /></span> =「砂の聖書」（1983年、和歌山県立近代美術館蔵）</p>

<p>　人間は記録を残す、思いを伝えるために文字を発明し、記載するための媒体を開発してきた。中でも「本」は、今も記録と知識の重要な媒体である。保管されるべきもので、崩壊しては困る最たるものだ。そして、本の中の本とも言える「聖書」が崩壊しているのである。風化する砂、石、土、何とも形容しがたい質感と色は、実際に作品を見て欲しいと思う。</p>

<p>　荒木高子さんは、1921年、兵庫県西宮市に生まれた。父は、華道未生流宗家だ。15歳で父を亡くし、「家元代行」をつとめたという。40歳をすぎてから、本格的に陶芸を始めた。1979年の第5回日本陶芸展で、「前衛部門」にもかかわらず、「聖書シリーズ（砂の聖書、燃えつきた聖書、黄金の聖書）」が最優秀作品賞を受賞。以来、「聖書」をモチーフに晩年まで活躍した。</p>

<p>　図録の巻頭論文「荒木高子の芸術」で、兵庫陶芸美術館・乾由明館長は、以下のように荒木さんの作品を特徴づける。</p>

<p>「ただひとつ確かなことは、「聖書」には、見る人の目と心にうったえかけて、多種多様なイメージや想いを掻き立てるつよい力があるという事実だ。詩人のボードレールは、受け取り手にもたらすこの喚起力こそ、作品を詩的な芸術たらしめているもっとも重要な表徴（しるし）であるといったが、若しそうであるなら、荒木の「聖書」は、まさにひろい意味における詩であり、真性の芸術であるといってよいだろう」。</p>

<p>　大きさや形、色や材質の異なる多様な「砂の聖書」（同じタイトルの作品がたくさんあるのだ）を見比べて、内面で沸き起こる感情を受け止めるだけでなく、点字の聖書や楽譜までも、今この場で「崩壊」しつつあるのに驚いた。力だけでなく、時間と緊張感をも持つ作品だ。</p>

<p>　初期の円筒形、球形の作品ではほのかに感じることしか出来ない緊張感が、聖書という素材をえて、80年代以降、形をかえ、バリエーションを増やしつつただよい続けている。</p>

<p>　父親は禅宗の僧侶でもあり、兄弟はキリスト教徒だった。しかし、本人は亡くなる直前の病室で、洗礼と堅信を受けるまでキリスト教徒ではなかったという。</p>

<p>　電気が無くなっても読むことの出来る本は、これからも生き長らえていくだろう。しかし、それが崩壊しつつあるイメージは、どこか恐ろしいものを感じるのである。</p>]]>
    </content>
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    <title>読んでも良いけど、時間の無駄。それより新しいCDを聴こう！</title>
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    <published>2012-01-26T11:32:16Z</published>
    <updated>2012-01-26T11:38:59Z</updated>

    <summary>　何かについて書くとは、それを読む人の「利益」になって欲しいからである。急いで付...</summary>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>　何かについて書くとは、それを読む人の「利益」になって欲しいからである。急いで付け加えよう。「利益」とは、儲かる、嬉しいなどといった肯定的という意味だけではない。批判や否定的意見も、広い意味での読んだ人の「利益」（違った視点を提供する、知的刺激になる、行動のきっかけになる）になるなら、広い意味で取り上げる価値がある。普通の読解能力があるのなら、その文章のニュアンスや機微も感じ取れるだろう。<br />
　何かを人に知って欲しいから、聴いて欲しいから文章を書く。音楽研究でも、評論でも読んで、続いて音楽が聞きたくなれば最高だ。<br />
　ところが、批判をけなすこととしか理解できない。その上に、自らの責任にまったく触れない下らない本がある。誰の「利益」にもならないから、無視するのが一番で、言及するのもばかばかしい「トンデモ本」である。中山康樹さんの『かんちがい音楽評論　JAZZ編』（河出書房新社）。文字通り、この書を捨て街に出よう、音楽に浸ろう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　裏返すと、この本は、批判の対象をみずから演じている高度な「文芸作品」とも言える。そうでないと、彼が専門誌編集長を辞めて以来、生き延びてきた理由が分からない。百歩譲ろう。</p>

<p>　ジャズ・ピアニスト・山中千尋さんが本書の前半に何度も取り上げられている。同じ雑誌で連載されたからと中山さんは言い訳するが、自説を説くためのネタにするには登場回数が多すぎると思う。<br />
　アルバム『Reminiscence』のジャケットが３種類あることや、バーナード・バーディーが参加している曲数といった外形的なことを批判するが、アルバムを聴かないで、言及しているようだ。少なくともこの8年間、東京都内で開催された山中さんのライブ会場で中山さんを見たことはない。ほとんどすべてに行っている。中山さんは、ライブ派でないから、いいのかな。</p>

<p>　ところが、、唐突に、根拠や説明もなく、「ジャズ評論家らしいひと言を加えるなら、本質的にピアニストではなく、「作曲の人」であるように思う」は、ピアニストに対して失礼だろう。中山さんは、本質的にジャズ評論家ではなく、単なる「妄想家（デマゴーグ）」であるように思う、という言葉を捧げよう。</p>

<p>　かつては、かっこよくあこがれだった、ジャズの分かる大人が、ネット上の発言や小競り合いで、そうではない（ジャズを聴く大人はかっこよくない）ことが露呈したと言うけれど、確かに、中山さんのような書き手がいればかっこよくない。</p>

