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    <subtitle>お酒とジャズが大好きです</subtitle>
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    <title>High Five Quintetをブルーノート東京で</title>
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    <published>2008-11-19T02:11:11Z</published>
    <updated>2008-11-19T02:18:36Z</updated>

    <summary>　これだったらFreddie Hubbard(tp)のいたJazz Messen...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　これだったらFreddie Hubbard(tp)のいたJazz Messengersを聴いた方がいいとか、言いたい気持ちは分かるけれど、21世紀初頭の東京・青山で彼らの「ライブ」を聴くことはできない。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="HighFiveBlueNote.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/HighFiveBlueNote.jpg" width="124" height="135" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　それに実際に聴いていれば、そんなことはどうでも良くなる。音を思い切り浴びるのだ。イタリアの5人組ハードバップ、Fabrizio Bosso(tp)率いるHigh Five Quintetのライブを、20周年を迎えたブルーノート東京で、18日聴いてきた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>メンバーは以下の通り。<br />
Fabrizio Bosso(tp)<br />
Daniele Scannapieco(ts)<br />
Luca Mannutza(p)<br />
Pietro Ciancaglini(b)<br />
Lorenzo Tuccu(ds)</p>

<p>　Fabrizio Bossoが参加しているアルバムは、店頭で見かけるとまず買ってしまうし、Daniele Scannapiecoも何枚か聴いている。このQuintetでは夏に買った『Five For Fun』(伊Blue Note)が心地よかった。何と言っても1曲目のタイトル曲冒頭だけで、思わず手を伸ばして、叫んでしまいそう。イエーィ！</p>

<p>　ブルーノート東京は、1年前に大西順子さんのライブに来て以来、久しぶり。会社を抜け出し、セカンドセットを目指して、早めに到着。<br />
　来日を知って慌てて、ネットで自由席を予約したけれど、場内の店員さんによる席の案内を聞いているうちに、口車に乗ってしまい、脇のソファの席に変えてしまった。<br />
　2000円追加だけれど、ガブガブ飲んでも、周りに怖い顔をされそうもないのがいい。身体も伸ばせてらくちんだ。<br />
　生ハムとピクルス（1800円）とスコッチ・ウイスキーの250ccのデキャンタ（5000円）を注文。早速、グビグビ。うまい。<br />
　隣はおじさんと女性。何だか、アレな雰囲気である。ちなみに演奏中に何度も女性に話しかけるのはどうかと思う。</p>

<p>　定刻の21時半、ローマのどこにでもいそうな5人組が登場する。最初からトランペットが飛ばす。フリューゲルホルンに持ち替えて、歌う、うたう。ミュートをかけて、ゴムで音をゆがませて、森羅万象変幻自在に繰り出されるサウンド、達者な芸人。もちろん、褒め言葉。<br />
　Fabrizio Bossoが、Daniele Scannapiecoに「さあ、行けよ」と声を掛けて送り出す場面もあって、楽しいステージ。<br />
　7曲目に、お気に入りの「Five For Fun」で、ご機嫌だ。生で聴きたかった。目が覚めるとはこのこと。<br />
　アンコールもあって、終了は22時52分。大満足。デキャンタも空だ。サイン会もあった。</p>

<p>　会場ではテレビカメラが回っている。来年2月にDVDが発売されるという。楽しみである。</p>]]>
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    <title>山中千尋さんの新作『Bravogue』の音に身を任す</title>
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    <published>2008-10-26T13:37:15Z</published>
    <updated>2008-10-26T13:44:27Z</updated>

    <summary>　９月24日、山中千尋さんの新作『Bravogue』が発売された。早いもので、も...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>　９月24日、<a href="http://www.chihiroyamanaka.com/">山中千尋</a>さんの新作『Bravogue』が発売された。早いもので、もう一ヶ月以上が経ってしまった。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="bravogue.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/bravogue.jpg" width="180" height="180" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　前作『<a href="http://www.kenyama.net/2008/02/post-217.html">After Hours</a>』から約半年。ユニバーサルに移籍して5作目のアルバムとなり、澤野工房時代と違い、リリースの間隔がとても短い。ちょっと慌ただしい感じ。<br />
　今回は、SHM-CDという新しいタイプのCDで、収録風景やニューヨーク・ガイド（？）のDVDがついた初回限定版（3,500円）と普通のCD（3,000円）が同時発売。少しずつ値段が上がっているようで、心配だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　さて、山中千尋さんの音楽は明快である。まず音を聴く。術中にはまる。それだけである。<br />
　連続する音符だけを素直に聴き続ける喜びと快楽。何を表現しているかではなく、その表現そのもの、その感覚を、グルーブとかスイングとか言葉にしてしまうと、その瞬間に何かが失われてしまう。いや、もともと無いのだから、失われるコトさえも不可能な感受性の境界線を楽しめばいい。<br />
　そして、何といっても大音量で、お酒を片手に聴きたい。山中さん本人が雑誌のインタビューで、「ライブのように」とアルバムの肝を説明している。そう。ジャズのライブといえば、お酒である。<br />
　最初から音の魅力が満載だ。こうして言葉にしたところで、まずは聴くしかない。</p>

<p>　メンバーは、山中千尋さん(p)と、Vicente Archer(b)、Gene Jackson(ds)。Vicenteは、ベースとドラムスのトリオだった前作『Abyss』でも共演したメンバーで、ドラムスが交代した格好だ。Gene Jacksonは、Herbie Hancock(p)と共演したことで知られる。</p>

<p>　収録されているのは以下の12曲。</p>

<p>１、Aquarian Melody<br />
２、Darillon<br />
３、A Time For Love<br />
４、Uni<br />
５、Vou Deitar E Rolor<br />
６、Boolavogue<br />
７、Dois Pra L , Dois Pra C<br />
８、Circle<br />
９、Le Fruit D fendu<br />
10、Staccato<br />
11、When You Wish Upon A Star<br />
12、Backstroke Dance</p>

<p>　１は、高音の連打で、初っぱなから耳が引き込まれる。さわやかな冒頭の曲でよい。アルバムの最初はこうでないと。いつもの山中節も混じって、フフフである。力強い右手が心地よい。もちろん、左手の低音も効いている。ドラムスとテンションが上がっていく様子は、ご機嫌だ。</p>

<p>　２は、初回限定版に付属するDVDで使われている曲で、その内容がニューヨークの観光案内のようで、すーっと聞き流してしまいそうだが、どうして、どうして。ドラムスとピアノの掛け合いが冒頭から素敵で、やはり秋にぴったりなオリジナルだ。優しい気持ちになれる曲。ピアノ・ソロの転がるようなフレーズが訴えかけてくる。<br />
　繰り返される音、リズム、フレーズが身体に巻き付いてくるようだ。ドラムスの変わったリズムと展開、転回で身体は揺れもする。そして印象的なドラムスに続くピアノ・ソロには山中さんらしくてよい。好きである。</p>

<p>　左右から音がウヨウヨ、サウンドの３だ。ドラムスのリズムがたまらない。今回のドラマーのGene Jacksonの魅力がたっぷり楽しめる。ハモンドB3を自在に操って繰り出されるフレーズにどっきり。大音量で身を任せたい。アルコールがあればもっと最高だ。グワングワンと終わる。</p>

<p>　４は本アルバムで一番好きな曲。オリジナルだ。出だしでは何度も頷いてしまいそう。首がしなる。鉛筆のUNIから来ているネーミングだそうで、間違ってもUNIQLOではない。<br />
　懐かしいようなフレーズが満載。もっともっと聴いていたいと思いつつ終わる。</p>

<p>　５は、ゴージャスで、ラテンで軽快、爽やかに走り続けるアスリートのような曲だ。ピアノ・ソロではニヤニヤさせられる山中節がてんこ盛り。どこかで聴いたことのある有名曲のメロディもコラージュされ、楽しめること請け合い。遊び心いっぱいで、楽しんでいるとしか思えない。ドラムスもビシバシたのしい。</p>

<p>　さて、ここまで一気に山中さんの音に身を任せてきた。曲の配列も素晴らしいの一言。で、ちょっと一息の６。アルバム名と同音だが、山中さんの造語である「Bravogue」とちょっと綴りが違う。<br />
　アイルランドの闘争の歌だそうだ。ベースとドラムスの不思議な世界からピアノが浮かび上がる。戦いの終わった古戦場をビールを片手に歩くようだ。格好良いのだ。ピアノ・ソロは、次々と繰り出される鉄砲の弾だろうか。息つく間も無く飛んでくる。受け止めよう！　と思えば童謡のようでもあったり、素朴な部分も魅力的。</p>

<p>　７はドラムスの出だしにびっくり。ちょっとのんびりした雰囲気の一曲。メランコリーであろうか。きちんと一音一音を耳に刻んで聴く。が、2分5秒ごろ、ちょろりとスイッチが入って、ウムムとなる。益々聴き耳を立てる。3分4秒ごろ、さらにスイッチが入って、リズムとフレーズが踊り出す。のんびりムードがご機嫌な夕暮れに。いいぞ、山中！　である。<br />
　こういった転換は楽しい。で、ちょっとフェードアウトで終わって、メランコリーを思い出すのだ。</p>

<p>　８が始まる。さあ、行くぞ、攻撃か、と思いきや「口角上げて運気アップ」（a.k.a.）ならぬオリジナルの「Circle」である。ベースが腹に響く。ライブで何度か聴いたけれど、「進化」したバージョンの、嬉しくなる演奏で、どこか懐かしいような展開もいい。内なる掛け合い。古きよき時代のパブでガハハと飲み遊んでいるようだ。短く刻んだメロディが効果的で、応えてくれるベースがいい。可愛らしいフレーズも良く、ヘキサゴンと終わる。</p>

