2008年11月19日

High Five Quintetをブルーノート東京で

 これだったらFreddie Hubbard(tp)のいたJazz Messengersを聴いた方がいいとか、言いたい気持ちは分かるけれど、21世紀初頭の東京・青山で彼らの「ライブ」を聴くことはできない。
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 それに実際に聴いていれば、そんなことはどうでも良くなる。音を思い切り浴びるのだ。イタリアの5人組ハードバップ、Fabrizio Bosso(tp)率いるHigh Five Quintetのライブを、20周年を迎えたブルーノート東京で、18日聴いてきた。

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2008年6月 8日

ジャズでも何でもいいけれど、ガンガンと楽しむ

 梅雨入りし、湿度の高い不快な季節がやってきた。部屋も暑いけれど、逆にガンガンと聴きたい。
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 The Neil Cowley Trioの『Loud Louder Stop』(Cake)である。イギリスのピアノ・トリオで、全曲、リーダー、Cowleyのオリジナルで、普通なら、ちょっと恐くて手に取りそうもない作品。でも、ふと試聴したら、楽しそう。

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2008年6月 1日

タイガー大越さんのスタンダードを楽しむ

 ジャズの花形楽器、トランペットで、スタンダードを楽しむアルバム。初夏の夜、こじんまりとしたジャズ・クラブで聴きたい。
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 タイガー大越さんの『Tiger Okoshi Plays Standards』(Geneon)。「A60 JAZZ」というシリーズ3作同時発売の一環。日本人のトランペッターの作品を買うのも珍しく、これを手に取ったのは当然、山中千尋さんがゲストで演奏しているからだ。

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2007年12月31日

2007年の10枚。やっぱり多いピアノ・トリオ

 やっと年内の仕事が終わって大晦日。東京はこの数日と違っていい天気。何だか雨が急に降ったり、不安定な年末だったのだ。
 今年はアルバムを聴く時間があまりなく、CDも溜まる一方。で、机の上の山から印象に残った10枚を選んでみた。
 いつものように今年僕が初めて聴いただけで、「新譜」とは限らない。昨年の7枚に続いて、今年もピアノ・トリオが6枚と多い。

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2007年8月 9日

やっぱり素敵なHarold Mabernのピアノと歌

 こんなに嬉しいことがあろうか。眼の前に5人。うち4人はリーダー作であれ、サイドマンであれ、新譜が出れば買う人たちだ。中古で見かけても、もちろん買う。
 8月5日(日)の夕方、東京TUCで、Eric AlexandertとGrant Stewartらのクインテットを楽しんだ。

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2007年7月16日

イタリアの2管クインテット、ほんわかサウンド

 暑くなってきた。ビールも旨い。そんな時には、心地良いトランペットやテナー・サックスの音でスタミナ(死語?)をつけよう。
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 本作Bosso Meets Basso Quintetの『's Wonderful』(Philology)はイタリアのトランペットとテナーサックスとの共演で、どことなく「ほんわか」とした心地になれる。Fabrizio Bossoは、近年大人気の若手トランペッターだ。

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2007年7月14日

チェコのピアニストの心地よい情緒

 初めて聴いたチェコのピアニスト、Karel Ruzicka(カレル・ルジッカ)の『Pierrot』(Arta)が、気に入った。結構格好よいのだ。チェコは行ってみたい国のひとつ。東欧の少し湿った情緒が漂う。
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 トリオによる演奏だけでなく、最後の2曲はソロ。30分を越える「メドレー」は圧巻。曲の配列も緩急くっきりして聴きやすい。

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2007年5月13日

昔のままで抜群サウンド、Horace Silver

 昨日に引き続き、ご機嫌サウンドで週末を過ごす。Horace Silver Quintetの『Jazz Has A Sense Of Humor』(GRP Records)である。
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 大ベテランが若手を引き連れ、好々爺といった感じで演奏を繰り広げる。良き時代のジャズをちゃんと披露してくれる。

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2007年5月12日

良い季節、ご機嫌ハード・バップで心地よく

 連休も終わって、緑がまぶしい良い季節。そんな時はこれ。心地よき快楽にひたる。
 これぞ「ジャズ」。
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 すがすがしいまでに単刀直入なThe Nairobi Trio『Straight Ahead』(Live To 2 Track)だ。文字通りのタイトルである、トリオといっても、トランペットとテナーの入った2管クインテット。赤味がかったジャケットとくすんだ写真で、「アフリ感」を醸し出す(?)。

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2007年4月30日

ポーランドのジャズで、ドラマを見る

 ホームでiPodをいじっていた。「?、どんなのだっけ?」とボタンを押したのが、Herdzin Bogdanowicz Biskupski 『Seriale Seriale』(Confiteor)。ポーランドのピアノ・トリオで、ストリングス入り。
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 確か、新宿のディスク・ユニオンで、ちょっと前に買ったのだと思うけれど、あまり印象に残っていなかった。が、聴いてびっくり。映画を見ているかのような「音世界」が繰り広げられ、ドラマの場面が眼前に浮かんでくるのである。

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2007年3月21日

Bob Rockwell『The Joker』のテナーでバーボンを

 レコードが文字通り「記録」であるならば、昨年、堪能したBob Rockwellの来日の、まさに「記録」である。デンマーク・コペンハーゲンに本拠を構えるテナー奏者、Bob Rockwellの『The Joker』(Marshmallow Records)だ。
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 9ヶ月たって、その音を聞くと、一気に横浜の夜の湿気を思い出す。眼の前でライブ(生)で聴いた人と音がここに帰ってくる。
 どんなに過去の名盤が名盤でも、眼の前には帰ってこない、決して。

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2007年3月17日

コットンクラブでEric Alexanderを聴く

 テナー奏者、Eric Alexander(エリック・アレクサンダー)が、カルテットで出演した東京・丸の内「コットンクラブ(Cotton Club)」の最終日14日、セカンド・セットを聴いてきた。
 生真面目で、神経質そうな表情を崩さないEricの激しく、適度な太さのテナー音を身体で直接味わっただけでなく、ピアノのDavid Hazeltinの力のこもった演奏が嬉しかったのである。

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2007年3月 5日

店頭で睨まれ、手に取ったイタリア人女性ピアニスト

 4分割された顔写真のジャケットがこちらを睨む。怖い。「買いな!」と低い声で脅されたような気分でレジへ。よく見ると、ピアノ・トリオのようだ。Simona Premazzi『Looking For An Exit』(PRE)だ。
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 で、早速聴いてみる。いい。ガンガン、攻めてくる。カッコいいのである。

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2007年2月17日

ベルギーのピアノ・トリオで快楽

 快楽。暖冬とはいえ、やはり寒い。さらに花粉で眼がかゆい。そんな時は、快楽が欲しいもの。肉欲ではない、快楽である。
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 Eric Legnini Trioの『Big Boogaloo』(Label Bleu/ビデオアーツ・ミュージック)を聴きまくっている。「顔はにこにこ、心わくわく、足はどすどす」という寺島靖国氏のコピー通り。暖まるのだ。

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2007年1月27日

19歳のジャズ・ピアニスト、松本茜さんを聴いてきた

 山中千尋さんのライブで何度も足を運んだ東京TUCの26日21時半過ぎ。
 「気をつけてお帰りください」。
 ピアニスト、松本茜さんの、照れているのだろうか、甘えたような声でステージが終わる。鳥取県米子市出身の19歳、日大芸術学部に在学中。スタンダードを中心に、上品で優しい演奏を聴かせてくれた。オリジナルも聴きやすく、これからが楽しみ。

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