<p>　しかし、本書で、中山さんの矛盾的魅力と被害妄想は堪能できるのだ。</p>

<p>　「ミュージシャンが書く文章」は、「「楽器ができないくせにエラソーにしている評論家」など比べものにならないくらい信頼でき、彼らが言うことは絶対的に正しい」と読者が信じているとする部分など、極端な中山さんの被害妄想である。映画や料理、ロックについては、「批評・評論」と「実践・行為」が別物との認識があるのに、一部のジャズ・ファンには区別がないと言うのも同様であろう。</p>

<p>　入門書にいつも登場するMiles Davis『Kind Of Blue』やBill Evans『Waltz For Debby』は。ジャズの最高峰で、「ジャズに不慣れな耳に即座にできるようなものではない」とし、「初心者がそれらを聴き、理解できるほうがおかしい」。中山さんの本を読む人、愛読者はどんなカルトなのか。さらに、入門書を書いてきたが、「初心者や入門者のために書こうと考えたことはなく」となると言葉を失う。</p>

<p>　「個人的には、ミュージシャンに限らず、作り手・送り手側に立つ人間は、その作品がいかなる評価を受けようとも、基本的には無言であるべきと思う」とするなら、中山さん本人もいずれに黙るのだろう。大西順子さん本人によるアルバム評について反論が、「かんちがい」だとしても、それを更に取り上げて、反論するのは二重に言っていることと書いていることが矛盾しないだろうか。そうした矛盾を飲み込む姿勢が中山さんの魅力ではある。</p>

<p>　菊地成孔さんの本について、事実関係や中身について批判している。その正否については触れないが、チック・コリアやキース・ジャレットと自らを同列に並べる菊地さんの「芸」を楽しめない狭量さは悲しい。テリトリーに厳しい鮎のようだ。</p>

<p>　しかし、根拠もなく、一方的に断言する（マイルスの新譜を聴いて「くー、たまらん」といった伝達可能性を放棄した表現が得意な筆者だから仕方ない）だけで、元「スイング・ジャーナル」編集長として、こんな情況、ジャズ雑誌、評論業界にした責任の一端には触れない。</p>

<p>　レコード会社の人が選考するオススメ記事を掲載する「ジャズ批評」が、編集権を放棄しているとするが、中山さんのいた「スイング・ジャーナル」とどう違うのか。ビラとチラシの違いしかないと思う。その違いに「芸」を感じる感受性を持ち合わせているつもりだが、それではダメだったのではないか。</p>

<p>「なぜ「難解な映画や書物」は許され、「難解な音楽」は、「音楽ではない」というところまで押しやられてしまったのだろう。「難解だからこそ楽しいものがある」という価値観は、いつ、消されたのか」も妙である。そうした価値観は消えていない。中には、楽しいものだけが音楽だと言う人もいるだろう。しかし、難解でないと音楽でない、と脅迫するような中山さんは、まさに無責任だ。そもそも、読者を誘う責任を放棄してきたのだから。</p>

<p>　中山さんによる評論家の定義がある。</p>

<p>　「ミュージシャンにインタヴューをする。ライナーノーツを書く。コンサートやライヴに行く。新しい才能やあまり知られていないミュージシャンやアルバムを紹介する」。その通り。</p>

<p>　ところが、「「音楽を書く」という行為において最大の難関に挙げられる「誰もが知っているミュージシャンやアルバムについて書く」こと」を評論家の職務のように言うけれど、誰もが知っているスタンダードをライヴで演奏することも同じではないか。<br />
　そう、演奏者と評論家の立場の違いを強調する点も、評論家の泣き言でしかない。そう、演奏者は、演奏だけして黙っていればいい、というのであれば、評論家にずいぶん都合の良い言い草だ。書くことで立場を失うというが、音楽家（演奏家）だって、その瞬間に紡ぎ出す「音楽」で作品を損なってしまうことがある。書き直せる本とは違った緊張感があるだろう。</p>

<p>　そもそも、先輩の日本人ジャズミュージシャンを批判せず、有名な外人のみを批判するのはいけない、としつつも本文中では、亡くなった中村とうようさんと油井正一さんを批判するだけで、先輩の評論家、岩浪洋三さんや、同世代の評論家、小川隆夫さんを批判しない（きっと、彼らは素晴らしい評論家なのだ）。それで、音楽家が書く文章は、その音楽家のファンに守られている言っても、説得力はないだろう。評論家も、どっちもどっち。</p>

<p>　こんな筆者が、<a href="http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-bdb1.html">「最後のジャズ評論家」</a>などと呼ばれるなら、早く最後にして、終わって欲しい。こんな「評論家」はいらない。もちろん、ジャズ・ピアニスト・山中千尋さんが言及する「ジャズ評論家」は存在しない、と断言する中山さんにとって、「ジャズ評論家」など、すでに日本にいないのだから（要は自分だけが評論家だとヘゲモニーを握りたいだけだろう）、問題ない。</p>

<p>　140字のtwitter（短い文章と言う意味だろう。中山さんのような弛緩した文章では140字ではほとんど何も表現できない）と、読書体験を対比させたり、レコード（CD）を聴き込む人と、ライブを楽しみ人を対立させたりして、後者を低く位置づけるけれど、それは単なる分類でしかない。自分の体験しか語れない・基準にできないのは、人として仕方ないけれど、今聴いている人たちを、バカにするような評論家には、もっと謙虚になって欲しい。</p>

<p>　それに、ファンに守られているのは、音楽家も、周りとつるむ中山さんのような評論家も同じだろう。文学や絵画などの評論に膾炙したとは思えない筆者の不勉強さにびっくりである。</p>