<p>　９は、ドラムスとベースが忍び寄るスタート。緩急のはっきりした曲順だったので、この曲では一息つくのがルール。メロディーをじっくり聴かせるアレンジで、ピアノ・ソロも奥行きのあるフレーズが重ねられ豪華感あり。訴えかけてくる。10は、大好きだ。素晴らしい。何といっても気分転換に最適。3分間クッキングでも、キューピーでも、スタッカートには勝てないのだ。「2:30 RAG」のように心地よい。</p>

<p>　11はディズニーの有名曲。ゆったりと心地よいメロディーが流れ、ドラムスのブラシが耳をくすぐる。素敵だ。ライブでも歌いながら演奏することがあったけれど、本録音でもスタジオで歌う山中さんの姿が浮かんでくる。ベース・ソロも聴きもの。最後のピアノの音が胸に響く。</p>

<p>　いよいよ最後の12は、山中さんセレクションのコンピレーション盤「Universal A Go Go」に収録されていた曲で、2年ぶりに帰ってきた。その時は、あっと言う間に終わったが、今回はばっちり。アルバムの最後にふさわしい心温まるオリジナルだ。ピアノ・トリオを聴いていて、いいなあ、と思うようなナイスなピアノ・ソロを楽しむ。<br />
　ちょっと寂しいけれど、また次もあると心に言い聞かせて、アルバムが終わる。</p>

<p>　短期間でのリリースにも関わらず、とても素敵なアルバムを作ってくれた。流石である。音に身を任せて、楽しむ秋の夜長。バーボンを片手に。</p>

<p>　さて、おまけのDVDである。録音風景とインタビュー、山中さんがレポーターをつとめるニューヨークの見どころ紹介、といった感じのムービーだ。ユニバーサルに移籍してからおまけがつくようになったけれど、これまでの中では、一番お金と時間は掛かっていそう。ニューヨークの旅番組のようで、行きたくなる。それに、スタジオのデリバリーが美味しそうだ。<br />
　さらに、SHM-CDである。折角なので、普通のCD盤も買ってきて聴き比べてみた。うーん。家の貧相なスピーカーではほとんど分からない。いや、私のチープな耳だからだろう。ちなみに、普通のCDの通常版にはDVDもつかない。</p>

<p>　DVDとSHM-CDということで、値段が高くなっているけれど、どうだろうか。おまけを付けるより安くして欲しいと思う人も多いだろうなあ。もちろん、両方買ってしまうような人がいるので、ビジネスとしてはばっちりだ（？）。</p>

<p>　この冬には収録のメンバーでの国内ツアーも予定されいて、すでにワクワク。<br />
　発売からちょっと間が空いてしまった。立て込んでいて、やっと。</p>]]>
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    <title>久しぶりのインストア・ライブ、石丸電気で</title>
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    <published>2008-09-27T02:19:29Z</published>
    <updated>2008-09-27T02:23:00Z</updated>

    <summary>　大好きなピアニスト、山中千尋さんの新アルバム『Brovogue』が発売された。...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　大好きなピアニスト、山中千尋さんの新アルバム『Brovogue』が発売された。その記念インストア・ライブが、東京・秋葉原の石丸電気で開かれた。発売から2日たった26日、100人以上が集まった。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="IshimaruBravogue.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/IshimaruBravogue.jpg" width="91" height="120" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　新しいアルバムの曲を、直接聴ける嬉しい機会だ。終了後、サイン会もあって、行列が続いた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　18時前には、入場順を決めるための抽選をするための行列がビルの前を道路まで溢れる。<br />
　抽選を済ませて、近くのカフェで生ビールを飲む。うまい、少し涼しくなったけれど、やはりビールは旨い。<br />
　18時40分、エスカレーターで会場に上がる。妙なDVDを売っているフロアを通り抜ける。あまり雰囲気はよくない。<br />
　広めの舞台にピヤノやドラム・セットが並ぶ。わくわくする瞬間だ。</p>

<p>　定刻を少し過ぎた19時5分ごろ、黒いブーツで山中千尋さんが登場。比較的長いMCが始まる。<br />
　新しく発売されたCDには、通常盤とSHM盤があるので、両方聴き比べて（2枚買って）欲しい、とか、12月5日の第一生命ホールのコンサート告知とか、身長が伸びることは諦めたので、縦でなく横に大きくなることにしたため収録時より体重が増えた、などなど。メンバーの紹介が続く。吉岡大輔（ds）、東保光 (b)</p>

<p>　演奏したのは『Bravogue』から、以下の3曲。</p>

<p>１、A Time For Love<br />
２、When You Wish Upon A Star<br />
３、Vou Deiter E Rolar</p>

<p>　最初から熱演である。ピアノバーでエフェクトをかけ、ガンガンに進む１。一転、しっとりとした２は、山中さんが声を出して歌いながら耳慣れたメロディーを紡ぐ。これまでのライブでも何回か聴いているけれど、何度聴いても深呼吸をしたくなるような落ち着きがあっていい。<br />
　またまた３は激しく、汗が光る。ベース・ソロも嬉しい。しかし、ピアノに恨みでもあるのだろうか、ペダルを壊してしまいそうな勢いだ。<br />
　19時35分、演奏終了。続いて舞台に机が用意されて、サイン会。</p>

<p>　『Bravogue』は、『<a href="http://www.kenyama.net/2008/02/post-217.html">After Hours</a>』に続いて、間近で生で聴くような臨場感ある音が特徴だ。特にドラムスの音が印象的で、目の前にシンバルの揺れる様子が浮かぶ。そんな新作を生で聴けて、ご機嫌だ。12月5日の第一生命ホールが楽しみである。</p>

<p>　もちろん、焼酎も旨い。</p>]]>
    </content>
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    <title>新宿PIT INNで坂田明と「Yagiza」の夜</title>
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    <published>2008-09-06T03:17:59Z</published>
    <updated>2008-09-06T03:21:21Z</updated>

    <summary>　9月2日は、新宿PIT INNで4年ぶりとなる「YAGIZA Septembe...</summary>
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        <![CDATA[<p>　9月2日は、新宿PIT INNで<a href="http://www.kenyama.net/2004/05/post-52.html">4年ぶり</a>となる「YAGIZA September Love」のライブ。ゲストに坂田明さんを迎えた2時間一本勝負。山中千尋さんの演奏は、<a href="http://www.kenyama.net/2008/08/post-224.html">8月の三鷹市芸術文化センター</a>以来、丁度一ヶ月振りである。ジャズは<a href="http://www.kenyama.net/2008/06/2-7.html">6月</a>以来になる。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="PitInnSakata.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/PitInnSakata.jpg" width="130" height="106" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　いつもの「脱力系」ピアノ・トリオが、坂田明のパワー（？）によって更にパワー・アップ（ダウン？）した舞台で、お酒も飲めて大満足。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　演奏したのは以下の通り。</p>

<p>１、Impulsive<br />
２、Living Without Friday<br />
３、Sweey Love Of Mine<br />
４、Sand Ship<br />
５、School Days<br />
６、Balkan Tale<br />
７、ブーラヴォーグ<br />
８、Yagibushi<br />
（アンコール）<br />
９、Cool</p>

<p>　整理番号順の入場とはいえ、開場前から地下1階の入り口付近は、集まった人たちで熱気ムンムン、苦しいくらい。<br />
　手に持った巻ビールの外側が湿気でびしょ濡れだ。</p>

<p>　入場後まず、カウンターで、ウイスキーの水割りを貰って席に座る。冷えていて旨い。<br />
　前の方は椅子とテーブルがセットされているものの、後ろはスタンディング。あっという間に水割りはなくなり、Four Rosesのダブル・ロック（1200円）。</p>

<p>　開演20時を10分あまり過ぎた頃、「YAGIZA September Love」の3人、山中千尋(p)、水谷浩明(b)、外山明(ds)が登場。</p>

<p>　１では音を探るように、音を放つ。外山の立ちながら演奏し繰り出されるの独特のリズム感が素敵である。そして、いつもの山中節が楽しめる。<br />
　続くMCでは、このバンドは9.11の年に結成（？）され、「音楽を楽しめる平和な世の中を」と山中さん。</p>

<p>　メンバー紹介の後、「日本を代表するサックス」として、ゲストの坂田明が紹介され、２の途中から舞台に登場。２は、勢い良く始まり、ベース・ソロが気持ちよい。舞台上で、早速、坂田と外山が吠えまくる。トリオに絡みまくるサックスはご機嫌だ。３は特にサックスを聴かせる作品。渾身のピアノ・ソロもいい。</p>

<p>　以前、テレビ番組で共演した山中さんと坂田さんだけれど、演奏の合間のトークがとても面白い。<br />
　村上春樹さんの第１作『風の歌を聴け』が映画化された時、ジャズ・バーのマスターとして出演した話しや、ハゲランスのこと、CDをコピーする話し、おむすびのこと、コックローチのCM、ナベサダのものまね、などなど、たわいもない雑談が続出する。ゆるいのである。「それがどうした！」。</p>

<p>　４は坂田さんのクラリネットにフィーチャーしたバージョン。じっくりと聴かせるクラリネットの音は好きである。ピアノ・ソロもしっとり。リハーサルの時、いいのでやりたい、としていた５は、本番の方が楽しかったそうで、坂田さんのアルトでスタートし、テーマをくっきり聴かせる。流石坂田明さん。６でも坂田さんはクラリネットを披露。ベース・ソロも聴きものだ。</p>