<p>　洋楽が聴かれなくなったというが、それでいいではないか。産業として、レコード会社、プロダクションがカラオケを成長させただけで、洋楽うんぬんとは関係がない。ギターを弾く学生が60、70年代の多かったのと、カラオケはそう違いはない。「神田川」である。分かりやすい、面白いことだけを目指した音楽を批判するけれど、この本こそ、それだけ、つまり面白いだけである。</p>

<p>　どうして、音楽を楽しむことに上下、善し悪しがあるのだろうか。邪な楽しみ方があってもいいではないか。好き嫌いは仕方ない。嫌いなものを聴かされるのは辛い。マッサージとは違うから、辛い中で見えてくる素晴らしい音楽もあるだろう。しかし、人の楽しみ方に、意見があるのなら、その人をけなすのではなく、「北風と太陽」の、いわゆる太陽戦術をとるべきではないだろうか。もっと楽しい音楽があるよ、こんな楽しみ方があるよ。</p>

<p>　クローズドなサークルで、聴く者をおどすようなやり方は、権力（カルト）のやり方ではないか。「スイング・ジャーナル」で、編集長の権力性と、ディスクのレビューアーの関係を自覚している中山さんは、あえて虚勢を張っているのだろうか。</p>

<p>　さようなら中山さん。</p>]]>
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    <title>新年１月の山中千尋さんのライブは、熱気がすごい</title>
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    <published>2012-01-25T11:10:41Z</published>
    <updated>2012-01-25T12:15:32Z</updated>

    <summary>　1月20日、金曜の夜。名古屋ブルーノートに駆けつけた。2012年初めてとなる山...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　1月20日、金曜の夜。名古屋ブルーノートに駆けつけた。2012年初めてとなる山中千尋さんの国内ライブで、セカンド・セットに何とか間に合った。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="NagoyaBN120120.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/NagoyaBN120120.jpg" width="115" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　新しい曲も披露してくれて、熱気と盛り上がりに満ちたブルーノートだった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　冷たい雨がぱらつく名古屋。クラブの入り口の階段を足早に下りる。東京は雪だったようだ。地下の「ジャズ・クラブ」とは、ジャズらしい。ニューヨークのビレッジ・ヴァンガードも地下である。</p>

<p>　20時20分ごろ、開場。ほぼ一杯のセカンド・セットで、ジントニックをぐびぐび。21時15分ごろ、会場が暗くなり、3人が舞台に上がる。山中さんは黒いドレスで、今日も素敵だ。</p>

<p>　「みなさん、今晩は。名古屋ブルーノートで演奏できて嬉しいです」と、メンバー紹介。<br />
　生まれて初めてお風呂の蓋を買ったとのが、今年最初のニュースだそうだ。第１回「NISSAN PRESENTS JAZZJAPAN AWARD 2011」のアルバム・オブ・ザ・オヤー（ジャズ部門）を受賞したことの報告もあった。おめでとうございます。大きな拍手で満たされる。</p>

<p>　メンバーは、このところ国内ライブでの定番となった、東保光(b)、岡田佳大(ds)とのトリオ。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【セカンド・セット】<br />
１、Sing Sing Sing<br />
２、Giant Steps<br />
３、Rain Rain And Rain<br />
４、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
５、Close To You<br />
６、Hong Kong<br />
７、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
８、When Light Is Low<br />
９、So Long</p>

<p>　１は、ドラムスのノリノリ・リズムでスタートする。ピアノの音も重く響く。「Saturday In The Park」から、テーマに入り、激しくゴー！　である。凝ったリズムのピアノ・ソロで、ニコニコだ。最初からとっても盛り上がる。</p>

<p>　MCは、特製カクテルの紹介だ。「テキーラ、ウォッカ、ジンなどをつかって、紅茶風味を実現した元気になるアイスティ」だそうだ。山中さんのオリジナル「Rain Rain And Rain」にちなんで「Rain」という名前である。水色が綺麗なお酒である。</p>

<p>　２は、ゆっくりスタートする。ベース・ソロをじっくり聴こうと意気込む。こてこて、ゴキゴキのドラムスもいい。ピアノが徐々にエキサイトし、華やかに、快活に、畳みかける。３は、オリジナルカクテルの素になった曲。アンニュイなイントロで、ベースも印象的だ。そして、雄大に生成し、テーマがくっきり浮かび上がる。ピアノ・ソロが小気味いいのだ。ダンダンダン、ゴーゴーゴー。<br />
　バラードということで始まる４は、これまでのアルバムにも未収録の新曲で、ピアノがテーマをくっきり示し、寂しいが優しい、それは幸せな音楽を作り上がる。3人が醸し出す音場である。</p>

<p>　「７拍子でお楽しみください」という、カーペンターズで有名な、バカラックの５のテーマは、ポップで何度聴いても嬉しい。ベース・ソロもグッドだし、ピアノ・ソロが「Close to you」にぴったりだ。ドラムスがもり立ててて、岡田さんが歌う。もちろん、東保さんや山中さんもうたう。とてつもなく盛り上がる。<br />
　６は、街の香港ではなく、板尾創路とコンビをこんでいた「ほんこん」にちなんだ曲だが、サスペンスな感じで盛り上がる。おまけというけれど、身体ウキウキである。定番の７は、和音が絡み合うでだしで、いいなあ、とひとりごちる。湧き上がるフレーズと3人のインタープレイが光る。爆発トリオだ。22時33分。</p>

<p>　アンコールになだれ込む。洋服が破れるような激しいライブで、顰蹙覚悟で「新しい曲」である８がスタート。夜の大人のアダルティなテーマがいいし、激しいリズムと、ドラムスの勢いにうたれる。ノリノリであることは間違いないし、アメリカン・ポップな感じもいい。最後の９は速いテンポで始まり、盛り上がる。22時53分。新年から身体がすっきりする、心地よいライブだった。</p>

<p>　名古屋の金曜の夜は遅い。</p>]]>
    </content>
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    <title>聖夜と誕生日を祝う山中千尋さんのライブを東京TUCで</title>
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    <published>2012-01-23T07:37:34Z</published>
    <updated>2012-01-23T07:38:57Z</updated>

    <summary>　大雪の山形・新庄から一夜明けた2011年12月24日。クリスマス・イブは東京T...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　大雪の山形・新庄から一夜明けた2011年12月24日。クリスマス・イブは東京TUCである。昨年に引き続き、年末の「締め」は、山中千尋トリオのクリスマス・ライブなのだ。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="TUC20111224.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/TUC20111224.jpg" width="143" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　山中さんのホーム・グラウンドといっても過言ではない小さなクラブで、３セットを、ばっちり堪能した。そして、メリー・クリスマスで、26日の誕生日を控え、お誕生日おめでとう、でもある。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　開場は15時というのに、何時間も前から行列ができる。階段から1階通路、駐車場、道路へと列は伸びる。年末になって本格的に冷え込みだした東京は、冷たい風が頬に痛い。でも、わくわくして待つ時間はうれしい。さらに、開場しても受付が長引き、開園予定時間を過ぎても行列は途切れない。<br />
　会場に座って、白いワインとエビアンをぐびぐび。飲み過ぎないようにしないと。３セットの長丁場である。</p>

<p>　定刻を30分過ぎて、16時すぎ、会場が暗くなる。満席で熱気で一杯だ。<br />
　3人が登場する。山中さんは、オレンジ色のTシャツにジーンズだ。「年の締めくくり、クリスマス・イブに、TUCで演奏できて嬉しい」とのこと。</p>

<p>　メンバーは、ピアノの山中さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、Hong Kong(?)<br />
４、So Tender<br />
５、Rain, Rain And Rain<br />
６、I'm Gonna Go Fishin'</p>

<p>【セカンド】<br />
７、Sing Sing Sing<br />
８、Doxy<br />
９、Close To You<br />
10、It Was A Beautiful 8 Minutes On My Life<br />
11、Hong Kong(?)<br />
12、Living Without Friday<br />
（アンコール）<br />
13、2:30 Rag<br />
14、So Long</p>

<p>【サード】<br />
15、Giant Steps<br />
16、Antonio's Joke<br />
17、Carillon<br />
18、When You Wish Upon A Star<br />
19、Looking Up<br />
20、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
21、Christmas Dreams<br />
22、Impulsive</p>

<p>　最初の１は、左手のピアノの音が、腹に響く。ベース・ソロも早速、熱演だ。立体的に上下するピアノ・ソロがすごくいい。テンポも速くなり、爆走する。２はベース・ソロを支えるドラムスがいい。情のこもったピアノ・ソロに聞き惚れる。ドラムスの爆音ソロも快感である。<br />
　３は、香港で思いついた曲で、漫才コンビの「ホンコン」にちなんだ曲という。頬骨の出た顔のような曲だ。ガツンと元気の出る、テンポと展開の早い曲である。懐かしい響きと新しい響きが混在するのだ。ラグ風な部分もあって、嬉しい。山中さんは「お蔵入りかな」。４は、キース・ジャレットの曲。「嫌いなヤツだが、曲はいい」。やりたかった曲ということで、優しい気持ちになれるイントロから、トリオが揃って、ゴーである。<br />
　５は、大震災以降の人災への怒りを込めている。不協和音の左手がそれを示す。イントロに込められた思いを感じながら、ワインをいただく。そして、テーマがくっきりと浮かび上がって、ピアノ・ソロが大爆発だ。<br />
　メンバー紹介があって、最後の曲の６に。力強いピアノ・ソロが響き、激しすぎます。まだファーストである。17時13分。</p>

<p>　一部の人が入れ替わって、わさわさするい、トイレに長い行列ができる。</p>

<p>　18時ごろ、開場が暗くなって、5分過ぎ、3人が登場。「今年最後の演奏がTUCで、ありがとう。デビューして10年たって、やっとスタートラインです。これからの10年もよろしくお願いします」。もちろん、ずっと応援します。はい。</p>

<p>　７は、ベニー・グッドマンの有名曲で、ドラムスのソロが響くイントロで、ピアノの低音が心地よい。土曜の公園になって、ピアノ・ソロを楽しむ。８は、ベースをフィーチャーする。ベースがテーマをきめて、ピアノが支え、はじける３人である。ベース・ソロがいい。力作である。９は、心地よいポピュラーなテーマにベース・ソロ。ピアノも軽やかに嬉しく、複雑な音の列が飛ぶ。岡田さんがラップして、山中、東保の両氏もうたう。<br />
　以前、1〜2回弾いたことがあるという10は、しっとりとピアノがメロディーを易しく刻み、哀愁も漂う感じ。ところが、後半、激しく、大きく変化する。「レ」の音が耳に気持ちよい。ファーストと同じく、オリジナルの11は、うきうきだ。ファーストとの違いが楽しい。いじって改良しているのだろうか。</p>

<p>　12は。ベース・ソロに耳を奪われる。心のこもったピアノ・ソロもいい。すごい3人の応酬があって、飛んで跳ねる山中さんは、鍵盤に腕を叩きつけるようだ。ドラムス・ソロもすごい。これまで聴いた中で、最高の「Living Without Friday」であった。</p>