<p>　７は、アイルランド民謡で、9月24日発売のニューアルバム『Bravogue』（Universal）とは、綴りが違うそうだ。暖かいメロディで心が和む。８は御馴染の八木節。ドロドロとした土着的なイントロは、ある意味で坂田さんのアルトの得意分野（？）だ。かっこいいのである。21時40分終了。</p>

<p>　アンコールで登場したトリオは各自が近況を報告しあう。そして山中さんと同じ誕生日のJohn Scofieldの作品でしめる。当然、坂田さんも登場し、グルーブ感あふれるフレーズを披露してくれた。ピアノも素敵だ。</p>

<p>　休憩なし80分の予定が、120分一本勝負で22時10分ごろ、終了。焼肉が旨い。</p>

<p>　9月24日発売の新作を楽しみにしつつ、まだ暑い夜は更けていくのだ。</p>]]>
    </content>
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    <title>暑い京都でお座敷フレンチ</title>
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    <published>2008-08-17T04:01:33Z</published>
    <updated>2008-08-17T04:03:48Z</updated>

    <summary>　京都に昼食（？）を食べに行った。 　「料理＆ワインのハーモニー」とうたう「ふく...</summary>
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        <category term="その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　京都に昼食（？）を食べに行った。<br />
　「料理＆ワインのハーモニー」とうたう「ふく田」（京都市上京区）。ちょっと不思議な色どりののれんをくぐって、玄関を入ると「お座敷フレンチ」なのだ。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="FrenchFukuda.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/FrenchFukuda.jpg" width="130" height="103" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　胡坐をかいて（正座でもいいけれど）、ナイフとフォークで頂くフルコースは格別である。お箸もあったけれど。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　まず、冷えたシャンパンをいただく。暑い中来たので、うまい。最初はビールばかりではないのだ。<br />
　綺麗に盛られたオードブルから始まって、美味しいパン、スープ、サラダ、黒毛和牛のサーロインステーキと素敵である。<br />
　何といってもワインもうまい。これくらい美味いワインだと翌日に残らない。コースは5250円（税込）で、ワインは別料金。完全予約制（075-841-4535）で、知らないと入りにくいが、店長の食事やワインの説明も分かりやすい。<br />
　お座敷の他に小さな個室とカウンター席もある。<br />
　しかし、京都は東京が涼しく感じられるくらいの猛暑で、街中が溶けてしまいそう。数あるお寺の仏像もびっくりであろう。<br />
　帰りの最終新幹線は満員。ぐっしり寝て、帰ってきた。これがいいのだ。</p>]]>
    </content>
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    <title>山中千尋さんによるサン＝サーンスのピアノを楽しむ</title>
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    <published>2008-08-03T02:23:03Z</published>
    <updated>2008-08-03T02:25:05Z</updated>

    <summary>　山中千尋さんが、指揮者・沼尻竜典さんと管弦楽・トウキョウ・モーツァルトプレーヤ...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　山中千尋さんが、指揮者・沼尻竜典さんと管弦楽・トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズのコンサートでピアノを披露してくれた。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Mitaka.jpg" src="http://www.kenyama.net/images/Mitaka.jpg" width="70" height="120" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　クラシックのコントラバスとパーカッションのトリオによる「ジャズ」もあって、一風変わったコンサート。<br />
　ゲストは俳優の寺田農さんで、演奏の合間の語りを担当する。「夏休みファミリーコンサート」ということで、演奏だけでなく、分かりやすい構成になっていた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　沼尻さんらが、本拠としている三鷹市芸術文化センター・風のホールは、三鷹駅からバスで三つ目の上品な立地で、室内楽にぴったりなこじんまりとしたホール。今回は第47回の定期演奏会で、「夏休みファミリーコンサートvol.2」という位置づけ。<br />
　今日の出演は、沼尻さんが山中さんと同じ桐朋学園出身という繋がり。楽団のコンサートマスター、江口有香さんは、山中さんと同級生とのこと。</p>

<p>　暑いので、まずは涼しいホールの突き当たりにあるカウンターで、ハイネケン（瓶）を買う。500円。うまい。</p>

<p>　会場はほぼ埋まり、18時の定時にスタート。最初、沼尻さんのあいさつとプログラムの説明がある。舞台にはピアノが2台並び、以前、山中さんが出演した東京オペラシティコンサートホールの「<a href="http://www.kenyama.net/2004/03/voice-of-the-earth-2004.html">Voice of the earth 2004　Blessing form Nature</a>」を思い出す。</p>

<p>　メンバーは、寺田さんも含めて、オリジナルの黒いTシャツだけれど、山中さんだけは、赤いドレスで登場、素敵である。舞台の上には、演奏に関連した動物などが映写され、分かりやすい。子ども向けである。</p>

<p>　第一部はフランスの作曲家、サン＝サーンス（1835-1924)の組曲「動物の謝肉祭」である。ライオンや鶏、ロバ、亀、象、カンガルー、魚、耳長、かっこう、鳥、ピアニスト、化石、白鳥など動物の特徴をユーモラスに表現する。<br />
　寺田さんが、軽妙な語りを交えるので、子どもたちも飽きない仕掛け。</p>

<p>　山中さんのピアノは、いつもと違うタッチ、音量が聴けて新鮮だ。そして「化石」の速いフレーズが、とても印象的。</p>

<p>　一旦演奏が終わったあと、沼尻さんと山中さんが舞台でおしゃべり。クラシックからジャズに転向したことは「実技の先生にはまだ内緒」だそうだ。</p>

<p>　続いて、「折角」だからと設定されたジャズの時間。ベースとパーカッションの3人が舞台に。最初は動物にちなんで「パンダ」を山中さんがソロで、続いて「星に願いを」がトリオで演奏される。「ジャズ」かどうかはともかく、楽しい。</p>

<p>　15分の休憩では、またハイネケン。うまい。</p>

<p>　第２部は、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」。休暇を貰った兵士と悪魔の物語。寺田さんが、巧みに場面を浮かび上がらせる語りで、盛り上げる。もともとは実相寺昭雄さんのテキストだが、産地偽装や賞味期限など時事ネタも交えて会場から笑いも。</p>

<p>　イタリアのライブはともかく、次は9月2日のピットイン。久しぶりのYAGIZA September Love、それも本当に9月で、坂田明さんもゲストということで楽しみである。</p>]]>
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    <title>ジャズは「枯葉」だ（？）、ジャズ・ドリル第３弾</title>
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    <published>2008-06-22T02:04:19Z</published>
    <updated>2008-06-22T02:41:51Z</updated>

    <summary>　6月15日、東京・吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」で、山中千尋さんの「ジャズ・ドリル...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　6月15日、東京・吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」で、山中千尋さんの「ジャズ・ドリル」が開かれた。<a href="http://www.kenyama.net/2006/01/post-129.html">2006年１月</a>、<a href="http://www.kenyama.net/2007/10/post-207.html">07年10月</a>に続く第３弾。<br />
　前回から評論家の岩浪洋三さんと店主の寺島靖国さんとの「鼎談」形式になったけれど、今回は両人が遅刻したため、山中さんのiPodからいくつもの曲を聴き、それに山中さんがコメントする「ドリル」から始まり、本来の趣旨に帰った感じ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　開場前から行列ができる。2階の「メグ」前から階段下まで、20人くらいだろうか。チャージの2500円を払い、18時35分の開場とともに席に座る。折角なので、バーボンをボトルで頼む。3700円。濃い水割りがお腹に染みる。<br />
　すでに心地よくなった定時の19時を30分を過ぎたころ、スーツ姿の山中さんが登場。「ジャズ・ドリル」の先生に相応しい格好だが、岩浪、<br />
寺島両氏がいないことに納得のいかない表情。</p>

<p>　ジャズ喫茶が日本特有のもので、「本当のジャズ喫茶であるニューヨークのビレッジ・ヴァンガードに是非」と、すすめれられてもそうそう行けないのが残念だ。メグに、Elmo Hopeがないことにも驚く。</p>

<p>　高級スピーカー「アヴァンギャルド」につないだiPodから披露されたのは、「ジャズ喫茶臭い、ピアノ・トリオの超有名盤」ということでBobby Timmonsの「Moanin'」だ。ベースが間違っていたり、ピアノを重ねていたり、ビバップと違うなどの解説が加えられる。</p>

<p>　続いて、「スイングのちょっと古いピアノ」ということでBenny Goodman楽団が流れる。「装飾音が少ない」。山中さんがピアノの上に置いたグラスの飲み物はウイスキーだろうか。</p>

<p>　「まとわりつく静電気のような」ジャズ・ヴォーカルを聴いたり、E.S.T.を聴いたり、Brad Mehldauの魅力について語ったり、ジルベルトについてだべったり、イギリスのイミグレーションについて苦言を述べたりしているうちに20時42分。<br />
　岩浪さんが登場だ。「流石、ジャズおたくの岩浪さん」と、山中さんとのゆるいトークが始まる。続いて、寺島さんも登場し、店名の「メグ」は、娘さんの名前に由来することが明かされ、「親ばか」と評される。<br />
　Lester Youngの縦横無尽な演奏を聴くうちに、21時15分。30分の休憩だ。ボトルは空寸前で、大変心地よい。</p>