<p>　アンコールの13は、可愛く転がるピアノがいいし、14では、自然に会場から手拍子が出る。19時35分。</p>

<p>　サードとの間では、すこし多めに人が入れ替わる。</p>

<p>　20時32分ごろ、会場が暗くなり、35分過ぎ、3人が登場する。山中さんは、Tシャツから着替えて、タンクトップに。綺麗である。山中さんは、最近、友人から「初音ミク」のDVDを40分、見させられたそうである。前日の新庄の公演では、ベースの東保さんの夜の乱行（ナースクラブや芋煮会の合コン）もあったようで、大変だ。</p>

<p>　15は、丁寧なピアノのテーマで始まる。早速のベース・ソロに、聞き耳。ピアノ・ソロは、複雑にフレーズを折り込み、速いテンポで転がる。つづく16は、「料理をするけど、片づけない。蘊蓄をたれるけど、行動しない。はやくイタリアに帰ったほうがいいい友達」であるアントニオの曲である。ベースが、激しくガツンときめるし、ピアノの左手もいい。</p>

<p>　17は、イントロから期待が高まる。大好きなメロディーで、嬉しくなる。耳をそばだててピアノ・ソロを楽しむ。ご機嫌サウンドだ。山中さんの肩と背中に汗が光る。18は、ゆったりしたバラードということで、クリスマスにぴったりの「星に願いを」。しっとりとテーマを弾いて、じっくりベース・ソロに。ピアノもいい。<br />
　19は、新曲。メロディーが綺麗だ。少し引っかかって、引かれるような新興が素敵である。ベースに続いて、ピアノ・ソロは、激しく打ち進む。20は、最初から前衛的八木節となる。ご機嫌、ダンス・ソングで渾身の大熱演。汗びっしょりの山中さんである。21時53分。</p>

<p>　ニューヨークや香港でのライブや、東京フィルとの公演、夏の新しいアルバムなどの告知があって、アンコールの21がスタートする。可愛いメロディで、クリスマスである。最後の22は、左手の低音が良く、ソロで鍵盤をたたく、たたく。22時20分、終了。</p>

<p>　東京の聖夜は、まだ続くのだ。</p>]]>
    </content>
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    <title>勘違いする人</title>
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    <id>tag:www.kenyama.net,2012://1.538</id>

    <published>2012-01-22T11:58:10Z</published>
    <updated>2012-01-22T13:48:36Z</updated>

    <summary>　音楽評論は、難しいと思う。かんちがいすることもある。それは、「音を文字で説明す...</summary>
    <author>
        <name>kenyama</name>
        <uri>http://www.kenyama.net/</uri>
    </author>
    
        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　音楽評論は、難しいと思う。かんちがいすることもある。それは、「音を文字で説明する」などという次元の話ではない。<br />
　音楽評論は、学術研究、つまり「音楽」を「学」として研究し、その成果を発表するわけではない。作品を享受する人、演奏する人、作る人の間（あわい）に立って、人に読ませる「評論」を、それも同時代性を帯びた形で、書かなければならないからだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　もちろん、「音楽評論」とは、人に読ませる必要はなく、学術論文のように、研究者が必要に応じて、或いはやむにやまれず読むものであり、自発的に読みたくなるような「わざ」や「芸」は不要だとする立場もあるだろう。</p>

<p>　例えば「文学」では、発表される媒体によって、棲み分けがなされている。文芸誌とよばれる「文學界」、「新潮」などに掲載される文芸評論は、文芸評論家が執筆し、新作や作家について、意義付けや評価を下し、広い意味での情報を読者に提供している。<br />
　「日本近代文学再検討」といった歴史的な評論もあるが、そこにも今、小説（文学）を読んでいる人へ伝えたいことが詰めこまれている。極端なことを言えば、文学史に残る古い新事実よりも、読者の記憶と印象に残る分析と評論が求められている。</p>

<p>　一方、大学の文学部などの教員が、自らの研究生を発表するのは、大学の紀要や専門書であったり、単行本として発行される文学研究書である。それは、文芸誌より少ない限定された読者が、研究のため、或いは参考・興味のために読む論文だ。同時代性より歴史性。つまらなくても、必要であれば研究者は読むのである。もちろん、評論家の多くは、文芸評論の原稿料だけでは、食っていけないので大学（学校）に勤務しているが、そこは書き分け、棲み分けがあるといえよう。</p>

<p>　美術でも音楽の世界でも、基本的な構図は同じである。「評論家」と「研究者」の二つの役割があると言うことだ。まったく分離しているのではなく、相互乗り入れ、参照関係、交流はあるだろう。もともとは、そのジャンルが好きで、興味があって、評論家や研究者になったのだから。</p>

<p>　ただ、音楽の場合は、ちょっと面倒な要素が入っている。「レコード会社」である（文芸誌を発行している文芸出版社は似ているかも）。<br />
　今でこそ、レコード（CD）が売れなくなり、毎月国内販売されるレコードは減り、余禄の総額は減っているだろうが、少ないパイを奪い合うと言う意味では、評論家にとって、レコード会社の存在感は増しているかもしれない。評論家の収入源であるレコードに付属するライーナー・ノーツ執筆、雑誌のアルバム・レビュー執筆である。雑誌は、レコード会社の広告費で成り立っている。</p>

<p>　商品にケチをつけられることを、メーカーは極度に嫌う。年間数パーセント、デフレで不景気な昨今、前年並みを維持することに汲々とするメーカーは、少しでも売れ行きに響くネガティブ情報に敏感だ。</p>

<p>　であるがゆえに、自らが原稿料を払っているライーナーノーツの筆者（評論家）が、商品にネガティブな原稿を書くことを許さない。評論家もレコード会社の顔色を見て仕事をする。<br />
　しかし、そもそも資本主義社会の資本主義企業からお金を貰っているわけで、そのことに、必要以上に驚く必要はない。当たり前だ。芸の無い評論家は、幇間（太鼓持ち）となる。</p>