<p>　休憩後は、岩浪さんの新刊『これがジャズ史だ〜その嘘と真実〜』で指摘されたジャズとユダヤ人から始まる。山中さんが所属していた女性ビッグ・バンド「DIVA」のマネージャはユダヤ人だったそうだ。演奏できる人とできない人、ひがみだったり、ちがったり、などなど3人の鼎談はとめどなく続く。</p>

<p>　そこで寺島さんの名言が登場した。「ジャズは枯葉だ」。寺島さんのプロデュースしたCDに収録された「Autumn Leaves（枯葉）」がきっかけだ。「アドリブより、テーマをテーマとしてきちんと」という趣旨だと思うけれど、徐々にアルコールで満たされた脳細胞からは記憶が失われていく。23時ごろ、お開き。さらに夜は更けていく。</p>

<p>　翌日、山中さんがドリルで触れていたE.S.T.のEsbjörn Svenssonさんの訃報が届いた。スキューバダイビング中の事故だという。部屋に1枚だけあったE.S.T.のアルバム『Viaticum』を聞き返したところ。</p>]]>
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    <title>原宿クエストホールの2日目、更に充実、大満足</title>
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    <published>2008-06-15T02:37:19Z</published>
    <updated>2008-06-15T02:39:32Z</updated>

    <summary>　6月14日、大好きなピアニスト、山中千尋さんの「Live 2008 Summe...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　6月14日、大好きなピアニスト、山中千尋さんの「Live 2008 Summer」の原宿クエストホールでの2日目を楽しんできた。ツアー全体の最終日でもある<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="Quest0614.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/Quest0614.jpg" width="92" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　<a href="http://www.kenyama.net/2008/06/live-2008-summer.html">昨日</a>より更にパワーアップした内容で、飲んだビールのアルコールは完全に飛んで、さっぱり。会場も満員で大盛況だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　まだ日も高いうちから会場へ。当日開業した東京メトロ・副都心線に渋谷から一駅乗ってみる。<br />
　開業日のため、やじ馬や鉄道ファンが殺到。渋谷駅は大混雑だ。建築家、安藤忠雄のコンセプトによる駅らしいが、凹凸と装飾が多く、きちんと掃除と手入れをしないとすぐに埃だらけで、汚れてしまいそう。</p>

<p>　クエストホールにのロビーで今日は、まず「琥珀エビス」を飲む。500円。明るいうちから飲むビールは最高だ。昨日より座席の数も多く満員の盛況。若い男女が目立って、華やかな感じ。</p>

<p>　17時5分過ぎ、黄色いノースリーブを羽織ったジーンズ姿で山中千尋さんが登場。メンバーは昨日と同じ、吉岡大輔（ds）、水谷浩章(b)。</p>

<p>　演奏したのは以下の通り。</p>

<p>【ファースト・セット】<br />
１、Outside By The Swing<br />
２、Living Without Friday<br />
３、When You Wish upon a Star<br />
４、Girl From Ipanema<br />
５、I'm Gonnna Go Fishin' </p>

<p>【セカンド・セット】<br />
６、RTG<br />
７、Sing, Sinng, Sing - Give Me A Break<br />
８、Beverly<br />
９、What A Diff'rence A Day Made<br />
10、Take Five<br />
11、Impulsive</p>

<p>【アンコール】<br />
12、Yagibushi</p>

<p><br />
　１は、低音が効いた、クラシック音楽を聴いているようなイントロで始まる。そして、ご機嫌なメロディへ。最初から大熱演だ。２は、一転してしんみり、しっとり、と始まるが、どうしてどうして、激しく熱くなってくる。ピアノが吠え、ピアノを激しく叩く。山中さんは飛ぶ、跳ねる。ドラムス・ソロも。</p>

<p>　最初のMCは、先日運んできたピアノを品川に見に行ったところ、梱包のために紐で縛られた跡があって、切なくなった話し。</p>

<p>　３は確かめるようにメロディーを刻み、山中さんが歌う。どんな思いだろうか。</p>

<p>　椅子から転倒未遂事件で封印されたはずの４がご機嫌だった。水谷さんがエレキ・ベースに持ち替えている間に、低音でメロディが、何度も繰り返される。何ともカッコいいイントロだ。テンポも速くなり、イパネマは凄い「娘」である。ピアノ・ソロも、遊び心満載で、凄いことになっている。最高である。ベースとドラムスとの3人の間合いもいい。これでは、椅子から転げ落ちるはずだ。と言っても、今日は大丈夫だった。<br />
　前半最後の５は、ずっしりとしてエリントンで締める。18時5分。</p>

<p>　休憩時間も大賑わい。今度はエビスで500円。うまい。休憩中、ステージにはRolandのキーボードが設置される。</p>

<p>　18時23分、緑の前掛け（？）を羽織って登場。何を着ても素敵です。<br />
　焼鳥屋で管を巻いていたところ、会社から電話があって、「コンサート、今日なんですけど」。「え、でも注文しちゃったし」という昨晩の夢の話や、日付はあっていたけれど行くべき飛行場を間違えた話しとか、8月2日の三鷹でのコンサートの告知とか、椅子からコケても立ち直れる運動神経への自信とか、会場は盛り上がらなくてもいい、とか、キーボードの音を探しつつつ、諸般の注意事項が語られる。</p>

<p>　そして６がスタート。低いトーンが印象的でぐんぐんと、これもまた遊び心のあるフレーズが連発。力強く、飛んで、跳ねる。休憩時間に何を食べたのだろうか。７は今日にぴったりの大好きなイントロで、大満足。代々木公園の晴れた土曜日にエビス・ビール。低音にグルングルンとエフェクトが掛かり、どこに行ってしまうのか状態である。「ビミョンビミョン」と鳴るキーボードの音も不思議な魅力を放つ。<br />
　大リーグはヤンキースのパーティで何度も弾いたことから生まれたという。</p>

<p>　８は懐かしいような素敵なメロディーだ。ベース・ソロもしっとり。もともと「川下り」というタイトルだったそうで、大きな川を流れるているような小気味のいいアレンジだ。９の長めのイントロがいい。ドラマチックで、ガンガン、グングンと迫ってくる。10の最初では、間違ってエフェクトの効いた音が出てしまう。そのままでも聴いてみたかったが、それはそれ。重層的な重ね合わさっていくうねるアレンジが楽しい。すぐに11に続く。ベースが熱演。訴えかけるようなアレンジで、19時20分、終了。</p>

<p>　アンコールはお馴染みの12。ちなみに8月に予定されているイタリアのジャズ・フェスティバルでは「八木節」がリクエストされているそうだ。<br />
　心の奥底に迫る、バッハのパイプ・オルガンの宗教音楽のようなイントロが、すでに「八木節」の閾を越えているような気がするものの、聴いていてニヤリとするようなフレーズがちりばめられていて楽しい。進化し続ける八木節だ。19時33分、終了。二日間の幸せな時間はあっという間に終わった。</p>

<p>　サイン会の行列は、ロビーを埋め尽くすほど。</p>

<p>　昨年末の池袋芸術劇場から3月のJZBrat、今回の原宿クエストホールと、完成されてきた山中節と千尋サウンドを、思い起こす。そして、次はどんな曲を、どんな風に聴かせてくれるのか、楽しみだ。</p>

<p>　もちろん、原宿の焼鳥屋で満腹になって帰途につく。15日は、ジャズ・ドリル。</p>]]>
    </content>
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    <title>山中千尋さんのLive 2008 Summer、原宿クエストホール初日</title>
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    <published>2008-06-14T03:39:37Z</published>
    <updated>2008-06-14T03:43:03Z</updated>

    <summary>　3ヶ月振りの山中千尋さんのライブを楽しんできた。会場は原宿のクエストホール。昨...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　3ヶ月振りの山中千尋さんのライブを楽しんできた。会場は原宿のクエストホール。昨年12月のコンサート「<a href="http://www.kenyama.net/2007/12/100.html">ル・ルティモ　アトリオ（L'ULTIMO ATRIO）</a>」と同じ。お酒が飲めるのが嬉しい。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="QuestYamanaka0613.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/QuestYamanaka0613.jpg" width="150" height="196" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　もちろん、飲み過ぎないように注意して、大好きな山中節、千尋サウンドを満喫してきた。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　会社をそそくさと抜け出して会場へ。ともかく、まずはロビーでエビスビール。500円。うまい。続けて、多めの赤ワイン600円。すぐに無くなる。<br />
　開演時間19時30分を少し回って山中さんが舞台に登場。黄色いノースリーブをはおったジーンズ姿。<br />
　メンバーは、吉岡大輔（ds）、水谷浩章(b)。先週は同じメンバーで、高崎、福島、山形をツアーしたばかり。</p>

<p>　演奏した曲は下記の通り。</p>

<p>【ファースト・セット】<br />
１、Living Without Fruday<br />
２、Beverly<br />
３、Sand Ship<br />
４、Sing, Sinng, Sing - Give Me A Break</p>

<p>【セカンド・セット】<br />
５、Madrigal<br />
６、RTG<br />
７、S.L.S.<br />
８、What A Diff'rence A Day Made<br />
９、Taxi<br />
10、Impulsive</p>

<p>【アンコール】<br />
11、Loof Loo(?)<br />
12、Yagibushi</p>

<p><br />
　さあ、スタートだ。<br />
　１は、重々しく、おどろおどろしく始まり、聞き慣れたメロディが。ベース・ソロに続いて、力強いピアノ・ソロがグビグビ進む。ドラムス・ソロもあって、観客にご挨拶だ。<br />
　２は、いつもよりポップなアレンジで激しくゴー！　ベースがうねって、ピアノの低音が新鮮な感じで響く熱演だ。<br />
　今日初めてのMC。雑誌「<a href="http://www.sonymagazines.jp/new/reboot/">REBOOT</a>」（No.7、ソニーマガジンズ）で紹介記事が掲載されていることが告知される。ちなみに、ジャズクラブで撮影された、とっても素敵な写真だ。<br />
　ちなみに当日は「13日の金曜日」。１は金曜無しの生活（？）でぴったりなのか、何なのか。不思議なタイトルである。<br />
　また、本来予定されていた「Girl From Ipanema」は、福島の会場でコケそうになったので、縁起が悪いので封印されてしまった。</p>

<p>　３では、しっとりとくつろいだ感じで始まる。ベースの情の迸るソロがききもの。４はピアノのエフェクトに、キーボードを組み合わせて、アルバム『Abyss』収録より更に戦うアレンジ。立ち上がって山中さんは演奏し、汗が光る。20時25分で、15分の休憩。</p>

<p>　今度は500円の赤ワイン。どうして100円安いのか？　山中さんのMCによれば、この会場はお酒が飲めるのでもっとにぎやかかと思えば、静かですね、とのことだったので、やはりちゃんと飲まないといけない。よって、すぐにグビグビ、無くなった。うまい。</p>

<p>　時間通り、20時40分。今度は茶色のノースリーブを羽織っての登場だ。8月2日に予定されている三鷹市芸術文化センターでの「沼尻竜典＆トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ」に出演することや20日の北上市文化交流センターでのコンサート、NHKでのサティの演奏等々の告知があって、５がスタート。誘いかけてくるようなフレーズで、好きな曲だ。ベースが音を刻む。素敵なアレンジでうほうほ。<br />
　６はいつものように元気ハツラツ、ぐんぐん進む。ドラムス・ソロもいい。７と８は、グルングルンとうねって、身体が動き出しそうだ。いいなあ。酔っているのではないだろう。８での激しいフレーズとリズム、効いているエフェクト、すべて心地よく。たまりません。<br />
　９は一転して、しっとり。ホッとした感じだ。優しい気持ちになれるので幸せである。すぐに続く10は、また一転して、厚い、熱い、激しいピアノだ。どんどん盛り上がって終了。21時45分。</p>

<p>　アンコールの11は、身体を包み込んでくるような優しいメロディが印象的。そのまま12に流れ込む。低音が気持ちよい。もちろん、ギンギンにアレンジが効いて、ノリノリだ。そして、終了22時。</p>

<p>　山中さんによれば、「地元（桐生）の盆踊りのうた」だった八木節を頼まれて、初めてアレンジし演奏した時、聴衆は2人だけだったという。でも、それがきっかけで、今日も、進化する「Yagibushi」を聴けるのだから、山中さんに感謝しないといけない。</p>

<p>　ロビーでのサイン会も盛況で、原宿の夜は更けていくのだった。</p>

<p>　今夜も楽しみ。15日には東京・吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」で3回目のジャズ・ドリルもある。</p>]]>
    </content>
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    <title>畳の上で水泳を練習する＝音楽本21連発（下）</title>
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    <published>2008-06-08T22:18:53Z</published>
    <updated>2008-06-08T22:10:30Z</updated>

    <summary>　3回目でやっと「ジャズ本」6冊に達した。読んで聴きたくなる率は高い。何といって...</summary>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　3回目でやっと「ジャズ本」6冊に達した。読んで聴きたくなる率は高い。何といっても好きで聴いているわけだし、登場人物も現代人ばかり（バッハの心境など想像するに難い）で、分かりやすい。<br />
　一方、あまりに身近すぎて、篩に掛けられていないため、同じ「ジャズ」でも、まったくよく分からないのも多い。クラブ・ジャズはともかく、「中央線ジャズ」とは初耳だった。</p>]]>
        <![CDATA[<p>16、林家正蔵『知識ゼロからのジャズ入門』（<a href="http://www.gentosha.co.jp/">幻冬舎</a>）</p>

<p>　落語家、林家正蔵さん（1962-）さんの入門書。楽器別にジャズ・ジャイアンツを紹介し、特徴、名盤、師匠のコメントがある。全般にイラストも大きく、すぐに読めてしまう。</p>

<p>　ただし、最後の「ジャズ名演解剖」が白眉！　バド・パウエルの「ウン・ポコ・ローコ」やリー・モーガンの「キャンディ」など７曲をチャート化して解説している。<br />
　曲の時間を横軸に、縦軸には「動-静」を配置し、ピアノなどの楽器の演奏を「棒グラフ」で表す。「強引にドラム・ソロに割り込み、テーマに戻るパウエル」といったコメントが決め手だ。<br />
　付録のCDに4曲収録されていて、すぐに楽しめるのが便利。かゆいところに手が届くのだ。<br />
　演奏を文章で表すのではなく、楽譜でもちろんなく、「チャート」というのが新鮮だ。聴きながらチャートを辿るのは、とても分かりやすい。今度、聴きながら自分でもノートに書いてみようかと思う。</p>

<p><br />
17、明田川荘之・監修『中央線ジャズ決定版101　極私的こだわりジャズ・ディスク・ガイド』（<a href="http://www.cdjournal.com/">音楽出版社</a>）</p>

<p>　ジャズ本を沢山買ったけれど、掲載されているアルバムを1枚も持っていないのは初めてだろう。<br />
　どんな本でも、紹介されているアルバムを、まず何枚かは持っていた。その上で、さらに何枚か買いたくなるのがお決まりのパターンだった。<br />
　戦後世代の日本人によるジャズ（最近では「和ジャズ」というらしいが）を聴いていないからだが、ジャズの奥の深さを体感した次第。</p>

<p>　聴かなかった理由は単純だ。<br />
　ジャズを聴き出したのが90年代で、同時代というには古かったこと。大西順子さんや山中千尋さんのような同時代のミュージシャンであれば、新譜を楽しみにすることができる。<br />
　同時代のヨーロッパやアメリカのジャズを聴くのが楽しかったこと。<br />
　もちろん、1950年代以降のジャズが一番輝いていた時代のアメリカのジャズを聴くのに精いっぱいだったこともある。</p>

<p>　ただ残念ながら、この世界に足を踏み入れるのはまだ先になりそう。ちょっと、恐そうだし。</p>

<p><br />
18、中川ヨウ『ジャズに生きた女たち』（<a href="http://www.heibonsha.co.jp/">平凡社新書</a>）</p>

<p>　アメリカ大統領選挙の民主党予備選挙で、ヒラリー・クリントンさんは、民主党の大統領候補になれなかった。<br />
　女性と人種では、人種の方が差別される度合い低いのか。あれだけのキャリアと実力と準備を重ねても、女性は大統領になれないのか、と途方に暮れてしまいそうだ。ちなみに、日本にパラフレーズすれば、女性と在日なのだろうか。</p>

<p>　本書は、その性別と人種という点で二重にマイノリティーであった女性のジャズに生きた8人を辿る評伝だ。ミュージシャンだけでないセレクトが特徴的。<br />
　登場するのは、リル・ハーディン・アームストロング。ベッシー・スミス、メアリー・ルー・ウィリアムズ、ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、パノニカ・ド・ケーニグスウォーター、アリス・コルトレーン、穐吉敏子の各氏。<br />
　ジャズの魅力と魔力に引き込まれた群像は、普通の「男性中心」ジャズ本とは違う側面があって、考えさせられる。それに、こと日本に関する限り、圧倒的に女性ミュージシャンに存在感があるので、時代の違いも。<br />
　いずれ「ジャズに生きる男たち」という本が生まれるのだろう。</p>

<p><br />
19、小川隆夫『愛しきジャズマンたち　ジャズ楽屋噺』（<a href="http://dokei.jp/">東京キララ社</a>）<br />
20、小川隆夫『知っているようで知らない　ジャズ名盤　おもしろ雑学事典』（<a href="http://www.ymm.co.jp/">ヤマハミュージックメディア</a>）</p>

<p>　小川隆夫さんの快進撃は止まらない。年に何冊本を出すのだろうか。本業とされる整形外科医業務は大丈夫なのだろうか、と不安になる。<br />
　言い方は失礼だけれど、これだけ同じ話題を繰り返し、本にしているにも関わらず、読んでいて不愉快にならないのは、文体と個性、伝わってくる人柄なのだろうか。<br />
　そして、それだけ企画が通るということは、それに見合って売れているわけで、人気があるのだろう。現に私もよく買っている。</p>

<p>　19は「愛しのジャズメン」シリーズの第三弾で、発売元が河出書房新社に変わったけれど、基本は同じ。1980年代、ニューヨークに留学した小川さんの、交友とその後の取材がベースの「楽屋話」だ。楽しそうである。悔しいくらいである。夜道であったら、声を掛けたいくらいだ。</p>

<p>　20は、いわゆる「名盤」を軸に、ジャズの「小話」をまとめた1冊。どこかで聞いた、読んだ話しが多いけれど、復習と確認である。お酒を飲むとその時の記憶だけでなく、過去の記憶も消えるので、その度に感動できるのだ。</p>

<p><br />
21、岩浪洋三『これがジャズ史だ〜その嘘と真実〜』（<a href="http://www.sakuhokusha.co.jp/">朔北社</a>）</p>