<p>　「芸」を凝らして、読者にメッセージを伝えたり、敢えて書かないことで、その書かないこと（人や作品）を批判する「技」が生まれる。「買ってはいけない」と言われると買いたくなるし、「聴け」と言われると聞きたく無くなる。文字通りの意味と、書いてあることの意味が捩れている文芸作品は「クレタ人」のパラドックスのように読者を魅了する。</p>

<p>　こんなことを思いついたのは、その160ページくらいの中身自体が、本のタイトルそのものを文字通り体現している「文芸作品」、小説（？）を読んだからだ。中山康樹『かんちがい音楽評論　JAZZ編』（河出書房新社）である。「はじめに」で、「誰がいちばんかんちがいなのか」を「筆者自身であることを願いながら」と書き、本については、最初から種明かしされている。<br />
　そう、勘違いしているのは中山さんである。</p>]]>
    </content>
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    <title>クリスマス直前の新庄で、山中千尋さんの熱いライブを</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kenyama.net/2011/12/post-304.html" />
    <id>tag:www.kenyama.net,2011://1.537</id>

    <published>2011-12-31T14:45:11Z</published>
    <updated>2011-12-31T15:10:57Z</updated>

    <summary>　クリスマスの連休になって、文字通り「ホワイト・クリスマス」となった。山形・新庄...</summary>
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        <name>kenyama</name>
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        <category term="ジャズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　クリスマスの連休になって、文字通り「ホワイト・クリスマス」となった。山形・新庄のジャズ・クラブ「レキシントン新庄」では、大好きなピアニスト、山中千尋さんのライブが、12月23日、開かれた。ほぼ毎年開催され、8年目という。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="LexingtonSnow.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/LexingtonSnow.jpg" width="166" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　定員80人の小さなクラブだが、満員で場内は熱気に包まれた。外は、雪と凍結した路面だった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　大雪である。横なぐりの雪である。日本海側を経由して、新庄に向かおうとしたが、天候のため、急行「きたぐに」は運休。早起きして、東海道新幹線、東北・山形新幹線を乗り継いで駆けつけた。美味しい蕎麦と熱燗はいただけた。</p>

<p>　信用金庫本店裏にあるレキシントンで、開演前の寒さの中、行列がのびる。定刻の16時30分に開場する。ワインと酎ハイを頂く。ごくごく。</p>

<p>　メンバーは、ピアノの山中さんのほか、東保光(b)、岡田佳大(ds)の両氏。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Did It Again<br />
２、Take Five<br />
３、Rain, Rain And Rain<br />
４、When You Wish Upon A Star<br />
５、Close To You<br />
６、I'm Gonna Go Fishin'<br />
（アンコール）<br />
７、So Long<br />
８、2:30 Rag</p>

<p>【セカンド】<br />
９、Sing Sing Sing<br />
10、Doxy<br />
11、So Tender<br />
12、Can't Take My Eyes Off Of You<br />
13、Liebesleid<br />
（アンコール）<br />
14、Chiristmas Dreams<br />
15、Yagibushi</p>

<p>　開演時間定刻の17時、開場が暗くなり、17時3分、3人が登場。山中さんは金色のワンピースである。「東北のヴィレッジ・ヴァンガードにようこそ。寒い中、ありがとうございます」。</p>

<p>　１が、ぐっと始まって、ベース・ソロになる。嬉しいピアノ・ソロも聴けて幸先が良い。低音が効いている。２は、クールダウンと言うことだが、ベースに続く、凝った低いピアノ・ソロがいい。３は、しっとりしたイントロから始まって、３人が声を合わす。いつものテーマになって、盛り上がり続けて、更にすごく盛り上がる。<br />
　４は一転、しっとりバラード。クリスマスに山中さんは、どんな願いをかけるのだろうか？　ベース・ソロが、ばしっと決め、くっきりする。ニューヨークの警察は。駐車禁止の罰金が収入源なので、警察を呼びたいときは駐車禁止するに限る、という秘訣を教えてくれる。新年１月のニューヨークでのライブを告知。５は、お馴染のメロディーで、ベース・ソロがぐきぐき。賑やかな3人組になるのだ。岡田さんがラップでうたい、山中さんが可愛い声でうたう。ふふ。</p>

<p>　６では、ドラムスが小気味よく、ベースもうねる。脇のマイクスタンドが倒れるくらいの熱演である。魚は確実に逃げるくらいの力の入りようで、18時9分。</p>

<p>　アンコールの冒頭では、「初めてCDがでて、デビューして10周年。ありがとうございます」。７は、子どものころ、母親から、練習しないなら帰ってこなくていい、と言われて、「さようなら」という意味を込めて作った曲。歌いながら、ピアノ・ソロを滔々と。更に、もう1曲ということで、８である。ワクワク、ゴーゴーで18時23分。</p>

<p>　入れ替え制なので、一旦外に出る。</p>

<p>　セカンドは、19時8分に3人が登場する。「雪景色が綺麗なので、テンションが上がって、ファーストに熱が入りました。新庄の寒さはものすごくて、かみつくような寒さです。クリスマスの曲もやります」。</p>

<p>　９は厚みのあるイントロで、ドラムスが印象的だ。ご機嫌である。10は、ソニー・ロリンズの曲である。酒乱の東保さんが、メロディーを熱演する。転がるような豊かなピアノ・ソロで、初めて聞いたけれどニコニコである。でも山中さんは、「もう２度とやりません」。うーん。続く、11も初めて聞く。キース・ジャレットの曲で、「ずっとやりたかった、新しい曲」。12は、速いテンポで盛り上がる。13は、テーマの後のベース・ソロが素晴らしく、訴えかけてくるピアノ・ソロも大きく、激しい。そしてドラムスがガンガンで、唸って叩くソロを披露。最後はピアノがソロできめて、グー。20時11分。</p>