<p>　不思議な読後感を抱くことになる「ジャズ史本」だ。<br />
　あまたある同様の本と何かが違う。<br />
　差別されてきた黒人だけでなく、同じく「ユダヤ人」に焦点をあて、通説を疑ってみたり、「遊びに徹したジャズ」を称揚してみたり、黒人は「さぼる」とかの異説が盛り込まれているからだろう。<br />
　しかし、その割に元スイングジャーナル編集長は、真面目な通史から完全に離れることもできなくなっている。ちょっと中途半端で、かつ分量が多すぎるのだ。<br />
　さらに砕けた「嘘と真実」を、独特な文体で読みたいもの。</p>]]>
    </content>
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    <title>ジャズでも何でもいいけれど、ガンガンと楽しむ</title>
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    <published>2008-06-08T01:40:59Z</published>
    <updated>2008-06-08T01:44:18Z</updated>

    <summary>　梅雨入りし、湿度の高い不快な季節がやってきた。部屋も暑いけれど、逆にガンガンと...</summary>
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        <category term="ジャズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　梅雨入りし、湿度の高い不快な季節がやってきた。部屋も暑いけれど、逆にガンガンと聴きたい。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="LoudLouderNeilCowley.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/LoudLouderNeilCowley.jpg" width="150" height="136" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　<a href="http://www.neilcowleytrio.com/">The Neil Cowley Trio</a>の『Loud Louder Stop』(<a href="http://www.cakemusic.co.uk">Cake</a>)である。イギリスのピアノ・トリオで、全曲、リーダー、Cowleyのオリジナルで、普通なら、ちょっと恐くて手に取りそうもない作品。でも、ふと試聴したら、楽しそう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　帰ってきて聴いたら、大正解。ふふふ、iPodでも何度も繰り返し聴いている。</p>

<p>　Neil Cowleyは、もともとのピアノを弾いていた。その後、ポップスに転向。イギリスのインディーズ・レーベル、Cakeから2008年にリリースされたのが本作品。<br />
　いわゆる「ピアノ・トリオ」だけれど、あまり聞き慣れたジャズらしさは感じられない。ロックを聴いているような気分にもなれる。まあ、心地よければそれでいい。夏なんだから、ビールを片手に聴きたい。</p>

<p>　メンバーは、Neil Cowley(p)のほか、Richard Sadler(b)、Evan Jenkins(ds)。収録曲は以下の通り。タイトルに続く（）内は、各タイトルに添えられている形容句（？）。</p>

<p>１、His Nibs (An old dog whose bark thankfully outweight his bite)<br />
２、Dinosaur Die (We are the new ice age)<br />
３、Scaredy Cat (Thats me)<br />
４、Ginger Sheep (The individual who feels compelled to follow)<br />
５、Clumsy Couple (We dropped her)<br />
６、Captain Backfire (The bad joke man in my life)<br />
７、Well (A deep source)<br />
８、We Are Here To Make Plastic (Maybe thats it)<br />
９、Synaesthesia Traffic (Smell triggers taste triggers sight triggers sound)<br />
10、Street Paved With Half Baguettes PT2 (It signifies a crossing of the class divide)</p>

<p><br />
　１の初っぱなから引き込まれる。ピアノがドラムスがベースが、叩いて、響いて、ウェルカム・ドリンクのよう。身体が自然にうねる。ストンと終わる。２では、ピアノが高音を響かせながら、静かに流れる。まあ、ジャズではないのかもしれないといった、ふつふつよ沸き起こるほのかな懸念をよそに、耳は引き込まれていく。少しずつ盛り上がっていくのだ。メロディがいいのだろう。余韻を残しながら終わる。１とあわせ、終わり方が好き。</p>

<p>　雰囲気を変えた３で、ちょっと内面に迫ってくるような、引っかかるようなフレーズがいい。力強く、静かな感じから、ぐいぐいと迫ってくる「構成」も魅力的。４はまた、コミカルな1曲。「モスラ、モスラ、ゴジラの友達...」というふざけたフレーズが頭に浮かぶ。元気が出るピアノで、ニコニコ聴けるので電車内で聴くには注意が必要だ。しかし、これも「ジャズ」かどうかは、よく分からないが、終わり方がまた素敵。</p>

<p>　どの曲もタイトルが考えさせられる。タイトルの後に続く、文章も不思議だ。５は、不器用なカップル？だそうだ。ピアノが一生懸命音を投げ掛けても、受け止めないリズム・セクションというわけでもないし、ある段階に達した二人は外から分からない。６では、くっきりと刻まれるピアノのメロディ、緩急が「backfire期待外れ?」だろうか。繰り返されるフレーズが身体を揺する。</p>

<p>　クールダウンの７。ゆっくりピアノの高音がたゆたう。おおらかな気分で、すこし感情を鎮めて、内面を見つめるのだろう。一転して、８は元気にスタート。メロディ、フレーズがどれも印象的で、頭の中に滑り込んでくる。もちろん、これは「ジャズ」ではない、という人もいるだろうけど。ゲキゲキに身体を揺すって、首を振ってしまう。3者が、ずんずんと盛り上がっていく様子が目の前に浮かぶようだ。</p>

<p>　９は共感サウンド。優しい気持ちになれるだろうか。涼しく響くピアノに耳を傾ける。ビールよりブランデーだ。ジンでもなさそうだ。ベースのアルコがいい。最後の10、バゲットを敷き詰めた道？　フランスパンなら食べたいぞ、はともかく、階級が交錯するストリート？　それはそれでフランス革命繋がりか。確かに、ドビュッシーような気もしてきた（まさか！）。ちゃんと、激しく大きな音に成長するのである。<br />
　<br />
　どの曲も終わり方が、プチンと切れ味良く、余韻も何もなく、よい。出だしも、イヤー・キャッチとして重要だと思うけれど、終わり方も大事。</p>]]>
    </content>
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    <title>畳の上で水泳を練習する＝音楽本21連発（中）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kenyama.net/2008/06/21b.html" />
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    <published>2008-06-01T22:05:46Z</published>
    <updated>2008-06-01T21:58:43Z</updated>

    <summary>　音楽を言葉で表現するのは、とっても難しい。言葉を使わないという意味では美術も同...</summary>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　音楽を言葉で表現するのは、とっても難しい。言葉を使わないという意味では美術も同じ。でも眼で見ることのできない「音」は、言葉にしていいのか、さえも分からない。<br />
　ただ、音楽について書いてある本を読み、その音楽を聴きたくなったとすれば、その本は最低限の使命を果たしたと思う。そして、さらにその人の音楽をもって聴きたくなったりすれば、万々歳だ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>８、吉田秀和『私の好きな曲』（<a href="http://www.chikumashobo.co.jp/">ちくま文庫</a>）<br />
　ちくま文庫が大好きである。ほぼ毎月新刊を買っている。一度に3冊も4冊も買ってしまい、支払いが1万円近くなることも時折。<br />
　吉田秀和さんは、1913年生まれの音楽評論家の大御所。何といっても中原中也にフランス語を習い、小林秀雄や大岡昇平ら交友があったのだから、歴史上の人物といっていいほど。何十冊にも及ぶ個人全集が出版されている音楽評論家が他にいるだろうか。<br />
　そして嬉しいことにちくま文庫が「吉田秀和コレクション」と称して、アンソロジーを組んでくれている。<br />
　この『好きな曲』につづいて、『世界の指揮者』、『世界のピアニスト』が出ている。まだまだ続いて欲しい。<br />
　内容だけでなく、表現やたとえ、断言や逡巡、どれも滋味が溢れている。そして、その作品を聞きたくなるのだ。<br />
　さて、本書はベートーヴェン『弦楽四重奏曲嬰ハ短調』作品131からベルク『ヴァイオリン協奏曲』（ある天使の思い出に）まで26曲を、どうして好きか、なぜ好きか、他のと比べてどうなのか、楽譜も交えながら解説する。ついついHMV渋谷店の同じフロアになったクラシック・コーナーで何枚もCDを買ってしまう。<br />
　もちろん、これまで聴いた楽曲、演奏の経験から生まれてくるその言葉は、「聴きたくなる」といったレベルを超えていて、それだけでも楽しめる「作品」だ。</p>

<p>９、ロラン・マニュエル、吉田秀和・訳『音楽のたのしみI　音楽とは何だろうか』（<a href="http://www.hakusuisha.co.jp/">白水社uブックス</a>）</p>

<p>　全4巻のシリーズの最初。フランスの作曲家、ロラン・マニュエルさんに若いピアニスト、ナディア・タグリーニさんの対話で、テーマに沿ったゲストが登場する。もともとはラジオ番組で、1947年に出版された古典である。<br />
　「耳に快いような仕方で音を組み合わせる芸術（技術）」、「音楽は音と時間の戯れ」といった音楽の定義から始まり、楽器、リズムや調整などの要素、ソナタやフーガといった形式など、「入門編」といった項目がずらりと並ぶ。<br />
　半世紀前の著作とは思えないくらい普通に読める。吉田秀和さんの翻訳の力であろう。それに何といっても「クラシック」音楽なのだから。</p>