<p>　アンコールは、約束のクリスマス・ソング。「私の好きな、クリスマスの曲」で、ペトルチアーニの曲である。調律師の映画である『ピアノマニア』が近日公開されるらしい。明るい、心地よいメロディーがいいし、ベース・ソロにも力が入る。軽快なピアノ・ソロもよい。15には、すぐ突入し、速く攻撃的な八木節である。20時39分。</p>

<p>　レキシントン新庄の前の道路は凍結し、冷たい風が頬にあたる。キャビア、フォアグラ、トリフ。世界三大珍味で、夜は終わらないのである。</p>]]>
    </content>
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    <title>10代が企画したコンサートで山中千尋さんのデュオを</title>
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    <published>2011-12-26T11:46:19Z</published>
    <updated>2011-12-26T11:51:45Z</updated>

    <summary>　12月18日、前橋の群馬県民会館（ベイシア文化ホール）で、ジャズの魅力と題した...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　12月18日、前橋の群馬県民会館（ベイシア文化ホール）で、ジャズの魅力と題した「ティーンエイジャー・コンサート」が開かれた。群馬出身の音楽家の演奏や、山中千尋さんのジャズ講座、山中さんのピアノとベースのデュオの演奏と、盛りだくさんの催しだった。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="MaebashiTeenAger.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/MaebashiTeenAger.jpg" width="112" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　1000人近い来場者が集まり、終演後のサイン会には1時間以上の行列ができる盛況。演奏はもちろん、山中さんが出演者を紹介したり、インタビューしたりと、別の一面をみることもできた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　開場前は自由席のため、大行列ができた。<br />
　ホールの展示室のシャッターを開けて、行列を整理する。このホールには、2009年2月に山中さんと群馬交響楽団が共演したときに訪れた。あの時も寒かったが、今日も寒い。<br />
　14時30分に開場する。舞台には、ピアノとベースの他に、マリンバが置かれていて、ちょっと違った雰囲気が嬉しい。</p>

<p>　定刻15時になって、山中さんが登場。「群馬のティーンが企画してくれました。最後までお楽しみください」。</p>

<p>　まずはマリンバの山崎慶子さんが登場。大学には行ってからマリンバを学んだという。ソロの演奏を２曲、披露してくれる。山中さんいわく、身近なマリンバの音といえば、「渋谷Loftの前で鳴っている音」と「NHKの今日の料理の音楽」とのこと。</p>

<p>　続いて、クラリネットの木幡亮仁さんが登場。10時間くらい練習したときは、唇を切ってしまい血だらけになったそうだ。練習熱心だが、バイクで風を切って走り去るらしい。同じく2曲を披露してくれる。クラリネットを選んだのは、「エレガントで気持ちの良い、柔らかい音だから」とのこと。</p>

<p>　幕間で、実行委員長の女性が「ジャズ・クイズ」。ジャズの発祥地や意味、アメリカで殿堂入りした日本人の性別など、解説つきで会場から拍手で回答を求める。正答率は高いと思う。</p>

<p>　引き続いて、山中さんのジャズ講座である。<br />
　最初は、クラシックとジャズの境界ということで、リズムの違いを「C Jam Blues」で実演する。楽譜通りに弾き、ジャズ風に弾いて比較する。サン＝サーンスの曲でも原曲とジャズ風を弾き比べる。なるほどである。<br />
　次は、自分のメロディーを足す実演で、アドリブを浮き彫りにする。最後は、コードの秘密ということで、和音、倍音の深みを説明した。</p>

<p>　４人で「サンタが町にやってきた」をジャズ・セッションし、前半終了。15時50分。</p>

<p>　相変わらず、お酒の無い、県の施設らしいロビーで休憩だ。</p>

<p>　16時10分に再開である。山中さんは衣裳を替えて、金色のワンピース。やはり素敵である。演奏は東保光さんのベースとのデュオである。演奏したのは以下の通り。</p>

<p>１、She Did It Again<br />
２、Beverly<br />
３、Take Five<br />
４、When You Wish Upon A Star<br />
５、Rain, Rain And Rain<br />
（アンコール）<br />
６、Yagibushi<br />
７、So Long</p>

<p>　１はピアノのテーマに続いて、力の入ったベースに。ソロが良い。続くピアノも良い。うたっている。ドラムスが無いので、トリオと違った緊張感というか、音の交錯が楽しい。２は、原題、川下り、河から流れ落ちてくる曲で、懐かしいテーマである。ベース・ソロもくっきり。ピアノも新鮮で、はっきりと、強く、訴えかけてくる。<br />
　３は渾身のベース・ソロを聴く。ピアノ・ソロも盛り上がる。一転して、しっとりとした４のバラードだ。「早く日本が元通りに」とチャリティに参加したことも明かす。デュオだけに、ゆっくりスタート。テーマに流れ込んで、いつになく、激しいピアノ・ソロになる。ベースも叩く、叩く。16時55分。</p>

<p>　アンコールの６は、初のデュオ・バージョンである。地元でもあり、気合いの入ったピアノ・ソロだ。最後の７では会場から手拍子が自然に沸き起こる。訴えかけてくるようだ。17時18分、終了。<br />
　サイン会も大行列で、お疲れさまである。寒い夜には熱燗だ。</p>]]>
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    <title>山中千尋さん、秋のツアー、最終会場は大阪で</title>
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    <published>2011-12-17T10:21:42Z</published>
    <updated>2011-12-17T16:48:22Z</updated>