<p>10、伊福部昭『音楽入門』（<a href="http://www.zen-on.co.jp/">全音楽譜出版</a>）</p>

<p>　９と同じく古い本といえば、これ。原著は1951年刊という。これは復刊。<br />
　伊福部昭さんは、1914年、北海道・釧路生まれの作曲家。怪獣「ゴジラ」のテーマ音楽で知られるが、日本的なテーマや楽器を使った管弦楽曲や舞台音楽が有名。西洋一辺倒のクラシックの世界に民族的な要素を取り入れることに力を注いだ。東京音楽大学の学長もつとめた。2006年没。<br />
　「音楽のように直覚的な、また、ある意味では極めて原始的でさえある感覚を基礎とする芸術の美しさ」を感じるための教育の重要さを訴える。<br />
　そして、自分は反省させられるのだ。「この頃は自動車の中で音楽を鑑賞する流行さえ現われ始めていますが、これは。もはや、音楽を音楽として受け取ることのできない明瞭な証拠」と。変に意味を読み込んでしまい、純粋な鑑賞から遠ざかっている、とも。<br />
　はい、本なぞ読んでいないで、ちゃんと音楽を聴きます。というわけで、またCDショップに走るのである。</p>

<p>11、小沼純一・編『武満徹対談選　仕事の夢　夢の仕事』（<a href="http://www.chikumashobo.co.jp/">ちくま学芸文庫</a>）</p>

<p>　また筑摩書房。ただ、これを読んで作曲家、武満徹（1930-1996)の作品を聴きたくはならない。ただし、武満さんの人柄や語り口は「耳に快い」。<br />
　対談相手はすごい。黒柳徹子、杉浦康平はともかく、ジョン・ケージ、ヤニス・クセナキス、キース・ジャレット、ジョージ・ラッセルである。秋吉敏子、寺山修司、谷川俊太郎、今流行の大竹伸朗も。黛俊郎と岩城宏之との鼎談も収録されている。<br />
　戦後文化の一番楽しかったであろう時代の記録で、羨ましい限り。そんな同時代を生きていたかったものだ。でも、武満の音楽は苦手である。いつか好きになれるであろうか。</p>

<p>12、小澤征爾・武満徹『音楽』（<a href="http://www.shinchosha.co.jp/">新潮文庫</a>）</p>

<p>　武満徹さんの対談相手は、世界のOZAWAである。最近も椎間板ヘルニアで舞台をキャンセルしたことがニュースにもなった。原著は1981年。<br />
　文中、武満さんの「音楽家という職業は、世の中にそんなに必要でない、いや、なくても生きていける仕事をして生きていく人なんだからね。だけど、われわれ音楽家にとっては音楽がなきゃ生きていかれない、仕事を選んだからね（笑）」という発言が印象的だ。<br />
　この「音楽家」に、かなりの職業は当てはめることができる。こわい、こわい。<br />
　しかし、文化や音楽に対する政府や世間の無理解や理不尽は1970年代から何も変わっていないよう。小澤さんの、「べらんめぃ」のような口調も素敵である。</p>

<p>13、高橋悠治『高橋悠治　コレクション1970年代』（<a href="http://www.heibonsha.co.jp/">平凡社ライブラリー</a>）</p>

<p>　高橋悠治さんは、1938年東京生まれの、作曲家、ピアニスト。『ことばをもって音をたちきれ』、『たたかう音楽』などの著書でも知られる。水牛楽団を主宰し、演奏活動を続けている。<br />
　さて、厳しいのである。「音楽は多くのジャンルに分断され、実用性と認識の進化とたのしみをかねそなえるべき音楽は、教養と娯楽の両立しない二つの分野にわかれ、音楽技術は特殊化して専門家の私有物となり、聴衆は批判的役割をうばわれ、音楽企業に組織され動員される孤立した消費者に過ぎない」と、身もふたもない。ごめんなさい。<br />
　現代の我々だけではない。「だれよりもヨーロッパ音楽の貧困化に手をかしたにせ音楽家（「モーツァルトはにせ者だ」--クセナキス）のシニカルな笑い声がきこえるようだ。人間中心主義の劇場はモーツァルトをこえることは決してできない」。すごい。<br />
　「音楽家は貴族や協会の職人であることをやめ、独立して音楽という商品をうりあるくことになった。商品としての音楽で問題にされるのは、人間的関係をはなれた、物質としてのひびきの構造である」。<br />
　さて、6月19日には都内でコンサートがある。演奏を生で聴いたことはなく、切符を買って、物質としてのその響きを楽しみにしている。</p>

<p>14、鈴木淳史『愛と妄想のクラシック』（<a href="http://www.yosensha.co.jp/">洋泉社新書y</a>）</p>

<p>　一般的な評論とは違うけれど、寝転がって、読むにはぴったりな本。鈴木淳史さんは1970年山形生まれの評論家（？）。「私批評」を標榜している。<br />
　これを読んでその音楽を聴きたくなるという点からは、はるかに遠い。一歩間違えると聴きたくなくなりそう。鈴木さんには、さらに踏み込んで「私小説」にちょんさと取り組んで欲しいもの。</p>

<p>15、平林直哉『クラシック100バカ』（<a href="http://www.seikyusha.co.jp/">青弓社</a>）</p>

<p>　どれも笑えるというか、自分の足下をすくわれそう、というか痛快な1冊。100種類のバカを紹介している。クラシックにまつわる偏見、観客、評論家などなど。100というのがいい。娯楽であり、楽しいはずのクラシック音楽をつまらなくしている「バカ」というわけだ。<br />
　平林直哉さんは1958年、鳥取県生まれの音楽評論家。<br />
　ちなみに、ほとんどの「バカ」は、同じようにジャズ、文学、美術などなど何にでも応用できそうだ。こわい、こわい。</p>]]>
    </content>
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    <title>タイガー大越さんのスタンダードを楽しむ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.kenyama.net/2008/06/post-221.html" />
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    <published>2008-06-01T05:31:39Z</published>
    <updated>2008-06-01T05:34:36Z</updated>

    <summary>　ジャズの花形楽器、トランペットで、スタンダードを楽しむアルバム。初夏の夜、こじ...</summary>
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        <category term="山中千尋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　ジャズの花形楽器、トランペットで、スタンダードを楽しむアルバム。初夏の夜、こじんまりとしたジャズ・クラブで聴きたい。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="TigerYamanaka.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/TigerYamanaka.jpg" width="152" height="151" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　タイガー大越さんの『Tiger Okoshi Plays Standards』(<a href="http://www.geneon-ent.co.jp/">Geneon</a>)。「A60 JAZZ」というシリーズ3作同時発売の一環。日本人のトランペッターの作品を買うのも珍しく、これを手に取ったのは当然、山中千尋さんがゲストで演奏しているからだ。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　タイガー大越さんは、1950年、兵庫県芦屋市生まれのトランペット奏者。ボストンのバークリー音楽院の教授で、たばこ「CABIN」のコマーシャルで有名。</p>

<p>　稲岡邦弥さんの「Producer's Note」によると「A60 JAZZ」とは、60歳前後、60歳以上、本物指向の60代といった幾つもの意味を重ね合わせているという。団塊世代の「聴きたい」ジャズということ。その狙いが、うまくいっているかどうかは、分からない。<br />
　でも、とても素直にスタンダードを楽しめる。</p>

<p>　ちなみに同時発売の残る2作は峰厚介さんと向井滋春さんの『Plays Standards』だ。<br />
　「スタイリング：菊池武夫」となっているが、コメディアンのようなズボンとゴム草履、俳優（誰か名前が出てこない）に似ているタイガーさんのおどけた写真を見る限り、あまりピンとこない。</p>

<p>　定年を迎えた団塊世代をターゲットにした企画ものや再発売モノでも何でも、楽しい作品が手に入るようになるのは、嬉しい。新書ブームで、百花繚乱、誰が買うのか！　と言いたくなるなど様々なジャンルや書き手があることを知ったように。</p>

<p>　メンバーは、竹下清志(p)、鈴木良雄(b)、Tommy Campbell(ds)。<br />
　ゲストとして、日野皓正（tp）が5と10。山中千尋(p)が３、７、８。道下和彦(g)が２、４、６、７、９にそれぞれ参加している。<br />
　収録曲は以下の通り。</p>

<p>１、Smoke Gets In Your Eyes<br />
２、Tenderly<br />
３、'Round Midnight<br />
４、Memories Of You<br />
５、Days Of Wine And Roses<br />
６、Home<br />
７、Charles Newcomb Square<br />
８、Summertime<br />
９、Gentle Rain<br />
10、I Remember Cliford</p>

<p><br />
　まず最初の１では、トランペットのソロが、ゆったりと歌って始まる。夜のクラブで聴くような心地。ピアノも優しく耳を包む。２でも、ギターの音が印象的な出だしから、トランペットが入る。これもまたこじんまりとしたジャズ・クラブで聴いているようだ。シンプルなピアノの音がいい。飲みたくなってきた。<br />
　山中さんの登場する３。待ってましたとばかりに、印象的なピアノの投擲で始まる。耳から離れないフレーズを繰り返し力強く刻む山中さん。ピアノ・ソロは、大好きな山中節。都会的である。そこかしこで、山中さんの演奏を楽しんで終わる。更に飲みたくなってきた。</p>

<p>　４がベースとギターの音が気持ちよい。トランペットも音がとても自然に聞こえてくる。きっといいオーディオ・セットで聴くともっと素敵であろう。酔った耳にはさぞ良く.....。５は、世界の「ヒノテル」が加わって、トランペット2管による小気味よいアンサンブル。二人を聴き比べられて楽しい。６は、タイガーさんのオリジナル。懐かしい感じのするメロディー。ある意味日本的。おじさんの「琴線」に触れるのだろう。ピアノも印象的。<br />
　そして７。これもタイガーさんのオリジナル。もちろん、ピアノに聞き耳を立てる。スイング感というのだろうか、両手からたたき出される音色とフレーズにニコニコである。さらにピアノ・ソロではご機嫌な山中節が満載。あれ、あっ、これ、おっ、とニヤニヤしながら聴いているのだ。ソロが終われば、大拍手。続く８は、低くて恐い出だしから、お馴染のメロディーがトランペットから出る。ピアノがトランペットをもり立てる。ソロも素敵。ちょっとカクカクしたかと思えば流れて、耳について、ニヤリとさせられる。いいなあ。</p>