    <summary>　大好きなジャズ・ピアニスト、山中千尋さんが新アルバムのメンバーであるニューヨー...</summary>
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        <![CDATA[<p>　大好きなジャズ・ピアニスト、山中千尋さんが新アルバムのメンバーであるニューヨーク・トリオで、国内をツアーした最終会場は、11月22日のビルボードライブ大阪となった。満員の会場で、たっぷりと演奏を披露してくれた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="BBLOsaka1122.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/BBLOsaka1122.jpg" width="126" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　お酒を飲んでも、お腹一杯になると酔わないように、寒さも宵も吹き飛ばす夜になった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　17時30分の開場と同時に入店する。まずは赤ワインを飲む。ぐびぐび。客席は見る間に埋まり、開演直前には、ほぼ満員だ。ワクワクする瞬間を楽しむ。</p>

<p>　18時30分、トリオが登場する。金色のワンピースとハイヒールで、今日も素敵な山中さんである。<br />
　甘党で、いちごポッキーをたくさん食べ、差し入れのショート・ケーキを独り占めしようとするドラマーや、東大卒でグラミー賞受賞メンバーでもあるベーシストを紹介する。山中さんのIQは、84だという（きっと冗談だ）。ちなみにDVD『Live In New York』でのJohnの笑顔に注目ということだ。</p>

<p>　メンバーは、Yoshi Waki(b)、John Davis(ds) 。演奏したのは以下の通り</p>

<p>【ファースト】<br />
１、She Dit It Again<br />
２、Rain, Rain And Rain<br />
３、Living Without Friday<br />
４、Close To you<br />
５、I'm Gonnna Go Fishin'<br />
（アンコール）<br />
６、So Long<br />
７、2:30 Rag</p>

<p>【セカンド】<br />
８、Sing Sing Sing<br />
９、Take Five<br />
10、Rain, Rain And Rain<br />
11、Giant Steps<br />
12、Ele e Ela<br />
13、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
14、So Long<br />
15、2:30 Rag</p>

<p>　早速始まる１では、テーマを楽しみ、ベース・ソロに。ピアノもソロをしっとり刻んで、多彩なフレーズを織り交ぜる。２も、しっとりしたイントロから、テーマを壊しつつ、テーマを転がすといった感じ。デビューして10周年で、最初のCDを発売したのは澤野工房であった。「録音するのが嫌だった」そうだ。でも、それだからこそ、今、こうして山中さんの演奏が聴けるのだから、良かったのである。<br />
　３は、テーマからベース・ソロ。ピアノとベースが目線を交わして、更に激しいピアノ・ソロになり、「どうしたことか」といった按配、ご機嫌なドラムスのソロとなる。４のポップなメロディーが楽しいし、ベース・ソロも聴きもので、歌声で終わる。</p>

<p>　５では、ピアノとドラムスの応酬に聴き入り、織り交ぜられたフレーズの宝庫が気持ちよい。響きに身を任す、快楽なのである。19時43分。</p>

<p>　アンコールの６は、お母様に怒られて「さようなら」という意味で作った曲だそうだが、「頭のいい人はいっぱいいるんだから、勉強してどうするの。ピアノの練習をしなさい」とのこと。その結果、「こうして皆さんに会えるようになりました」。。ステージでは、Johnがポッキーの差し入れを貰う。そのため、もう１曲アンコールとなる（冗談）。7は、いつもの軽やかで、スピーディな曲。20時で終了。</p>

<p>　完全入れ替え制なので一旦外に出る。少々寒い。</p>

<p>　20時40分、再度入場する。今度は、ジントニックをいただく。</p>

<p>　今回のニューヨーク・トリオによるツアーで、最後のセットである。山中さん以外の２人は翌日の飛行機で離日するという。これから、３人の息のあった素晴らしい演奏を披露してくれるだろう。<br />
　そして、明日には消えるトリオのサウンド。そのはかなさが、この演奏を更に際立たせるだろう。</p>

<p>　８は、イントロから「Saturday In The Park」になだれ込む快感がたまらない。９は、Dave Brubeckの結う名曲だが、ピアノ・ソロがしっとりと心地よく、胸に響く。ドラムスもソロも聞き物で、いいのである。ベース・ソロで始まる10。文字通り、歌う、情感のこもったベースだ。ピアノも切ない感じで、メロディのアレンジが更によろしくなって、ご機嫌だ。<br />
　11は、オリジナルというかColtraneの重い感じを忠実に演奏している感じ。12はウキウキだが、山中さん曰く、「ピアノを弾くのは、プロレスと似ている」とのこと。でも、この曲のメロディは明るく良い。最後は３人が歌う。山中さんの声は可愛いのである。12では、じっくりイントロを堪能し、軽やかにリズムを叩いて、弾ける感じでゴー！である。複雑に折り重なるピアノ・ソロとリズムの饗宴だ。メンバー紹介があって、23時5分。</p>

<p>　アンコールの前には、山中さんに花束と、Johnにいちごポッキーのプレゼントがある。<br />
　14は、最初、アルバムを作った澤野工房の澤野さんに感謝を込めて、とのこと。大阪・通天閣の履物屋さんを兼務するレーベルだ。素敵なテーマを聴いているうちに、目に涙が浮かんできた。「嬉しいぞ、10周年」である。これからもよろしくなのである。アンコールのアンコールが、15で速いテンポでスタートし、「いえーっ！」。23時25分。</p>

<p>　次は、山形・新庄でライブである。ふふ。</p>]]>
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