<p>　９はボサノバである、ラテンだ。このままギター、ベース、ドラムスのトリオでもいいなあ、と思うとトランペットが「そうは問屋が卸しませんえん」と入ってくる。夏の気だるい夕方と思うのは、あまりに条件反射的である。しかし、ギターの音が似あうのだ。<br />
　最後の10。トランペットと言えば、Cliford Brown。で、「クリフォードの思いで」である。夭折した後に作曲されただけに、アルバムの最後には相応しい（？）。ここでも、二人のトランペットが重なり合って、楽しめる。そして、素晴らしい終わり方。</p>

<p>　今日から6月、クール・ビズ。上着とネクタイ不要が嬉しい。</p>]]>
    </content>
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    <title>畳の上で水泳を練習する＝音楽本21連発（上）</title>
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    <id>tag:www.kenyama.net,2008://1.395</id>

    <published>2008-05-25T21:42:47Z</published>
    <updated>2008-05-25T21:55:32Z</updated>

    <summary>　「音楽と切り離せない」人生を送っている小泉純一郎さんによると、一般の人は「聴い...</summary>
    <author>
        <name>kenyama</name>
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        <category term="読書" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　「音楽と切り離せない」人生を送っている小泉純一郎さんによると、一般の人は「聴いてよければそれでいいと思っているはずだ」そうなので、かくゆうこの本は何故存在するのかといった初歩的な疑問はさておく。<br />
　芸術、それも音楽や美術といった視聴覚についての「本」は、畳の上で水泳の練習をするような一抹の有用性と大半の無駄が混在している。でも、ほろ酔い（ぐでんぐでんでも）で読む音楽の本が好き。慣れているからか？<br />
　読み終わって積み重なる本から音楽関連を並べてみた。とりあえず21冊。長いので3回にわけて第1回。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　ちなみに、今途中の菊地 成孔『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』（<a href="http://www.esquire.co.jp/">エクスアイア マガジン ジャパン</a>）は、大冊で手が痛い。面白いので、いずれ。</p>

<p>１、小泉純一郎『音楽遍歴』（<a href="http://www.nikkeibook.com/">日経プレミアシシリーズ</a>）</p>

<p>　とても字が大きく、文章中に「編注」が入るので分かりやすく、読んでいてリズムが切れても、ちゃんとワンフレーズ政治家に相応しい連続性を維持し、遍歴になっていない構成が魅力。さらに「真実のうそ」、「何回か聴くうちに全部好きになった」など、思わず使いたくなるフレーズの宝庫である。<br />
　小泉さんの場合、好き＝慣れのようだ。明快！</p>

<p>２、小泉文夫『音楽の根源にあるもの』（<a href="http://www.heibonsha.co.jp/">平凡社ライブラリー</a>）</p>

<p>　筆者の姓は、同じ小泉だか、こちらはちゃんとした民族音楽の第一人者による研究書。<br />
　音楽が個性的で、芸術的なものだという発想はロマン主義をへた「音楽のなれのはて」。日本でも仏教の流入とともに、喜怒哀楽を表現するようになった。もっと「生活と密着した」「本来の健全な音楽」を訴える。<br />
　今は、音楽の不幸の時代なのだろう。</p>

<p>３、田口宏睦『JASRACに告ぐ』（<a href="http://www.shinyusha.co.jp/">晋遊舎ブラック新書</a>）</p>

<p>　都内のピアノバーの老店主が逮捕された事件や、新潟のジャズ喫茶への激しい取り立てなどを軸に音楽著作権の大手管理団体、日本音楽著作権協会（略称、JASRAC）の横暴を暴いている。もうちょっと丁寧に両者、関係者の議論を辿って欲しかった。<br />
　しかし、産業として中途半端にに大きくなりすぎた「音楽業界」で、確かに音楽そのものにとっては「不幸」な状態だ。</p>

<p>４、持田騎一郎『儲かる音楽　損する音楽　人気ラーメン屋のBGMは何でジャズ？』（<a href="http://www.sonymagazines.jp/">ソニー・マガジンズ新書</a>）</p>

<p>　BGMがレストランの客に購買行動に与える影響や、音楽イベントとのコラボレーションなどを、日本のヒット音楽の歴史を重ね合わせて解説する「BGMコンサルタント」のビジネス書。<br />
　中身より、タイトルが一番素敵な本で、音楽は更に不幸である。</p>

<p>５、毛利嘉孝『ポピュラー音楽と資本主義』（<a href="http://www.serica.co.jp/">せりか書房</a>）</p>

<p>　そもそも高度に発達した資本主義の中で、音楽は「幸福」どころではないわけで、「ポピュラー音楽と資本主義」というそのままのタイトルをもった本。<br />
　アドルノの大衆消費文化批判を意識しながら、ブラックミュージックが「商業化」せざるを得なかった背景や、ポップスの様々な有り様が紹介される。最後に指摘されているこれからの変化を予測した部分に頷かされる。</p>

<p>以下箇条書き。<br />
　・音楽の断片化と散逸化<br />
　・マスメディアの相対的な地位低下<br />
　・アクセサリー化と消費サイクルの加速化<br />
　・アーカイブ化と消費の長期化<br />
　・音楽批評の相対的地位の低下<br />
　・音楽ソフトの相対的コスト低減<br />
　・パートタイム・ミュージシャンの増加<br />
　・ライブ、コンサートの活発化<br />
だそうだ。</p>

<p>６、東谷護・編著『ポピュラー音楽へのまなざし　売る・読む・楽しむ』（<a href="http://www.keisoshobo.co.jp/">勁草書房</a>）</p>

<p>　芸術性と市場性は、使用価値と交換価値の対照を参考にして考察することができる。一般の商品と同様に、両者は関係がありそうで、無かったり、有ったりするのである。<br />
　本書は、消費社会、企業活動、グローバル化、音楽学、アメリカ、カル・スタ、サブ・カルなど様々な分野、領域の専門家13人による論文集だ。<br />
　ポピュラー音楽をめぐる論点を一望するに便利。</p>

<p>７、大谷能生『貧しい音楽』（<a href="http://getsuyosha.jp/">月曜社</a>）</p>

<p>　批評家、音楽家の大谷能生さん（1972年生まれ）の論文やインタビュー記事をまとめた本で、グレー（銀）の装丁と文字の色が、かっこよい。<br />
　「大量に生産され、大量に消費されてゆく工業生産物だと分かっているのにもかかわらず、レコードという物質はほとんどイメージの体験そのものとして、僕たちの目の前で回転している。これほどはっきりと物質的であると同時に精神的な出来事は、おそらく他には（ボリス・ヴィアンが指摘していたとおり）可愛い女の子との恋愛以外にないだろう」。<br />
　確かに本は回転しないし、iPodの稼働部は見えない。<br />
　ポピュラー音楽を通り抜けた「前衛」と「真実のうそ」は意外に近い関係なのかもしれない。まさか！</p>]]>
    </content>
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    <title>お上りさんは、スカイデッキで海抜270メートル</title>
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    <id>tag:www.kenyama.net,2008://1.394</id>

    <published>2008-05-25T02:35:58Z</published>
    <updated>2008-05-25T02:39:24Z</updated>

    <summary>　先日、東京シティビューに行った。お馬鹿なので、高いところに昇りたいのである。 ...</summary>
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        <category term="その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kenyama.net/">
        <![CDATA[<p>　先日、東京シティビューに行った。お馬鹿なので、高いところに昇りたいのである。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="SkyDeck2.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/SkyDeck2.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　4月26日から一般公開が始まった「<a href="http://www.roppongihills.com/tcv/jp/">スカイデッキ</a>」がお目当て。六本木ヒルズ森タワーの最上階のオープン・エアが心地よい。要はヘリポートを開放したようなもの。</p>]]>
        <![CDATA[<p>　専用のエレベータは、まさに「非常用」。通路も業務用な雰囲気丸出し。なんだか不思議な場所から上がる。手荷物はショルダーバッグだけで、手に持つ荷物はロッカーに預ける。料金は東京シティビューの入館料（一般1500円など）に含まれている。<br />
　さて、ビルの最上階といっても、柵ごしに真下が見えるわけではないものの、解放感があって清々しい。夏はシートを敷いて、ビールを飲みたい。が、喫煙、飲食は禁止です。<br />
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="SkyDeck.jpg" src="http://www.kenyama.net/blog/images/SkyDeck.jpg" width="200" height="150" class="mt-image-none" style="" /></span><br />
　緊急用ヘリコプターが接近した時に、しゃがむ人工芝のスペースもあって、緊張感もある。<br />
　何度も行きたいとは思わないけれど、話のタネにいかが？</p>

<p>　ついでに立ち寄った森美術館で開催中の「<a href="http://www.roppongihills.com/jp/events/mam_turner.html">英国美術の現在史：ターナー賞の歩み展</a>」も、さっと見る。<br />
　ホルマリン漬けの輪切りの牛親子、デミアン・ハーストの「母と子、分断されて」（1993年）が話題で、確かに少々気味が悪い。<br />
　ギャラリーでは、「透明なスピード〜BMWアート・カー展」が開催中。有名作家に落書きされたBMWの高級車が素敵。</p>]]>
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